シェアハウスとは?15のメリット・7のデメリットをわかりやすく解説

SHARE HOUSE GUIDE

シェアハウスとは?

シェアハウスとは、複数人が同じ住居で暮らし、リビング・キッチン・お風呂などを共有する賃貸住宅です。

寝室
一人ひとりの個室が基本
共有する場所
リビング・キッチン・水回りなど
物件による違い
ドミトリーや個室水回り付きもある

恋愛リアリティーショー番組「テラスハウス」で有名になった「シェアハウス」。知らない人と一つ屋根の下で生活する、共同生活の住まいです。

ただ、一口にシェアハウスと言っても、家賃を抑えたい人向け、交流を楽しみたい人向け、同じ趣味や仕事の仲間と暮らす人向けなど、選択肢はさまざま。10人ほどの家と100人を超える物件でも、暮らしの雰囲気は変わります。

大規模物件から小規模物件まで住んだことのある筆者が、住まいの種類と、人数によって変わるメリット・デメリットをご案内します。「自分にはどんな家が合うのか」を考えながら読んでみてください。

シェアハウスで暮らすイメージ

この記事でわかること

種類と規模を分けて整理

01 / BASIC シェアハウスの基本と6つの種類

仕組み、タイプの違い、ルームシェアなどとの違いを整理します。

02 / MERIT 15のメリット

一般的な5つ+大規模6つ+小規模4つ。何が自分に合うか見比べます。

03 / DEMERIT 7のデメリット

大規模4つ+小規模3つ。音・汚れ・人間関係・水回りなどを解説します。

04 / CHOICE 失敗しにくい選び方

費用・交流・一人の時間・個室設備・管理ルールの順に確認します。

写真と家賃を見ながら、自分に合うシェアハウスを探す

住む街が決まっている方はエリア検索へ。まだイメージがない方は、物件一覧で個室や共用部の写真を見てみると、暮らし方の違いがつかめます。

シェアハウスの基本をもう少し具体的にすると、一般的には次のような住まいとして説明されます。

シェアハウスの一般的な説明

一つの住居に複数人が共同で暮らす賃貸物件を指す和製英語。一般的にはキッチンやリビング、バスルームなどを共同で使用し、プライバシー空間として個室を利用する。大抵のシェアハウスは、以前は寮やマンション、一般の民家等であった建物を転用して運営されている。入居者は基本的にそれぞれのプライベートな居室で生活し、リビング、キッチン、トイレ、風呂、洗濯機などといった設備だけを共用する。

よくある一軒家タイプのシェアハウスの間取りは、以下のようなイメージです。

個室とリビング・キッチン・水回りの共有範囲がわかるシェアハウスの間取り

シェアハウスにはどんな種類が?

シェアハウスの共用空間の例1 シェアハウスの共用空間の例2

シェアハウスは、一軒家の水回りやリビングなどを複数人でシェアして生活する賃貸物件です。ラフに言うと、昔ながらの下宿を現代版にした感じです。

戸建てタイプ・区分マンション型タイプ・ペントハウスを改装したタイプ、また新築物件やリノベーション物件など、多様なバリエーションがあります。

敷金・礼金・保証人などが不要な物件や、家具・家電が付いた物件もあり、初期費用を抑えたい人にも選びやすい住まいです。必要な書類や費用は、運営会社によって異なります。

交流を楽しめる物件もあれば、個人の生活を重視する物件もあります。ここでは、暮らし方の特徴から6つに分けて紹介します。

種類特徴こんな人に
ソーシャル型交流しやすい共用部や設備が充実人との出会いや、家で過ごす時間を楽しみたい
コスパ型家賃・立地・個室・管理のバランスを重視安さだけでなく住みやすさも欲しい
目的別型仕事・趣味・ペットなどの共通点がある共通の話題を持つ仲間と暮らしたい
ゼロコミュニティ型交流より個人生活を重視人付き合いの負担を抑えたい
価格重視型(ドミトリー型)寝室も共有し、費用を抑えるプライバシーより予算を優先したい
シニア型シニアの暮らしを想定した住まい年齢や生活スタイルに合う環境を選びたい

①ソーシャル型

広い共用ラウンジのあるソーシャル型シェアハウス

ソーシャルレジデンス、ソーシャルマンション、ソーシャルベースなどと呼ばれることもあります。「ソーシャル」という名前の通り、住人同士の交流を楽しみやすいタイプです。

