キャリーケース1つで引越し可能?シェアハウスの荷物・費用・準備を解説

キャリーケース1つで、お引越し?

シェアハウスへの引越しや、シェアハウス同士の住み替えは、身軽にできるといわれています。理由は、家具・家電が用意されている物件なら、大きな荷物を運ばずに済むからです。

冷蔵庫や洗濯機、ベッド、机、イス。こうしたものを運ぶ必要がなければ、引越し業者を頼まずに移動できるかもしれません。キャリーケース1つというのは少し極端ですが、私物の少ない方なら、それに近い形で新生活を始めることもできます。

ただ、すべてのシェアハウスに同じ家具が付いているわけではありません。反対に、今の一人暮らしで使っている家具・家電をどうするか、迷う方もいるでしょう。何を持っていき、どう運び、何を先に準備すればよいか。引越しの場面に沿って見ていきましょう。

引越しを軽くするのは、荷物の我慢ではなく「大きな家具・家電を運ばなくていいこと」。

まずは入居する部屋の備品を確認し、持っていく物を決める。そのあと荷物量に合う運び方を選べば、余計な買い物や大きすぎる引越しプランを減らせます。

  1. 付いている物を確認 ベッド・机・寝具など、部屋ごとの備品を見る。
  2. 持っていく物を決める 普段使う物と、あとで送れる物を分ける。
  3. 荷物に合う方法で運ぶ 手持ち・宅配便・車・引越し業者を使い分ける。

キャリーケース1つで引越しできるのは、どんな場合?

個室に必要な家具があり、寝具も用意できていて、私物が少ない。この条件がそろえば、衣類や洗面用品、パソコンなどを持って身軽に入居できます。

たとえば、実家から家具付きのシェアハウスへ移るなら、まずは今の季節の服と、毎日使うものだけ持っていく方法もあります。冬物や本は、収納を見てから送ってもらう。最初から全財産を運び込まなくてもよいわけです。

ただし、「どこから、どこへ引っ越すか」で準備は変わります。

引越しのパターン 準備のポイント
実家 → シェアハウス 家具付きなら、衣類や身の回りの物が中心。実家に残せる物は家族と相談する。
一般賃貸 → シェアハウス 持っている家具・家電と備え付けが重なるため、運ぶ物と手放す物を先に決める。
シェアハウス → シェアハウス 大物を運ばずに済むことも多い。ただし、次の個室にも同じ家具があるか確認する。
シェアハウス → 一般賃貸 荷物が少なくても、新居に家具・家電がなければ購入や手配が必要になる。

「荷物が少ないこと」と「新居で何も用意しなくてよいこと」は別です。特にシェアハウスから一般賃貸へ移るときは、今まで共有していた冷蔵庫や洗濯機を、新居でどう用意するかも考えておきましょう。

何を持っていく?「家具付き」でも、寝具や日用品は確認しよう

家具付きと書かれていても、ベッドだけの部屋もあれば、机・イス・収納までそろった部屋もあります。付いていない物は持参するか、新たに購入することになりますが、買い物は部屋の備品を確認してからで大丈夫です。

荷物・備品 引越し前に決めること
ベッド・机・イス 入居する個室に何が付くか。自分の家具を使いたい場合は、備え付けを外せるかも相談する。
布団・枕・シーツ ベッドやマットレスと、寝具一式は別。持参・購入・レンタルのどれで用意するか決める。
衣類・靴・バッグ クローゼットと靴箱に収まる量を考える。季節外の物は、必要になってから送る方法も。
洗面・入浴用品 タオル、歯ブラシ、シャンプー、部屋着など、初日から使う自分の物をまとめる。
洗濯・生活用品 洗濯洗剤、ハンガー、ドライヤー、スリッパなど。共用で使える物を聞き、必要な分だけ用意する。
仕事・勉強の道具 パソコン、充電器、書類など。すぐ使う物は、宅配便の箱ではなく手荷物に入れる。

「ベッドはあるけど、今夜使う布団がない!」を防ぐ。

寝具が付いていないなら、持参するか、自分が受け取れる日時に配送を手配しましょう。初日に使う着替え・タオル・洗面用品・充電器は、ひとつのバッグへ。荷ほどきが終わらなくても、お風呂に入って眠れるだけで、引越し当日の疲れ方は違います。

