つい最近、帰宅途中の女性が強制わいせつの被害にあったという恐ろしいニュースが報道されました。 帰宅途中だった被害者の後をつけて侵入し怪我をさせたとして、容疑者が強制わいせつ傷害に問われている模様です。 このニュースの何が怖いって、「オートロックの物件」に侵入されたということ。 女性はヘッドホンをつけて歩いていたため、部屋に入る直前まで後をつけられていることに気がつかなかったそうです。

こういったニュースがある度、シェアハウスで暮らしていて良かったと感じます。 家庭の問題や契約の問題といったきっかけはさまざまですが、住人と話していると「防犯の観点からシェアハウスに引っ越した」という女性も少なからずいました。

というわけで今回は、「ひとり暮らしからシェアハウスに移ってみたいけど、女性専用と男女共用どちらか迷っている」という方のために、それぞれのメリットデメリットをまじえてご紹介していきます！

１．女性専用のシェアハウスのメリット・デメリットとは？

メリット①：女性向けの設備が充実している

女性専用と銘打っているだけあって、セキュリティ面だけでなく女性に喜ばれるその他の設備にも力を入れています。 おしゃれなアイランドキッチン、収納スペースの広いクローゼットにはじまり、中には驚くほど高額なシャワーヘッドやパ〇ソニック製品の加湿器・美顔器がおいてある洗面所も。

大家さんも入居者のニーズに敏感なので、古くなったものは設備を新しいものに変えてもらうこともあったり…。

メリット②：セキュリティがしっかりしている

女性専用のシェアハウスは、オートロックや防犯カメラ、モニター付きインターホンといったセキュリティ設備がついている場合が多いです。更に力を入れている物件であればアラート対応の24時間監視（SECOMやALSOCなど）が行われたり、管理者が常駐しているところもあります。

特に女性の一人暮らしだとセキュリティ面で高額な物件になりがちですが、シェアハウスであれば比較的安価な価格帯で生活を始めることができます。

メリット③：入居者が女性のみなので安心できる

女性専用はその名の通り入居者全員が女性で構成されています。 男性は宿泊はおろか立ち入りすらできない建物がほとんどなので、そういった入居者トラブルは起こりません。

仮に見知らぬ男性が建物内に入ろうとしても入居者かどうかすぐに判別できるので、トラブルに巻き込まれることを未然に防ぐことが出来ます。

デメリット①：スケールメリットを享受しずらい

シェアハウスと聞くと大きなラウンジがあって、シアタールームやビューティールームまで完備されていたり。そのような物件をイメージする方もいあるかと思いますが、それは大型物件の場合がほとんどです。そして、女性専用では、大型物件が非常に少なくて、シェアならではのスケールメリットを享受しずらい点があります。

デメリット②：物件数が絞られる

男女共有と比べ物件の母数が少なくなります。 例えば家賃の上限を7万円に設定した場合、東京23区内の女性専用マンションであれば2022年1月現在で699件、6万円に設定すると386件しかヒットしません。

一般の賃貸物件なら家賃無制限の場合約12万件ヒットすることを考えると、0.6パーセント程度しか存在しないレア物件ということになります。ただし、シェアハウスなら女性専用でもそこそこの件数はあります。

デメリット③：男性は敷地内に入れない

これはメリットでもありますが、物件のなかには一切男性が立ち入れない契約であることも。 友人やパートナーのみならず、血縁であっても敷地に入ることが許されない場合があります。 ご家族に引越し作業を手伝ってもらう可能性がある方は、前もって大家さんと交渉する必要があります。

デメリット④：派閥があったりする

女性の職場でも派閥が出来たりすると思いますが、女性のみですとシェアハウスでも同様のことが起こる場合があります。派閥がなくても、ボス感を出してくる人がいたりすることも。

２．男女共用のシェアハウスのメリット・デメリットとは？

メリット①：安い物件も多い

性別関係なく入居者を募集し物件数も多いことから、同じエリアにある女性専用物件と比べて家賃が安い物件を見つけられる可能性があります。

また敷金や礼金、仲介手数料が不要な物件も多く、高額になりがちな初期費用を抑えられます。 引っ越しの際にも重い物は住人に手伝ってもらうことが出来るため、ほとんどお金がかからなかったということもありました。

メリット②：新しい出会いがたくさん

住人が企画したパーティが開催されたり、リビングで週末の集まりがあったり…コミュニケーションには事欠きません。 男女共有物件では交流を目的に選ぶ人も多いのが特徴です。