大型物件が多く、共用部が充実しているのが特徴。個室とラウンジが分かれている物件なら、誰かと過ごす時間と、自分の時間を切り替えやすくなります。

小ぶりな木造物件とは建物のつくりも違いますが、防音性やプライバシーは物件ごとに確認しましょう。「ソーシャル型」は暮らし方の分類で、個室に水回りがあることを意味するわけではありません。

広いラウンジや、いろいろな人との出会いが気になる

大型物件を比べるなら、人数だけでなくラウンジの広さや個室までの動線もチェック。交流したいときだけ共用部へ行けるかも見ておきましょう。

②コスパ型

家賃と設備のバランスを重視するコスパ型シェアハウス

バランスがよく、ほどよく賃料が抑えられているタイプです。単に家賃が安いだけでなく、毎日の暮らしに必要な条件が揃っているかを見ます。

  • 駅から近い
  • お部屋が広い
  • バスルームが大きい
  • 日当たりがいい
  • 水回りの数が十分
  • 管理・清掃の状態がよい

こうした条件を満たしながら、ワンルームより賃料を抑えられる物件が候補です。比較するときは家賃だけでなく、共益費や別払いの光熱費も含めて考えましょう。

家賃と駅からの近さ、両方を見て選びたい

まず予算内の物件を選び、その中で駅徒歩や個室の設備を比較すると探しやすくなります。

③目的別型

仕事や趣味など共通の目的を持つ人が集まるシェアハウス

起業家・エンジニア向け、農園付き、わんちゃん・ねこちゃんOKなど、趣味・職業・ライフスタイルに共通点のある人が集まるシェアハウスです。ほかにも、トライアスロン好きやサーファー向け、シングルマザー向けなどがあります。

最初から共通の話題があるのは魅力ですね。ただし、入居条件や活動への参加ルールは物件ごとに違います。コンセプトだけでなく、自分が無理なく続けられる暮らし方かを確認しましょう。

④ゼロコミュニティ型

交流より個人の生活を重視するシェアハウス

交流よりも「個人生活重視」のタイプです。共用部も少なめで、交流がほぼない物件もあります。廊下ですれ違っても挨拶すらしない、というケースもあるようです。

「シェアハウスには住みたいけれど、毎日みんなで集まるのは疲れる」という方の候補です。ただし、交流が少ないことと、防音性が高いことは別。生活音や共用設備の使い方は確認してください。

⑤価格重視型(ドミトリー型)

寝室を複数人で共有するドミトリー型シェアハウス

賃料を優先し、寝室そのものを複数人で共有するタイプです。1つの部屋に二段ベッドが3つも4つもある、といった形態があります。

安く住める一方で、着替え・就寝・荷物の保管など、個室とは勝手が違います。10人に対してシャワーブースが1つといった物件もあるため、人数に対する設備数を確認したいところです。

短期で費用を抑えたい人には候補になりますが、「家賃が安いから」と個室だと思い込まないよう、部屋タイプと最低契約期間も見ておきましょう。

⑥シニア型

目的別型に近いですが、シニア向けのシェアハウスです。有料老人ホームやサポート住宅とは違う形で、人の気配を感じながら暮らしたい方の選択肢です。

バリアフリー対応などの設備を備えた物件もありますが、設備や生活サポートの内容は一律ではありません。似たコンセプトとして、多世代共生型の物件もあります。

その他のシェア住居

シェアハウスに近い住まいでも、「ルームシェア」「ソーシャルアパートメント」など、別の名前で紹介されるものがあります。ここでは、契約・管理を誰が担うか、個室に何が付いているかという違いを見ていきます。

①ルームシェア

友人などと住まいを借りるルームシェア

住居形態としてはシェアハウスと似ています。ただし、シェアハウスでは専門の運営会社などが入居者募集やハウス内ルールの策定を主導するのが一般的です。

一方、ルームシェアは自分たちでルームメイトを探し、費用やルールを話し合います。同居人が退去した場合の家賃負担や、家具・家電を誰が持つかも決めておく必要があります。

