シェアハウスの防犯事情。SECOM・ALSOKなどのホームセキュリティと個室の鍵

賃貸物件を選ぶ際、特に女性は、セキュリティや防犯対策を重視するのではないでしょうか。ただ、オートロックも、防犯カメラも……と条件を足していくと、家賃が予算を超えてしまう。「安心して暮らしたいけれど、毎月の負担も抑えたい」と悩むこともありますよね。

そんな方は、シェアハウスも候補に入れてみてください。防犯カメラやホームセキュリティを備え、家賃と設備のバランスを見ながら選べる物件があります。さらに、同じ家に住む人がいて、ちょっとした不安を一人で抱え込まずに済むのも魅力です。

もちろん、シェアハウスならどこでも防犯が充実しているわけではありません。玄関の設備、個室の鍵、住人同士の暮らし方まで、どこを見ればよいかを順番にご紹介します。

家賃も、防犯も諦めたくない。玄関の設備・個室の鍵・日々の管理をセットで見よう。

シェアハウスの防犯は、外からの出入りを管理すること、自分の部屋を守ること、住人みんなで戸締まりや来客のルールを守ることの組み合わせです。設備の名前だけでなく、普段どう使われているかも見てみましょう。

  1. 玄関の防犯設備 オートロック・カメラ・インターホン・警備サービス。
  2. 個室の鍵と管理 鍵の使い方と、入退去時の番号・カードの扱い。
  3. 住人の協力 戸締まり、来客の連絡、貴重品を置きっぱなしにしない習慣。

玄関周辺のセキュリティ・防犯対策

玄関周辺のセキュリティ・防犯対策のイメージ

玄関まわりの防犯設備が充実していると、帰宅するときも、部屋で過ごすときも心強いですよね。設備と管理の面で見ておきたいのは、次の5つです。それぞれ役割が違うので、自分が欲しい対策を見つけてみてください。

①オートロック

ドアが閉まると自動で施錠される仕組みです。鍵を差し込むタイプ、暗証番号を入力するタイプ、カードキーをかざすタイプなどがあります。玄関で出入りを制限できることが、防犯上のメリットです。

ただ、ドアを開けたままにしてしまうと、その良さを生かせません。帰宅したら後ろのドアがきちんと閉まったかを確認する。毎日の小さな習慣で、設備をしっかり役立てられます。

②防犯カメラ

玄関付近や建物の周囲、共用部などに設置し、出入りの様子を記録する設備です。カメラがあること自体に抑止効果が期待できるほか、何かあったときに状況を確かめる手掛かりにもなります。

玄関やリビングにモニターがある物件も、運営会社だけが映像を確認する物件もあります。どこにカメラがあり、映像を誰が確認するのかは家によって違います。内覧では、設置場所と使われ方を教えてもらいましょう。

③モニター付きインターホン

突然インターホンが鳴っても、ドアを開ける前に相手の顔を見て、用件を聞ける設備です。シェアハウスでは、モニターの設置場所にも違いがあります。

設置場所 どこで来客を確認する?
各お部屋 自分の部屋にいながら来客を確認できます。
各階 フロアにあるモニターで確認します。自室からの距離も見ておくと分かりやすいです。
リビング 共用のモニターで確認します。誰宛ての訪問かを聞いて対応する形です。

荷物の配達が多い方は、「自分宛ての来客には、どこで応対しますか?」と聞いてみてください。設備の有無だけでなく、入居後の使い方までイメージできます。

④SECOM・ALSOKなどのホームセキュリティサービス

防犯カメラが「映像で確認・記録する設備」なら、ホームセキュリティは、異常の検知や通報を、警備スタッフの対応につなげるサービスです。センサーが異常を感知すると警備会社へ知らせ、必要な対応を行う仕組みなどがあります。

シェアハウスにも、こうした警備サービスを導入している物件があります。自分で一から設備をそろえるのではなく、サービスが備わった住まいを、家賃・共益費と合わせて選べるのは魅力ですね。

警備の対象範囲や駆けつけの仕組みは、導入しているプランによって違います。案内のときに「この家では、どんな場面で警備サービスを使えるんですか?」と聞くと、マークだけでは分からない内容を知ることができます。

⑤管理人

管理人が住んでいる物件は、日常の様子を見てもらいやすく、ちょっとした困りごとを相談しやすいのがメリットです。たとえば、玄関の鍵がかかりにくいときに、その場で伝えられるのは助かりますよね。