知り合いが増えることはそれだけ人脈が広がるので、シェアハウスでパートナーと出会い、結婚までこぎつける人も…。

また性別関係なく友人を自由に呼べることが多いため住民以外の人との交流もあります。

メリット③：入居審査が通りやすい

シェアハウスの入居時は一般的な賃貸物件とは異なりクレジットカードの信販・保証会社（一部除く）などはチェックされません。

共同生活ができるかどうかに重点を置いた審査が実施されるため、小規模になりがちな女性専用物件よりかなり緩く設定されていることがほとんどです。具体的にはフリーランスやアルバイトで生計をたてている方でも審査を通りやすい傾向があります。

デメリット①：居住者トラブルが発生しやすい

不特定多数の男女が同居する以上、トラブルが起こるリスクは避けられません。またバスルームやトイレなどといった共用設備は女性だけで利用するよりも汚れやすくなります。

デメリット②：プライベートな部分も見られる

原則として個室は用意されているものの、男女共有で暮らすということは寝起きやお風呂上りの姿を目撃される可能性があります。どうしてもすっぴんを人に見せたくない方にとっては苦痛に感じる場合があるでしょう。

デメリット③：ライフスタイルが違う住人もいる

複数の人が集まる場所はライフスタイルも十人十色。細かい話ですが洗濯機の使い方や使用する時間帯が自分の生活と異なる人もいます。

実際に私の暮らしていたシェアハウスでも、特定の人がたくさん洗濯物を入れるので洗濯機から変な音がする…というちょっとした事件も起こりました。

３．結局どちらのシェアハウスがオススメ？

結論として、女性専用シェアハウスをおススメしたいのはズバリ、以下です。

内覧時は穏やかに進んでも、入居してからトラブルが発生するケースはあります。
特に女性専用シェアハウスは小規模物件が多いので、問題のある住人やシェアハウス周辺の不安点について真剣に向き合ってくれる管理会社かどうかは非常に重要です。

実際にシェアハウスに住んでいる女性に話を聞いた際に、

実は、シェアハウスに引っ越す前にストーカー被害にあったことがあって。それが怖くてすぐに昔の部屋を解約して、セキュリティもしっかりしていて女性しかない、このシェアハウスに住んできたんです。知らない男性がいるのは、正直怖いです。

すっぴんでジャージの姿でうろつきたいのに異性がいるとそんなことができない。生活空間なのに落ち着かないんだろうなと思って、女性専用のシェアハウスに住んでいます。

など、親しくない男性が近くにいることに対して抵抗感を持つ方もいるかと思いますので、そういった方は、女性専用のシェアハウスが良いかもしれません。

シーズン問わず人気エリアは競争倍率が高いので、女性専用が気になったら早めにお部屋を探しはじめることが、良い物件との出会いにつながりますよ。 下記におすすめな女性専用シェアハウスを紹介しているので、自分に合う物件をぜひ探してみてくださいね。

Tigri調布【東京都・調布市】

防音室があり、楽器演奏やカラオケも無料で利用できます。趣味で繋がれる女性専用シェアハウスです。駅徒歩1分と駅チカなのもプラスのポイント！

couverture（クーベルチュール）代々木公園【東京都・代々木公園】

リモートワークルーム、ジムルーム、ヨガルーム、有料ストレージありと、都心物件にも関わらず、かなり設備が充実しております。また、風呂/トイレ付の個室もあって、プライベート重視の方にも嬉しいポイント。代々木エリアで素敵な暮らしをしたい方は必見の物件です。

Beauty House koiwa【東京都・小岩】

Beauty Houseはエステサロン運営会社が企画した大人の女性のためのシェアハウス。入居者皆様の美容をサポートするべく現役エステシャン（有資格者）による美容講座、施術実演などのイベントも多数開催しています。エステグッズやマッサージチェアが使い放題なのが魅力的。

東京シェア+【東京都・日暮里】

41部屋のシェアハウスと女性専用としてはとてもめずらしい大型物件。スケールメリットが受けられ、サロンスペース、広いラウンジやキッチンなど充実の設備があります。また、畑スペースもあったりと、都心の暮らしをしながら土いじりなどもできる環境があります。

ロムシャルマン大塚【東京都・大塚】

品のあるインテリアのデザイナーズ物件。 警備保障会社、複製のできないカード鍵の採用など、セキュリティー面でも妥協がなく、素敵にそして、安心・安全に暮らしたい方にはオススメの物件です。