比較することシェアハウスルームシェア
同居人募集運営会社などが行う自分たちで探す
空室の負担通常は運営側が負担退去した人の分を残る人が負担する場合がある
初期費用家具・家電付きなら抑えやすい賃貸契約に加え、家具・家電を自分たちで用意
人数のイメージ6~100人ほど。さらに大きな物件も2~6人ほどの少人数が中心
契約通常は入居者ごとに個別契約代表者契約など、契約形態による
一緒に住む人基本的に自分では選べない友人など、自分たちで選べる
ルール運営側が策定自分たちで話し合う
トラブルの相談管理会社などに相談自分たちで解決を図る

仲の良い友人同士、同じ志・趣味を持った人同士で住みたい人には、ルームシェアも合いそうです。契約前に、貸主がルームシェアを認めているかも確認してください。

②ソーシャルアパートメント

個室と充実したラウンジを備えるソーシャルアパートメント

ソーシャルアパートメントは、個室に加えて、入居者同士が集まれるラウンジなどを備えた交流型の賃貸住宅です。株式会社グローバルエージェンツが展開しています。

個室に水回りを備えたワンルーム型もありますが、水回りが共用の物件もあります。「ソーシャルアパートメントなら個室にお風呂・トイレが全部付いている」とは限らないので、部屋の設備を確認しましょう。

鉄骨・鉄筋コンクリート造などの建物や、ラグジュアリーなラウンジが魅力です。「自分の時間・空間をしっかり確保しながら、+αで交流も楽しみたい」「ワンルームだと少し窮屈、でも広い共用部も使いたい」という人に向いています。

多様な世代・属性・国籍の人との会話から、新しい発見や可能性に出会えるかもしれません。一方で、家賃や共益費は設備やプランによって変わるため、毎月の合計額で比較してください。

③シェアアパートメント

個室設備と共用範囲がさまざまなシェアアパートメント

住居形態としてはソーシャルアパートメントに近い物件ですが、広いラウンジがあっても、必ずしもラグジュアリーな空間とは限りません。鉄骨・鉄筋コンクリート造以外の物件もあります。

洗面などの水回りが付いた完全個室を確保しつつラウンジを共有するケースや、水回り設備をすべて共有するケースなど、共有範囲が多様です。物件によっては、英会話レッスン付きなどの楽しみもあります。

「ソーシャル型」と「ソーシャルシェアハウス」は分けて考える

この記事のソーシャル型は、交流を楽しむ暮らし方の分類です。一方、SHARE PARADEの「ソーシャルシェアハウス」は、大規模物件+個室水回り付きの物件カテゴリーです。水回りの種類は、個室ごとに確認してください。

広い共用部は欲しい。でも、水回りは自分専用にしたい

ラウンジの広さを重視する方はソーシャルシェアハウスへ。規模よりも専用の洗面・トイレ・シャワーを優先する方は、水回り付き個室から比較できます。

④かぼちゃ型

共用リビングを設けないタイプのシェア住居

業界に大きな課題を残した「かぼちゃの馬車」というシェアハウスが以前ありました。この物件の特徴として語られるのが、「リビングがない」ことです。

一般的なシェアハウスには、入居者が集まれるリビングやラウンジがありますが、それがなく、廊下の一角に簡易キッチンがあるだけという形態でした。これをシェアハウスと呼べるか議論がありましたが、当時の運営会社はシェアハウスとしていました。

交流や料理を楽しみたい方は、名称だけで決めず、間取りと共用部の写真も見ておきましょう。

シェアハウスの一般的な5つメリット

いざシェアハウスに住むとなると、他人と共同生活をするわけですから、不安もあると思います。まずは、規模に関係なく共通しやすい5つのメリットを押さえます。

この5つに、後で紹介する大規模の6つ・小規模の4つを合わせて、この記事では計15のメリットを紹介します。すべての物件で15項目が当てはまるわけではなく、自分に合う特徴を探すための整理です。

①初期費用が抑えられる

シェアハウスの初期費用を比較する

シェアハウスのメリットは、なんといっても初期費用を抑えやすいことです。一般賃貸と違い、仲介手数料や敷金・礼金がかからないケースがあります。家具・家電が最初から付いていることも、大きなポイントです。

ただし、契約手数料・保証料・デポジット・前払い家賃などが必要な場合もあります。「敷金・礼金0円」と「初期費用0円」は別なので、入居日に合わせた総額を確認しましょう。

②引越しが簡単

荷物を減らしてシェアハウスへ引っ越す

多くの物件には家具・家電が付いているため、極論スーツケース1つで入居できるケースもあります。荷物が多少あっても、引っ越し業者を使わず宅配便などで引越しを済ませられるのは、大きなメリットです。