住み込みの管理人がいる家もあれば、スタッフが定期的に訪問する家もあります。物件の大きさだけで判断せず、普段どのように管理され、何かあったら誰に連絡するのかを聞いておきましょう。

お部屋周辺のセキュリティ・防犯対策

シェアハウスの個室と鍵のイメージ

「シェアハウスだと、部屋にもほかの人が自由に入るの?」と気になる方もいるかもしれません。鍵付きの個室を選べば、共用玄関とは別に、自分の部屋にも鍵をかけられます。リビングで交流を楽しみながら、個室では自分の空間を持てるわけです。

ドミトリーなどの相部屋は仕組みが違うので、一人の空間を大切にしたい方は部屋タイプも見てください。個室の鍵には、主に次のような種類があります。

鍵のタイプ 使い方と特徴
①一般的な鍵 鍵穴に鍵を差し込んで開閉するタイプ。外出時は、玄関用と個室用の鍵を忘れずに持ち歩きます。
②ダイヤル式 ダイヤルを回して番号を合わせるタイプ。物理的な鍵を持ち歩かずに使えます。番号の合わせ方と施錠の操作を確認しましょう。
③ナンバー式 ボタンやテンキーで暗証番号を入力するタイプ。ドアが閉まると自動で施錠される機種もあります。
④カードキー式 カードを使って開閉するタイプ。玄関と個室を1枚で開けられるものや、オートロックの機能が付くものもあります。

オートロックかどうかは、鍵の形だけでは分かりません。内覧で実際の鍵を見ながら、「部屋を出たら自動で閉まりますか?」と聞いておくと、毎日の使い方が分かります。

鍵の種類と同じくらい、入退去時の管理も大切です。

暗証番号式なら番号の変更、カード式なら退去した人のカードを使えなくする処理など、前の入居者が、そのまま開けられないようにする運用を確認しましょう。「入退去のとき、番号やカードはどう変えていますか?」と聞けば大丈夫です。

電子式の鍵は、本体を交換しなくても、番号の変更や登録の削除で対応できる機種があります。差し込む鍵なら、鍵の回収や交換をどう行うかを確認します。新しい機器が付いているかだけでなく、使える鍵をきちんと管理しているかまで見るのがポイントです。

自分自身でのセキュリティ・防犯対策

シェアハウスでの戸締まりと貴重品管理のイメージ

防犯設備がある家でも、自分でできることは、普段の戸締まりが基本です。ゴミ出しや近所のコンビニなど、少しの外出でも玄関や個室の鍵をかける習慣をつけましょう。

「誰かが家にいるだろう」と思っていても、入れ違いで全員外出しているかもしれません。最後に出る人だけの仕事にせず、出入りした自分が閉まったかを確認する。オートロックの家でも、これを意識しておくとよいですね。外出するときは、個室の窓の戸締まりも忘れずに。

また、必要以上の現金を部屋に置かず、パスポートなどの本人確認書類や印鑑は、自分で管理できる場所へ。通帳と印鑑などをひとまとめにせず、大切な物は分けて、鍵のかかる収納などに保管する方法もあります。共用の棚と私物の置き場を分けておくと、紛失も防ぎやすくなります。

部屋の中だけでなく、駅からの帰り道も内覧の行き帰りに見ておきたいところです。帰宅が遅い方は、駅からの距離に加えて、街灯や夜も営業しているお店、人通りを見ながら、普段歩く道を考えてみてください。

入居者によるセキュリティ・防犯対策

同じ家で暮らす入居者同士の交流と見守りのイメージ

ここは、シェアハウスならではの良さです。住人の生活時間が違えば、自分が外出している間にほかの誰かが家にいることがあります。普段から顔を合わせ、出入りの様子にも気づきやすいのは、人と暮らす心強さの一つです。

地震があったときに「大丈夫だった?」と声をかけ合える。帰りが遅くなった日に、同じ駅を使うシェアメイトと待ち合わせて帰れる。いつでも一緒に行動するわけではなくても、近くに知っている人がいるだけで、気持ちが違うこともありますよね。

一人暮らしで不安を感じ、人のいる住まいに惹かれてシェアハウスへ移った、という話もあります。住人が何でも解決してくれるわけではありませんが、一人で気にしていたことを、身近な人や管理担当者に話せるのは大きな違いです。

運営会社が近隣の防犯情報を知らせたり、友人の出入り・宿泊には事前連絡をお願いしたりする物件もあります。「今日は○○さんの友達が来る」と分かっていれば、リビングで初めて会う人がいても、誰なのか分かります。

人の気配があることに、施錠や来客ルールが加わる。設備だけではない、日々の暮らしの中での防犯も、シェアハウスを選ぶときに見ておきたいポイントです。

シェアハウス内での防犯は?

