シェアハウスが気になるけれど、「個室でも隣の音は聞こえるの?」「部屋は狭い?」「お風呂やトイレまで共有なの?」と、不安に思っていませんか。
最近は物価も上がる一方だし、家賃や生活費はできるだけ抑えたい。でも、自分だけの部屋もほしい。そんな方にとって、個室のあるシェアハウスは気になる選択肢ですよね。
私も、シェアハウスで暮らし始めたころは、自分に合う物件をどう選べばいいのかわからず、不安でいっぱいでした。
今回は、シェアハウス歴約2年の私が、実際に暮らしていた物件での感想を交えながら、「東京のシェアハウスの個室って実際どうなの?」という疑問にお答えします。広さ、家具・家電、水回り、キッチン、防音、セキュリティの6つに分けて、よかったところも、少し不便だったところも紹介していきますね。
体験談は、筆者が暮らしていた物件での感想です。あわせて、物件選びの確認ポイントを紹介します。設備・費用・入居ルールは物件や部屋によって異なるため、希望する部屋の情報をご確認ください。
先に結論|個室に住んで、実際どうだった?
実際の個室の写真を見ながら、暮らしをイメージしてみませんか?
「もう少し広い部屋がいい」「水回りは自分専用がいい」という方は、先に条件に合う物件を見ておくと、この記事のチェックポイントも具体的に考えやすくなります。
個室の話をする前に、まずは「どこをほかの住人と共有するのか」を整理しておきましょう。
個室型のシェアハウスは、自分の部屋を使いながら、リビングやキッチンなどをほかの住人と共有する住まいです。ドミトリーのように、同じ寝室を複数人で使うタイプとは分けて考えます。
| 個室として使う場所 | 自分の部屋と、その室内の収納・備え付け家具など。鍵の有無や、どの設備が専用かは部屋ごとに確認します。 |
|---|---|
| 共有する場所の例 | 廊下、リビング、キッチン、シャワー、浴室、トイレ、洗濯機置き場など。 |
| 物件によって異なる設備 | 個室内の洗面台、バス・トイレ、ミニキッチンなど。水回りがすべて共用の物件も、個室に一部または複数の設備がある物件もあります。 |
さらに、シアタールームやワークスペース、トレーニングスペースなどを備えた物件もあります。
共用設備のシアタールーム
共用設備のジム
こうした設備は魅力的ですが、写真の豪華さだけで決めず、利用できる時間やルールも確認したいところ。費用も、家賃だけでなく、共益費や別途かかる料金を含めて比べてみてください。
個室だけでなく、共用設備も比べたい方へ
ラウンジやキッチンなど、どの設備があるかを物件ごとに確認できます。
ここからは、実際に暮らしてみて感じた個室の使い心地を、6つのポイントに分けてご紹介します。
私が暮らしていたシェアハウスの個室は5畳でした。共用設備が充実していたこともあり、私自身は快適に過ごしていました。
物件を探していたときは、5畳前後の部屋が多い印象でしたが、見学したなかには3畳の個室もありました。
一般的には、都心に近づくほど狭くなる傾向があり、郊外に行くほど広い物件が増えていく傾向にあります。
部屋選びでは、「何畳あるか」に加えて、ベッドを置いたあとの空間、収納、机を使うときの余裕を見てみてください。同じ広さでも、自分の荷物と家具を置いた状態を想像すると、合う・合わないが見えてきます。
| 3〜4畳くらい | 家賃を抑えたい人や、荷物が少ない人向け。食事やくつろぐ時間は、共用のリビングを使うとよいでしょう。 |
|---|---|
| 5〜6畳くらい | 寝るだけでなく、机で作業もしたい人向け。ベッドや机の配置と、収納を確認しましょう。 |
| 7畳以上 | 個室でゆっくり過ごしたい人や、在宅ワークをする人、趣味の荷物が多い人向け。 |
「5畳だと少し狭そう」と感じた方は、6畳以上から比較
個室でもゆっくり過ごしたい方や、荷物が多い方は、広さを条件にして探してみてください。写真と間取りを見比べると、置きたい家具をイメージしやすくなります。
私が住んでいた物件には、個室に冷蔵庫がありました。部屋からキッチンまで少し距離があったので、飲み物をすぐに取り出せるのが便利でしたね。
家具については、ベッド、デスク、椅子、カーテンなどが備わっている物件を見かけました。私が使っていた家具は、IKEAやニトリのもので、特段の不満はありませんでした。
ただし、「家具付き」と書かれていても、冷蔵庫や寝具まで同じようにそろっているとは限りません。何が個室にあり、何が共用なのかを分けて確認するのがおすすめです。
家具・家電は、購入前にここを確認
電子レンジや炊飯器などの調理家電についても、共用キッチンに何があるかを見てから準備すると、買うものを決めやすくなります。個室で調理家電を使いたい場合は、先に運営会社へ確認してくださいね。
引っ越しで買いそろえる家具を減らしたい方へ