引越し費用を抑えられるほか、短期の滞在でも、退去時に大型家電を処分する手間を減らせます。ベッドがあっても布団・シーツは別、という場合があるので、備え付けの一覧を確認してください。

初期費用も、荷物を運ぶ手間も抑えたい

家具付きの部屋なら、新しく買うものを減らせます。予算内の候補を見つけたら、家具の内容と初回の支払総額を確認してみてください。

③セキュリティ対策がしっかりしている

シェアハウスの防犯設備を確認する

物件によっては管理人が在住していたり、防犯カメラ・ホームセキュリティが付いていたりします。また、一人暮らしと違い、誰かが家にいることが多いため、「人の目」に安心感を持つ人もいます。

一人暮らしで防犯設備を重視すると家賃が上がることがありますが、シェアハウスでは設備と費用のバランスを取りやすいケースも。玄関だけでなく、個室の鍵や来客ルールも確認しておきたいところです。

防犯設備を見て住まいを選びたい

人がいる安心感だけに頼らず、玄関や個室の施錠、防犯カメラなども比較しましょう。

④様々な人と交流ができる

年代や国籍を超えてシェアメイトと交流する

性別・年代・国籍を超えて、さまざまな人が一つ屋根の下で生活しています。学校や会社では出会いにくい人とつながれるのは、大きな魅力です。

出身地や国が違えば、料理・言語・価値観・習慣にも違いがあります。何気ない会話の中で、自分の知らなかった世界に触れられることもあります。

⑤助け合いながら生活できる

暮らしの中でシェアメイトと助け合う

風邪をひいたとき、大きな地震があったとき、重い荷物を運ぶときなど、困ったときにシェアメイトに助けを求められるのも魅力のひとつです。

一人暮らしでは一人で考えることも多いので、初めて実家を離れる方や上京する方には、身近に相談できる人がいることが心強く感じられるでしょう。お互いの生活を尊重し、無理のない範囲で助け合える関係が理想ですね。

大規模物件の6つのメリット・4つのデメリット

次に、大規模物件ならではのメリット・デメリットをご紹介します。人数が多いからこその出会いや設備と、人の多さから生まれる不便さの両方を見ていきましょう。

大規模物件のポイント

メリットは、出会い・イベント・設備・食事・一人の時間の選択肢が増えること。デメリットは、共用部の汚れ、音、人間関係、館内の移動距離です。

①友人が圧倒的に増える・人脈がとても広がる

大規模シェアハウスで広がる人とのつながり

大規模物件では、30~100人程度のシェアメイトと住みます。中には300人以上の物件もあります。人数が多い分、それだけ友人や知り合いが増えやすくなります。

また、友人を呼べる物件では、シェアメイト以外との出会いも生まれます。来客や宿泊の条件はハウスルールを確認してください。

②イベント開催が多い

シェアハウスのイベントやパーティー

入居人数が多いこともあり、運営スタッフが交流のきっかけとして、イベントや誕生日パーティーを開催してくれることがあります。

物件対抗のフットサル大会や、複数物件合同のツアー企画があるケースもあります。楽しそうなイベントがあるかに加え、参加が自由かどうかも確認すると、自分のペースで楽しめます。

③一人暮らしでは買えないような家具・家電が使える

大型ラウンジで使える家具や家電

広々としたラウンジは、大規模物件の楽しみのひとつ。内装がカフェ風だったり、ホテルのラウンジのようだったりと、さまざまなコンセプトで作られています。

共用部には、プロジェクターや高額家電、快適なソファ、ヘルシオや業務用キッチンなど、一人暮らしでは揃えにくい設備があることも。

ボルダリングやフィットネスジム、ビリヤード、音楽スタジオなど、+αの共用スペースがある場合もあり、家で過ごす楽しみが増えます。

ラウンジだけでなく、仕事や料理の場所も欲しい

大規模物件の設備を比べるほか、ワーキングスペースやキッチンを条件にして探すこともできます。

④運命の人に出会えるかも!?