キャリーケース1つに収めることが目的ではありません。「これは毎日使う」「これは住んでから必要なら買う」と分ければ、身軽さを保ちながら、自分らしい暮らしもつくれます。

引越し費用を抑えるなら、荷物に合う運び方を選ぶ

大型の冷蔵庫やベッドを運ばないなら、一般的な引越しプランをそのまま頼む必要はないかもしれません。まずは、自分で持てるか、段ボールで送れるか、大きな家具があるかで考えると選びやすくなります。

荷物の量・運び方 向いている使い方と費用の見方
キャリーケース中心
自分で運ぶ
無理なく持ち歩ける量なら候補に。交通費に加え、階段や乗り換えを荷物付きで移動できるかも考える。
衣類や本が数箱
宅配便で送る
家具がなく、箱に収まる荷物なら比較しやすい。箱のサイズ・重さ・発送先に応じた送料を合計する。
箱が多い・近距離
車でまとめて運ぶ
車を使えるなら一度に運ぶ方法も。レンタカーは利用料だけでなく、燃料・駐車場・返却の手間まで含めて比較する。
家具や重い物がある
搬出入も業者に頼む
運転だけでなく、部屋からの搬出・新居への搬入まで依頼したい場合。荷物の寸法や階段の有無を伝えて見積もりを取る。

宅配便でも引越しの荷物は送れますが、大きさや重さにはサービスごとの上限があります。本をひと箱に詰め込みすぎず、重い物は小さめの箱に分けると運びやすくなります。箱が増えるなら、送料の合計と車を使う費用を比べてみるのがおすすめです。

シェアハウス専用引越便|自分で積み下ろせる荷物なら選択肢に

SHARE PARADEで紹介している「シェアハウス専用引越便」は、ドライバー付きの車両を利用するサービスです。公開料金では、軽バンタイプが1時間まで税込4,180円(税抜3,800円)からとなっています。

荷物の積み込み・荷下ろしは利用者が行う方式なので、搬出入をすべて任せる引越しサービスとは違います。段ボール中心で、自分や手伝ってくれる人で運べる場合に比べてみましょう。同乗は原則できないため、自分の移動も別に考えておきます。

利用時間は積み込み・移動・荷下ろしを含めて考えます。土日・繁忙期・時間指定などの割増や、東京23区外の発着に伴う追加料金もあるため、日程と住所、荷物量を伝えて総額を確認してください。

荷物を減らし、日程を選べるなら、費用も調整しやすい

運ばない物を先に決めておけば、必要な車の大きさや箱数が分かります。特に3〜4月は引越しの依頼が集中するため、日程を選べる方は混雑する時期を外した見積もりも比べてみましょう。ただし、日をずらして今の家と新居の家賃が重なるなら、その金額も足して考えます。

また、運営会社によっては、車の手配や引越しのサポートをしてくれる場合もあります。一般的なサービスではありませんが、案内が見当たらなければ「利用できる引越しサービスはありますか?」と一度聞いてみてもよいでしょう。

一般賃貸から引っ越すとき、持っている家具・家電はどうする?

身軽な引越しとは逆に、困ることもあります。今の一人暮らしで、冷蔵庫も洗濯機も、ベッドもすでに持っている場合です。家具付きの部屋へ入ると、同じ物を二つ使うわけにはいきません。

「せっかく買ったのに、まだ使えるのにもったいない」。そう感じるのは自然なことです。ただ、すべて運び込んで個室が荷物でいっぱいになっては、引っ越したあとも落ち着けません。捨てるか残すかの二択ではなく、次の使い道で分けてみましょう。

  • 新居でも使う:お気に入りの机やイスは、寸法と持ち込み可否を確認。備え付け家具を交換できるかも相談します。
  • 売る・譲る:まだ使える家具や家電は、買取店や欲しい人を探す方法も。引越し直前ではなく、引き渡し日まで決めておきましょう。
  • 実家などに預ける:受け入れてもらえる場所と期間を相談。送料や、将来また運ぶ費用も考えます。
  • 処分する:傷みが強い物や、今後使う予定がない物は手放す選択も。回収日から逆算して手配します。

冷蔵庫・洗濯機などは家電リサイクルの対象です。処分するときは、購入した店や自治体の案内に沿って手配しましょう。机やベッドも、自治体の粗大ごみ収集を利用するなら、退去日に間に合うか早めに確認しておくと慌てずに済みます。