家具付き個室の一覧から、設備欄と写真を見比べてみましょう。「何も買わなくていい」と考えるのではなく、手持ちの荷物と照らし合わせるのがポイントです。
私が暮らしていたのは、水回りを共用する大型物件でした。時間帯によってはシャワールームが埋まってしまうこともあり、部屋とシャワールームを往復するのが、少し面倒に感じることもありました。
毎日使うものなので、「シャワーが何室あるか」だけでなく、「自分の部屋からどのくらい離れているか」も大事。内見では、部屋からシャワー、洗面台、トイレまで実際に歩いてみてください。
一方で、個室のなかに水回りが付いているシェアハウスもあります。ただし、「水回り付き」という言葉だけで、バス・トイレが両方あると判断しないようにしましょう。
| 水回りを共用するタイプ | シャワー・トイレの数、清掃状況、混む時間帯、個室からの距離を確認します。 |
|---|---|
| 個室に洗面台があるタイプ | 洗面は自分の部屋でできますが、バス・トイレは共用の場合があります。ほかの設備も分けて確認しましょう。 |
| 個室にバス・トイレがあるタイプ | 共用設備の空きを待たずに使えるのが魅力。掃除の担当や、水道光熱費の扱いも確認しておきましょう。 |
「水回りは自分のペースで使いたい」という方へ
水回り付き個室の一覧から、洗面台だけでよいのか、バス・トイレまで必要なのか、自分の希望に合う部屋を探してみてください。
一覧には、個室に洗面台のみが付く物件や、一部の部屋だけ水回りが付く物件も含まれます。希望する号室の設備をご確認ください。
大型物件で、水回り付き個室も希望する方へ
SHARE PARADEの「ソーシャルシェアハウス」は、大型物件+個室水回り付きのカテゴリーです。共用設備も、個室の便利さも重視したい方はこちらから比較できます。
私が暮らしていた物件では、キッチンも共用でした。業務用のような大きなキッチンは、料理をしやすそうだなと感じました。
ただ、私はあまり料理をするほうではなかったので、毎日自炊した場合の使い勝手まで、十分にレビューできるわけではありません。料理が好きな方は、内見でじっくり確認してみてください。
個室にミニキッチンを備えたタイプもあります。
自炊する方が確認しておきたいこと
料理する場所にもこだわって選ぶなら
キッチン充実の条件で、共用キッチンの写真や設備を比較してみましょう。個室内のキッチンが必須の場合は、共用設備とは別に確認してください。
東京以外のエリアも含む一覧です。希望エリアは検索条件から絞り込めます。
防音については、正直に言うと、私の体験では生活音が聞こえることがありました。いびきやアラームの音が、住人同士で話題になることもありましたね。
音の聞こえ方は、物件や部屋によって違います。気になる方は、内見のときに確認してみてください。
| 隣室や廊下からの音 | 案内担当者に相談し、無理のない範囲で、話し声やドアの開閉音が室内にどう聞こえるか確認しましょう。 |
|---|---|
| 個室と共用部の位置関係 | リビング、キッチン、階段、洗濯機、シャワーなどが、希望する部屋の近くにないか見ておきましょう。 |
| 夜間のルールと対応 | 通話、洗濯、共用部の利用時間の決まりと、困ったときに誰へ相談できるかを確認しましょう。 |
可能であれば、自分が家で過ごす時間帯に近い内見を相談してみてください。見学時に静かでも、隣室が不在だったり、共用部が使われていなかったりする場合は、普段の状況まではわかりません。
在宅ワークが多い方は、個室以外の作業場所も比較
仕事も食事も休息も個室だけで済ませるのか、共用の作業スペースを使い分けるのか。会議や通話が多い方は、ワークスペースの有無に加えて、通話可能な場所や利用ルールも確認してみてください。
東京以外のエリアも含む一覧です。ワーキングスペースの有無は、個室の防音性や会議室の有無を保証するものではありません。
私が暮らしていた物件の個室には鍵がありました。ちょっとトイレへ行くだけでも施錠するのは面倒に感じるかもしれませんが、自分の持ち物を管理するうえで大切にしたい習慣です。
鍵の方式には、物理キーや暗証番号などがあります。暗証番号式なら物理キーを持ち歩かずに済みますが、番号の管理や、入居者が替わる際の変更方法も確認しておきたいですね。
セキュリティで確認したいこと
建物の防犯設備も条件に入れて探す
ホームセキュリティや防犯カメラがある物件を比較できます。女性のみで暮らす環境を希望する方は、女性専用の条件も別に確認してみてください。
女性専用かどうかと、防犯設備・管理体制は別の確認項目です。設備の内容は物件ごとに異なります。
シェアハウスに興味があっても、「自分だけの時間は大切にしたい」と思う方は多いのではないでしょうか。
私にとっては、住人とのコミュニケーションがよい刺激になりましたし、一人ではないという安心感もありました。その一方で、個室でプライベートな時間を過ごすことも大切でした。