シェアハウスで生まれる出会い

大規模物件は男女共用が多く、毎日の暮らしの中で恋愛に発展することもあります。なかには結婚した入居者もいます。

シェアハウスで出会い、結婚し、シェアメイトに祝福されながら見送られる……というのは、とても幸せな話ですね。もしかしたらあなたも、シェアハウスで運命の人と出会えるかもしれません。

⑤食事に困らない

広いキッチンで食事を作りシェアする

大規模物件は広いキッチンがあることも多く、料理好きが集まりやすい環境です。誰かが料理をしていると、一緒に食べたり、作り方を教わったりするきっかけにもなります。

料理が苦手な人も、退去する頃には上達しているかも!?ただし、食事付きの契約でない限り、食事が提供されるサービスという意味ではありません。自分の食事は自分で用意するのが基本です。

⑥自分の時間を作りやすい

個室で自分の時間を持つ

個室と共用スペースがはっきり分かれているため、「自分の時間」と「誰かと過ごす時間」を区別しやすいです。ラウンジを通らなくても個室に行ける設計の物件もあり、無理に人と会う必要がありません。

「今日は話したい」「今日は一人で休みたい」を選びやすいのは、意外と大きなメリットです。人数の多さだけでなく、部屋までの動線にも注目してください。

ここからは、大規模物件の4つのデメリットです。

①共有スペースが汚れていることがある

共用キッチンやラウンジの清掃状態

物件によっては、週3~5回ほど専門業者による清掃が行われます。ただ、定期清掃があることで「誰かが掃除してくれる」という雰囲気が強くなると、汚したまま清掃まで放置されることもあります。

人数が多いため、汚した人を特定しづらいのも理由のひとつ。内覧では、実際に使われているキッチン・洗面所の様子と、清掃頻度を確認しておきましょう。

②音が気になる

さまざまな人が住んでいるため、生活習慣はばらばらです。早めに就寝する方もいれば、深夜に帰宅する方もいます。生活リズムが違えば、足音やドアの開閉、話し声などが気になることもあります。

また、イベントに参加しない日は、共用部のにぎやかさを騒音と感じるかもしれません。検討する個室とラウンジ・洗濯機の位置関係、夜間の利用ルールを見ておきましょう。

③苦手な人がいる

多くの人がいるということは、好きな人もいれば、苦手な人も出てきます。一緒に生活しているため、苦手な人を100%避けるのは難しく、共用スペースで会うこともあります。

その一方で、人数や居場所が多い分、付き合う相手や過ごす場所を変えられる場合もあります。困ったときに相談できる管理窓口があるかも確認してください。

④共有スペースから自分の部屋までが遠い

大規模物件の個室と共用部の移動

大規模物件では、1階が共用スペース、2階以降が個室などのプライベートな空間になっていることが多いです。

上階に住むほど移動距離が長く、階段移動が基本だと、共用部に行くのが億劫になるかもしれません。飲み物を取りに行く、洗濯する、入浴するといった毎日の動きも、内覧で試してみましょう。

小規模物件の4つのメリット・3つのデメリット

最後に、小規模物件のメリット・デメリットをご紹介します。少人数の落ち着きが魅力ですが、人間関係や設備の数では、小規模ならではの気になる点もあります。

①適度な静けさ

同じ時間にリビングに大人数が集まることは少なく、部屋で過ごす時間が長い物件もあります。平日は誰にも会わず、週末にリビングで会うという暮らし方もあります。

比較的落ち着いて生活しやすい一方、少人数だから必ず静かとは限りません。建物のつくりや、住人の生活時間も合わせて見ておきましょう。

②女性専用物件が多い

少人数の女性専用シェアハウス

小規模物件には女性専用のシェアハウスも多く、異性との共同生活に抵抗がある方の候補になります。少数ではありますが、男性専用物件もあります。

女性専用で、人数や雰囲気を見ながら選びたい

女性専用の一覧には、規模の違う物件が掲載されています。小規模を希望する方は、部屋数と共用部の写真を確認して比べてください。

③清潔感のある共有スペース

少人数で使う共用スペース

小規模では、お互いが顔見知りになりやすく、誰がどのように共用部を使ったかも分かりやすくなります。そのため、「使ったらキレイにする」という意識が保たれやすい面があります。

もちろん、清潔さは住人や管理方法にもよります。人数だけで判断せず、清掃当番の有無や、ゴミ・食器の片付け方も確認してください。

④共益費が抑えられる

シェアハウスには家賃とは別に、共益費が毎月かかることがあります。水道光熱費・ネット代・消耗品費・清掃費・管理費などが含まれるケースがあります。

大規模は週3~5回、小規模は週1回など、清掃の回数に違いがある物件もあり、その分のコスト差が出ることがあります。共用設備の種類や光熱費の変動も、共益費に影響します。