保管サービスを使うなら、毎月の保管料に預け入れ・取り出しの運搬費も足してみてください。「いつか使うかも」で預け続けるより、必要な物だけ残したほうが出費を抑えられることもあります。反対に、短期間で一般賃貸へ戻る予定なら、保管が合う場合もあります。

全部を捨てて身軽になる必要はありません。よく使う物、気に入っている物は残し、シェアできる物は備え付けを使う。その分け方ができると、荷物も気持ちも整理しやすくなります。

退去から入居当日まで|荷物以外の準備も、この順番で

運ぶ物が決まったら、今度は日程です。荷物が少なくても、鍵を受け取る前に新居へ運び込むことはできません。今の家の退去日、新居で鍵を受け取る日時、荷物が届く日時をつなげて考えると、当日がスムーズです。

タイミング やっておくこと
引越し先を決めるとき 今の契約の退去連絡期限を確認。新居の契約・入居日を固め、家賃が重なる期間も把握する。
入居日が決まったら 鍵の受け取りと搬入できる時間を確認。運ぶ物を決め、配送・車・家具の回収を手配する。
引越し前日まで 初日に使う物を別バッグへ。箱には中身を書き、配送先は建物名・部屋番号まで確認する。
引越し当日 鍵を受け取り、部屋へ荷物を運ぶ。寝具を先に用意し、空き箱は共用の通路に置いたままにしない。

宅配便や購入品は、自分が受け取れる日時に届くよう手配しましょう。入居前の荷物を預かってもらえるとは限らないため、先に送りたい場合だけ担当者へ相談しておきます。

今の家で自分が契約している電気・ガス・水道・ネットは、必要な停止や移転の手続きも忘れずに。新居で共益費に含まれるものは、重ねて申し込まなくて済みます。住所変更や郵便の転送も早めに進めておきましょう。郵便局の転居届は、登録まで3〜7営業日かかります。

シェアハウスから出るときは、個室以外の私物も忘れずに。

冷蔵庫の食材、キッチンの調味料、靴箱の靴、浴室のシャンプー。共有スペースにも、自分の物が意外と分散しています。出発前にいつも使う場所をひと回りすると、忘れ物を減らせます。

新居で住人と顔を合わせたら、「今日から入居しました。よろしくお願いします」とひと言。大げさな挨拶の準備より、まずは荷ほどきを済ませ、自分の生活のペースをつくっていけば大丈夫です。

シェアハウスの引越しについて、よくある質問

Q.シェアハウスには、本当にキャリーケース1つで引っ越せますか?
A.必要な家具と寝具がそろい、私物が少なければ可能です。荷物が収まらなければ、衣類や本を宅配便で送る方法もあります。バッグ1つに無理に減らすより、備品を確認して必要な物を決めましょう。
Q.シェアハウスへの引越しに、引越し業者は必要ですか?
A.大型家具がなく、持ち運べる荷物や段ボールだけなら、自分で運ぶ・宅配便を使う方法も選べます。重い家具がある、搬出入を任せたい場合は、作業を含むサービスで見積もりを取りましょう。
Q.今使っている家具は、シェアハウスに持ち込めますか?
A.部屋の広さと運営会社のルールによります。家具の寸法、備え付けを外せるか、置く場所があるかを確認してください。使わない物は、売る・譲る・預ける・処分する方法から選べます。
Q.シェアハウスから一般賃貸への引越しも簡単ですか?
A.私物だけなら運ぶ荷物は少なく済みますが、新居にない家具・家電の用意が必要です。冷蔵庫・洗濯機・ベッドなどの購入費や配送日も、引越しの準備に含めて考えましょう。

この記事を読んだ人向けの物件条件

家具を運ばず身軽に引っ越すか、お気に入りの家具を持っていくか。自分の荷物と、次に暮らしたい場所を思い浮かべながら、候補を探してみてください。

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家賃・エリア・設備などを選び、自分の荷物と暮らしに合う部屋を探します。

キャリーケース1つに収まっても、段ボールが何箱か増えても、大きな家具・家電を運ばずに済むだけで、引越しの手間は変わります。

次の家にあるものを上手に使い、自分が大切にしているものを持っていく。そう考えれば、引越しは少し身近になるはずです。気になる部屋があったら、まずは家具と収納から見てみてください。

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