みなさんは明日から住むところがなくなったことありますか?
友達の話なのですが、付き合っていた人がストーカー被害にあい、住むところがなくなったそうです。というのも、当時付き合っていた人から鬼電(鬼のように電話がかかってくること)が続き、精神的に参った時にうっかり電話を無視。その日の夜、知らない番号から着信・・・。
誰からの電話だろうと電話に出てみると、その電話の声が聞こえたのか、
「いるじゃん!あけろ!」
ガチャガチャとドアノブが鳴り、借金取りもかくやという怒号が飛んできます。
机の下で震えながら即日入居可の賃貸を探したそうです。
結局よい物件は見つからず実家に戻ることに…。
今回はその友達のように、「明日から住める家が必要」という方のため、シェアハウスと賃貸どちらが早く入居できるのか?を見ていきたいと思います。
さて、まずよく物件探しをしていると出てくる『即入居可』の説明から。
即入居可とは、
という意味です。
『シェアハウスには、即日入居できますか?』というお問い合わせを頂きますが、内見したその日から住めるという意味ではなく、契約までに日数がかかりますので、注意が必要です。
それでも、とにかく早く入居したいという要望も多いので、シェアハウスと賃貸物件での入居するまでに最短でどの程度かかるのか、過去の自分の対応をもとに比較していきましょう。
賃貸 | シェアハウス | |
問い合わせ~内見 | 2~3日 | 1~2日 |
内見~申し込み | 2~3日 | 1日 |
審査 | 1週間 | 2日 |
契約~入居 | 1日 | 1日 |
賃貸では2週間ほどかかったのですが、シェアハウスでは1週間程度で入居できました。
対応をしてくれる業者によっても変わってくると思いますが、すぐに入居したい!という状況の方にはシェアハウスのほうが大きな利点になりますね。
特に審査に関しては申し込み・審査では大きな違いがありました。
賃貸の場合は、賃貸物件の不動産会社を窓口に物件の管理会社・保証会社やオーナーとやり取りを行うことになり、時間がかかります。
しかし、シェアハウス運営会社の場合は、中間業者を挟まないのでスピード感がある事が特徴です。私の知り合いは、お問い合わせ・内見から引っ越しまで3日間で終わらした方もいました。このスピード感は一般賃貸にはないかもしれません。
比較的シェアハウスは、賃貸物件よりも早く入居することはできますが、個人で用意しないものもあるので、用意に時間がかかると入居までに時間がかかってしまうことがあります。
とにかくスピード重視で入居したいという方のために、入居までの流れとそれぞれのステップで用意をしておく必要があるものを解説します。
シェアハウスの物件を調べる場合は、検索サイトを使うのがおすすめです。
各運営会社にもサイトは存在しますが、それぞれが別々の見せ方をしているために物件情報をフラットにみることができません。
調べていて、気になる物件はお気に入りに登録をして、まとめて問い合わせてしまいましょう。
検索サイトから問い合わせを行った後に、もし、すぐに返信がないようであれば電話をしてみましょう。直接電話で予約することで内見の時間調整もスピーディーに決めることができます。
また、内見時にはメジャーを持って行きましょう。部屋のサイズをその場で調べてメモをしておくことで、後々から家具をそろえるのが楽になります。
入居申し込みや審査には、必要な書類をあらかじめ用意しておくのがポイント!
< 必要な物 >
ここで短縮できるのは、自分で用意できる必要書類全般。
用意する時間がかかってしまうと、それだけ入居審査を通過するまでの時間も伸びてしまうからです。
特に地方から上京する時や海外から日本に転居する場合は、書類の郵送で時間がかかる場合もあるため、IT重説(書類ではなくオンライン上で重要説明事項を確認すること)に対応している物件がおすすめです。
私の場合は収入証明書を用意するのに時間がかかることが判明したものの、1年以上住むことを前提に伝えたことで、後日用意する形で構わないと契約を早めることが出来ました。なお、運営会社によって必要書類は異なります。私の知り合いが住んだ物件は、住民票や印鑑証明書や銀行口座は不要のようでした。審査が厳しい(といっても賃貸よりは緩い)ところもあれば、そこまで厳しくないところもあるようです。
申し込みが終わり、審査が通れば次は契約となります。
この段階で初期費用の支払いが発生します。基本的には銀行振込、物件によってはクレジットカード対応などもありますが、現金必須の物件もあります。
支払い形態を把握したうえで、現金が必要であれば用意をして契約締結に向けて会社を訪問しましょう。
鍵の引き取りと同時にシェアハウスのルールブックの説明があることが多いです。 前後の時間には余裕を持ってスケジュールを立てておくと焦らずにすみますね。
「シェアハウスに最短入居をキメたい」という場合、スムーズに入居するためのポイントは3つ。
< 3つのポイント >
シェアハウスの会社には毎日問い合わせの連絡が来ており、繁忙期であると返信タイミングが遅れてしまうことが想定されます。
そのため、違う運営会社のシェアハウスを複数申し込みをすることで、その中で少しでも早く返信をくれる会社と内見の日取りを決めていくことが大事になります。
また、その連絡の際に最短で入居をすることを考えていることを伝えておきましょう。そうすることで担当者も内見の際に持ってきてもらいたい書類などについて教えてくれ、その後の処理の調整もしてくれるためその後の対応がスムーズになります。なにより、管理会社はいつでも空き部屋を埋めたいと考えているものです。確実に入居できる旨を伝えることで担当の方も協力的に動いてくれます。
初期費用として、ミニマムでも入居日の当月の賃料と翌月の賃料。物件によっては、プラスの費用が発生します。
その初期費用の金額分は契約のタイミングで支払う必要があるので、早めに資金の確保をしておくことをお勧めします。
すぐに入居しないといけない事情があったとしても、自分が住む場所。
スピード重視で選んでしまい、生活スタイルが合わないことに住んだ後に気付き、日々の小さなストレスが結果的に自分の生活に支障が出ることもあります。
とはいえ、シェアハウス探しが初めての場合、自分にとっていいシェアハウスが何なのか?がわからない部分も多いと思います。そんな人に対して、SHARE PARADEでは、シェアハウスの<<入門ガイド>>を掲載しています。
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