共益費は、金額と内訳を一緒に比較
規模共益費の目安
小規模物件12,000~16,000円
大規模物件15,000~22,000円

上の金額は目安です。一般賃貸の管理費と、シェアハウスの共益費をそのまま比較しないことも大切。一般賃貸側の電気・ガス・水道・ネット代などを含め、同じ費用項目で比べましょう。

ここからは、小規模物件の3つのデメリットです。

①苦手な人がいるとうまくいかない

入居者との距離が近いのはメリットにもなりますが、苦手な人がいる場合はデメリットになることもあります。大規模なら距離を保ちやすい一方、小規模では同じキッチンやリビングを使うため、ストレスに感じるかもしれません。

②交流が少ない

生活時間によって交流が少なくなる小規模シェアハウス

大規模のように運営会社のスタッフが交流を促す機会は少なく、自分たちで交流を作る必要がある物件もあります。

イベントを提案してくれる人がいればよいですが、全員が忙しいと時間を合わせにくく、パーティーが少なくなることも。「たくさん交流したい」という方は、普段の過ごし方を聞いておきましょう。

③お風呂・トイレの使用時間がかぶる

シェアハウスのお風呂やトイレの共有

お風呂・トイレが各階に1つずつで、5~6人ほどで1箇所をシェアする物件もあります。朝の身支度や夜の入浴で、使いたい時間がかぶることもあります。

内覧では、入居人数に対してシャワー・トイレ・洗面台がいくつあるかを確認しましょう。順番待ちを避けたいなら、個室に水回りが付いている物件も候補になります。

水回りの順番待ちや、共有の負担を減らしたい

個室に洗面台があるだけでも、身支度の仕方は変わります。トイレやシャワーまで必要か、自分が欲しい設備を決めて探してみてください。

大規模にも小規模にも、それぞれメリット・デメリットがあります。自分のライフスタイルに合った規模・種類のシェアハウスを選べるとよいですね!

自分に合うシェアハウスの選び方

「大型だから良い」「小規模だから静か」と決めるのではなく、欲しい暮らしを決めてから、人数・設備・ルールを比べるのがおすすめです。

大切にしたいこと候補の探し方内覧で確認したいこと
交流やイベントソーシャル型・大型物件普段の交流、参加ルール、一人で過ごせる場所
落ち着いた暮らし小規模・個人生活重視の物件生活音、共用部の利用時間、個室の位置
費用を抑える予算・エリア・家具付きから検索家賃+共益費+別途費用、初期費用の合計
個室の快適さ個室水回り付き、必要な家具や広さで比較専用設備の種類、収納、通信環境
管理の安心感清掃・防犯・運営方法で比較清掃頻度、個室の鍵、トラブル時の連絡先

内覧で忘れずに聞きたいこと

家賃と共益費の内訳、清掃頻度、夜間のルール、来客・宿泊のルール、Wi-Fiのつながりやすさ、最低契約期間と退去条件。写真で気に入った家でも、自分の生活時間に合うかまで確認しましょう。

この記事のまとめ

シェアハウスは、個室と共用設備を組み合わせた住まいです。初期費用・引越し・交流などのメリットがある一方、生活音・人間関係・共用部の使い方には注意が必要です。種類で暮らし方を選び、人数と設備で住み心地を比べると、自分に合う候補を見つけやすくなります。

シェアハウスについてよくある質問

Q.シェアハウスとは何ですか?

A.複数人が同じ住居で暮らし、リビング・キッチン・お風呂などを共有する賃貸住宅です。寝室は個室が基本ですが、寝室も共有するドミトリーや、個室に水回りが付いた物件もあります。

Q.シェアハウスの主なメリットは何ですか?

A.初期費用を抑えやすいこと、家具・家電付きなら引越しが簡単なこと、防犯設備がある物件を選べること、さまざまな人と交流できること、助け合えることです。設備や管理方法によって違いがあります。

Q.シェアハウスの主なデメリットは何ですか?

A.生活音や人間関係、共用部の汚れ、お風呂・トイレの利用時間が重なることなどです。大規模では共用部までの移動距離、小規模では苦手な人と距離を取りにくい点も確認しましょう。

Q.15のメリット・7のデメリットは、どのように数えていますか?