「玄関の防犯は分かったけれど、家の中で盗難はないの?」と気になる方もいると思います。残念ながら、ゼロと言い切ることはできません。ただ、必要以上に身構えるのではなく、個室の施錠と、自分の持ち物を置きっぱなしにしないことを習慣にしましょう。

家の中で心がけたいのは、この3つ。

  1. 個室は都度施錠 お風呂やトイレへ行くときも、部屋の鍵をかける。
  2. 私物は個室へ 使い終わった物を、共用リビングに残さない。
  3. 財布を置かない 財布や貴重品は、自分で管理できる場所に戻す。

ちょっと部屋を離れるたびに鍵をかけるのは、最初は面倒に感じるかもしれません。でも、靴を履いたら鍵を持つ、部屋を出たら施錠する、と動作をセットにすれば、次第に自然にできるようになります。

仲良く暮らすことと、自分の持ち物を管理することは別です。お互いの空間を大切にして、余計な心配なく共用部での時間を楽しみたいですね。

シェアハウスの防犯・セキュリティについて、よくある質問

Q.シェアハウスは、一般賃貸より安全ですか?
A.シェアハウスというだけでは決まりません。オートロック・防犯カメラ・警備サービスの有無、個室の鍵、管理や来客ルールを合わせて見ましょう。設備に加えて、身近に住人がいる心強さもあります。
Q.シェアハウスの個室には鍵が付いていますか?
A.鍵付きの個室なら、共用玄関とは別に自分の部屋を施錠できます。一般的な鍵、ダイヤル式、ナンバー式、カードキー式などがあるので、入居する部屋の設備と使い方を確認してください。ドミトリーなどの相部屋とは分けて考えましょう。
Q.暗証番号式やカードキー式は、入居者が替わるとどうなりますか?
A.暗証番号の変更や、退去者のカード登録の削除などで管理する方法があります。本体を交換しない場合でも、前の入居者の番号やカードを使えなくする運用かを、内覧時に聞いてみましょう。
Q.「セキュリティ」の物件一覧には、すべて警備サービスが付いていますか?
A.SHARE PARADEのセキュリティ一覧は、ホームセキュリティまたは防犯カメラがある物件を紹介しています。両方が付いているとは限らないので、各物件の設備情報を見て比べてください。
Q.女性専用なら、防犯対策は気にしなくてよいですか?
A.女性専用は入居条件であって、防犯設備とは別です。玄関や個室の鍵、来客・業者の訪問ルールも確認し、自分が安心して暮らせる条件を合わせて選びましょう。

この記事を読んだ人向けの物件条件

「玄関にオートロックが欲しい」「女性専用で探したい」「夜の帰宅が多いから駅に近い家がいい」。自分が気になることから候補を選び、物件ページの設備と管理情報を見比べてみてください。

防犯設備を重視して選びたい

ホームセキュリティ・防犯カメラのある物件から、設備の内容を比較します。

女性だけで暮らしたい

女性専用の物件から、玄関の設備や来客のルールも合わせて確認します。

夜の帰り道も短くしたい

駅徒歩5分以内の物件から、夜の道の明るさや人通りも見て選びます。

住みたい街で設備を比べたい

希望エリアの候補を並べ、賃料・共益費と防犯設備のバランスを比較します。

東京で新生活を始めたい

東京都内のシェアハウスから、個室の鍵と管理体制を確認して選びます。

予算と設備を組み合わせたい

家賃・エリア・セキュリティなど、自分が大切にしたい条件で絞り込みます。

防犯設備が整っていて、個室の鍵もきちんと管理されている。そのうえで、帰宅したら顔見知りの住人がいる。設備と人の両方に心強さを感じられるのが、シェアハウスの魅力です。

家賃を抑えたいから、防犯は後回しにする。そう決める前に、両方を比べられる物件を探してみてください。内覧では玄関の開け方から個室の施錠まで見せてもらうと、そこでの暮らしを具体的に考えられます。

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