共用設備でほかの人とかかわるからこそ、「自分の部屋ではどんな時間を過ごしたいのか」を見つめ直すきっかけにもなったと思います。
ただ、交流の多さだけで住まいを選ぶ必要はありません。仕事に集中したい、料理を楽しみたい、一人でゆっくり休みたい。自分の毎日の過ごし方から、個室と共用部のどちらに何を求めるかを考えてみてください。
自分に合う使い分けを考えるヒント
シェアハウスには、一人暮らしより不便に感じる部分もあります。それでも私には、共有と個室を使い分ける楽しさがありました。物件の雰囲気と自分の生活リズムが合うか、内見で確かめてみてくださいね。
写真で気になる物件を見つけたら、次は「希望する部屋で、自分の生活ができそうか」を確認しましょう。案内担当者に聞くときは、次のように具体的な質問にすると比較しやすくなります。
| 広さ・収納 | 「この号室の広さはどのくらいですか?」「収納と、家具を置いたあとの空間を確認できますか?」 |
|---|---|
| 家具・家電 | 「室内のどの家具・家電が入居時に付きますか?」「自分で用意するものは何ですか?」 |
| 通信・仕事環境 | 「この部屋でWi-Fiを確認できますか?」「オンライン会議はどこでできますか?」 |
| 水回り | 「バス・トイレは専用ですか、共用ですか?」「共用設備が混む時間帯はいつですか?」 |
| 生活動線 | 「部屋からシャワー、トイレ、キッチンまで実際に歩いて確認できますか?」 |
| 生活音 | 「隣室や共用部からの音を確認できますか?」「夜間の通話・洗濯・共用部利用のルールはありますか?」 |
| 鍵・管理 | 「個室と玄関の鍵はどう管理されていますか?」「困ったときはどこへ連絡しますか?」 |
| 清掃・来客ルール | 「共用部の掃除は誰が、どの頻度で行いますか?」「友人の訪問や宿泊はできますか?」 |
| 費用 | 「家賃と共益費以外に毎月かかるものはありますか?」「入居時と退去時の費用を確認できますか?」 |
見学した部屋と申し込む部屋が違う場合は、広さや設備、共用部との位置関係も改めて確認してください。「この物件なら大丈夫」ではなく、「この号室で暮らせそう」と思えるかが大切です。
Q. シェアハウスの個室は、どこまでが自分のスペースですか?
A. 個室型では、自分の部屋を使い、リビングやキッチンなどを共用します。バス・トイレも共用のタイプと、個室内に水回りがあるタイプがあります。何が専用で何が共用かは、希望する部屋の設備欄で確認してください。
Q. シェアハウスの個室は狭いですか?
A. 私が暮らしていた個室は5畳で、共用設備を使えることもあり快適に過ごせました。ただし、必要な広さは荷物や過ごし方によって変わります。個室で仕事や趣味の時間を過ごしたい方は、6畳以上の部屋も比較し、家具を置いたあとの空間と収納を確認してみてください。
Q. 個室でも隣の音は聞こえますか?
A. 私の体験では、いびきやアラームなどの生活音が聞こえることがありました。ただし、物件や部屋によって異なります。内見では希望する部屋で音を確認し、共用部との位置関係や夜間のルールも聞いておきましょう。
Q. 個室に家具・家電は付いていますか?
A. 物件や部屋によって異なります。家具付きでも、冷蔵庫や寝具までそろっているとは限りません。私の部屋には冷蔵庫があり便利でしたが、入居前に、個室の備品と共用設備を分けて確認してください。
Q. 個室に鍵はありますか?
A. 私が住んでいた個室には鍵がありました。鍵の方式は物理キーや暗証番号など、物件によって異なります。内見のときに、鍵の種類と使い方を確認してみてください。
Q. 個室と共用部、どちらを重視すればよいですか?
A. 個室で過ごす時間が長い方は、広さ・収納・音・水回りを優先して確認しましょう。共用部を活用したい方は、設備だけでなく利用時間やルールも確認してください。交流の多さだけではなく、自分の生活リズムに合うかで考えるのがおすすめです。
「シェアハウスの個室って実際どうなの?」と気になっていた方は、ここまで読んで、譲れない条件が少し見えてきたのではないでしょうか。
まずは、広さ・家具・水回りのうち、いちばん気になった条件から物件を見てみてください。そのうえで、共用設備や防犯設備などを比較すると、自分に合う候補を絞りやすくなります。
「東京」と記載していない一覧は、東京以外のエリアも含みます。また、条件に合う部屋が一部だけの物件もあるため、希望する号室の広さ・設備・空室状況をご確認ください。
まだ条件を決めきれない方は、東京の物件を見比べてみましょう
気になる個室の写真を見つけたら、広さ・設備・家賃と共益費を確認。候補が見つかったら、この記事のチェックリストを使って、空室状況や内見について問い合わせてみてください。
RECOMMEND