A.メリットは一般的な5つ、大規模の6つ、小規模の4つで計15項目です。デメリットは大規模の4つ、小規模の3つで計7項目です。全項目が一つの物件に当てはまるわけではありません。

Q.シェアハウスにはどんな種類がありますか?

A.この記事では、ソーシャル型、コスパ型、目的別型、ゼロコミュニティ型、価格重視型(ドミトリー型)、シニア型の6種類に分けています。種類は暮らし方の特徴、規模は入居人数の違いです。

Q.シェアハウスとルームシェアの違いは何ですか?

A.シェアハウスは運営会社などが入居者募集・契約・管理・ルール作りを行うのが一般的です。ルームシェアは、同居人探しやルール作り、費用の分担を自分たちで決めるケースが中心です。

Q.ソーシャルアパートメントには必ず個室にお風呂やトイレがありますか?

A.必ず付いているわけではありません。個室に水回りを備えたワンルーム型も、水回りを共用する物件もあります。名称だけで判断せず、検討する部屋の設備を確認してください。

Q.ソーシャルシェアハウスとは何ですか?

A.SHARE PARADEでは、大規模物件+個室水回り付きの物件カテゴリーです。交流を楽しむソーシャル型という分類とは分けて考え、個室に付く設備の種類も確認してください。

Q.大規模と小規模では、どちらが暮らしやすいですか?

A.出会いや共用設備を重視する方は大規模、少人数の落ち着きを好む方は小規模が候補になります。ただし、静かさや清潔さは人数だけで決まらず、建物のつくり・管理・住人の生活時間にもよります。

Q.シェアハウスでも一人の時間を持てますか?

A.個室で過ごす時間を持てます。ラウンジを通らず個室へ帰れる物件や、交流を少なめにする暮らし方もあります。共用部を使う頻度やイベントの参加ルールも確認しましょう。

Q.費用を比較するとき、何を確認すればよいですか?

A.初期費用の総額と、家賃・共益費・別途費用を合わせた月額です。一般賃貸と比べる場合は、電気・ガス・水道・ネット代など、共益費に含まれる費用項目を揃えて比較してください。

この記事を読んだ人向けの物件条件

気になる暮らし方が見つかったら、次は実際の物件を比べてみましょう。住むエリア、予算、個室の設備など、譲れない条件から探せます。

住みたい街から探したい

東京・神奈川・埼玉・千葉など、エリアを選んで家賃や設備を比較。

エリアから探す

通勤・通学を優先したい

使いたい沿線から、駅徒歩と家賃を見比べます。

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まずは幅広く物件を見たい

家賃・入居条件・設備などを組み合わせて候補を探せます。

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東京都内で暮らしたい

東京の物件を一覧で比較。職場や学校との位置関係も確認。

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毎月の家賃を抑えたい

家賃5万円以下から候補を選び、共益費込みの月額で比較。

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さらに低い予算で探したい

家賃3万円以下の部屋がある物件。個室か相部屋かも確認。

家賃3万円以下の部屋がある物件を見る

大人数の暮らしを見てみたい

30名以上の物件から、ラウンジや共用設備を比較できます。

大型シェアハウスを見る

家具を買う手間を減らしたい

家具付き個室を探し、備え付けの内容を確認します。

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水回りの共有を減らしたい

洗面・トイレ・シャワーなど、必要な個室設備で比較。

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大型共用部と専用設備が欲しい

大規模物件+個室水回り付きのカテゴリーから探せます。

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女性専用の住まいがいい

女性専用の一覧で、部屋数や共用部の雰囲気も確認。

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防犯設備も確認して選びたい

ホームセキュリティや防犯カメラなどを重視する方に。

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自宅にも作業場所が欲しい

在宅勤務や勉強に使える共用スペースのある物件を比較。

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料理を楽しめる家がいい

広い調理スペースや、キッチン設備を見て選びたい方に。

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シェアハウスは、同じ名前でも暮らし方がずいぶん違います。家賃だけでなく、交流の距離感、個室の使いやすさ、管理ルールまで比べて、自分が気持ちよく暮らせる家を選んでみてください。

WHAT's SHARE HOUSE

シェアハウスとは?

シェアハウスってどんな暮らし? トラブルとかないの?
初期費用が安いって聞いたけど本当?

シェアハウスにはどんな人が住んでいるの?
頻繁にイベントやっているの?

テラスハウスみたいな恋愛は普通に?
男女が同じおうちで生活したら何か起こるはず?