CCC Story Korakuen【東京都・後楽園】

文京区の水道橋・後楽園エリアにある超希少物件。文京区の物件は新しい物件がなかなかありません。そんな人気立地に、東京ドームを見渡せる大型テラスがあります。都心を感じながらもキャンプ気分も味わえる贅沢な物件。しかも賃料が5万円代～ととってもリーズナブル。都心で非日常を味わうならココですね。

ゲストハウス心家　渋谷うすき【東京都・渋谷】

渋谷駅から徒歩8分の物件。あの渋谷駅です。渋谷駅まで歩ける物件は、そうそうありません。あっても賃料が10万円超えなんてことがザラですが、ここなら個室で65,000円～と現実的な賃料にて住み始めることができます。また、初期費用も0円ととっても良心的。初月賃料と初月共益費のみで住み始めることが出来てしまいます。とりあえず、安く渋谷駅近辺にて住んでみたい！という方は、チェックすべし物件でしょう。

ナカノコミチ【東京都・都立家政】

築80年以上と戦前からずっと家族を守ってきた家を女性専用シェアハウスとしてリノベーション致しました。古民家カフェみたいでとても温かく、そして居心地のいいシェアハウスです。また、水回りなどは新品になっているので、懐かしさを感じつつ、現代の生活基準にあった日常を暮らすことが出来そうです。人によっては、ちょっと古い家かもしれませんが、またある人によってはとても愛着の持てる家になるかと思います。

Fortuna成田【千葉県・成田】

インバウンド需要に伴って、成田空港にて働く方も増えてきております。その成田空港の近くにあるのが、こちら物件。しかも、新築。北欧テイストの共用部と充実した個室が魅力的です。お部屋には、洗面まで付いており、更にデジタル式の個室キーや冷蔵庫完備と他のシェアハウスに比べプライバシーレベルが高め。おうちから580mに大型イオンもあって、日常生活も便利です。

ペチカ新宿【東京都・下北沢】

古着にカフェにライブハウスに、と独自の文化を形成する下北沢にある女性専用物件。しかも駅から徒歩4分と駅近。個室の広さは、3畳とやや狭めですが、賃料が個室で39,000円～というのは、驚きかもしれません。荷物が多い方には向きませんが、ミニマル思考の方にはロケーション・賃料ともに最高かと思います。

MINT経堂【東京都・経堂】

高級住宅街の経堂に新築OPENした女性専用物件。リビングは天井が高くて開放的＆そして色合いがとってもおしゃれな空間に仕上がっています。また、こちらは個室に洗面化粧台付きと他の物件にはないスペックになっております。（普通のシェアハウスの個室には、水回りがありません。）街並みにきれいで物件もきれい、そしてスペックも高くて安心して過ごせる物件かと思います。

Companheira【東京都・野方】

なにかとストレスが溜まりやすい現代。仕事がうまくいかない、、、人間関係がうまくいかない、、、悩みは常にあるもの。そんなとき、ストレス解消できる場所やサービスが必要になるかと思いますが、こちらの物件はハウス内にカラオケ設備があって、いつでも発散が可能です。なんか嫌なことがあったらおうちでたくさん歌いましょう！一人カラオケでも、シェアメイトとでも、両方楽しんでくださいませ。

CCC Story Ueno【東京都・上野】

大浴場に毎日入れる希少な物件。ハウス内にシャワーブースも用意されておりますが、徒歩数分にところにあるグランカスタマ上野店　様の大浴場が毎日90分利用できる権利が付いています。仕事帰りに、大きなお風呂に浸かってから帰宅。そんな贅沢を日常に取り込むことが可能でございます。大きなお風呂に浸かりたい方にはオススメです。

Momiji笹塚【東京都・笹塚】

笹塚駅から徒歩3分という都心物件なのに、和風庭園のある物件。リビングも古民家風のインテリアになっており、どこからか穏やかな時間の流れを感じます。築年数はそれなりに経過してそうですが、内装はフルリノベーションされており、キッチン・洗面・トレイ・シャワー・バスルームなども含めてすべて新品になっているので、現代の生活水準をキープしながら、懐かしさに触れられる物件になっています。

KOIWA/SHARE RESIDENCE【東京都・小岩】

青空を感じる暮らし。東京の空ってこんなにきれいで青いんだ。そうなことを改めて感じさせれくれる物件。週末やお休みの日は、屋上でブランチしてみては如何でしょうか？東京の新シンボルのスカイツリーも見えます。そして、賃料が30,000円～というリーズナブルさも見逃せないポイントです。

オススメできる女性専用物件を15つほど紹介させていただきました。上記以外でもっと物件を確認したい！という方は、以下よりご確認いただけます。

東京エリアで女性限定の物件は、以下よりご確認いただけます。