上京してシェアハウス!一人暮らしするまでに実際にかかった費用とワンルーム・学生寮との初期コスト比較

>> 目次 <<

〇上京して一人暮らしを始めるのに掛かる費用

-初期費用がワンルームの約3分の1に削減!

-シェアハウスの賃料って、ワンルームと同じなの?

-シェアハウスの共益費って、15,000円もするの?

〇シェアハウスには家具・家電が最初から備え付けられてる!

〇シェアハウスだと引越し費用が掛からない?

〇シェアハウスは安いだけが魅力じゃない?

-寂しくないし、今まで出会うことのなかった人に出会える

-サークルみたいな部活がある

-自炊派には嬉しい大型キッチンで料理がらくらく

-リビング・キッチンなどの共用部の掃除を管理会社がやってくれる

〇それでも、シェアハウスに住むのは抵抗がある方へ。

-他人と暮らすということ

-若い女性がシェアハウスに住むということ




上京して一人暮らしを始めるのに掛かる費用

上京してシェアハウス


上京して部屋に住み始める。その費用はいくらかかるのか?
今回はコストという面からシェアハウスを一般的なワンルーム、また自分と同じような大学生のために学生寮とも比較しながら、みていきたいと思います。
ただし!僕は当然ながらシェアハウスに住んで欲しいと思っているため、読者の方には、
「おまえはどうせシェアハウスをいいように書くのだろう(⌒-⌒; )」
と思われるかもしれません。 なので、今回は僕が実際に検討した費用で比較してみます! これをみて嘘と思われたらもうシェアハウスをオススメするのは諦めます…
どうかフラットな目でみていただいて上京する時、シェアハウスを検討していただけるキッカケとなれば嬉しいです!




ワンルーム学生寮(食事別)シェアハウス
賃料60,000円82,000円60,000円
管理費・共益費

3,000円

18,000円15,000円
敷金・保証金60,000円50,000円21,000円
礼金60,000円
仲介手数料60,000円
光熱費・通信費15,000円50,000円共益費に含
その他(保険、入寮費など)15,000円100,000円
合計273,000円300,000円96,000円

※すべてインターネット環境、個室に3点ユニットあり。
※学生寮、シェアハウスには大型家電あり。
※ワンルーム、学生寮の立地や家賃に関しては大学が紹介している最も平均的と思われるもの。



初期費用がワンルームの約3分の1に削減!

上記の比較表を見て貰えればわかるかと思いますが、シェアハウスは初期費用がとってもお安いです。なぜ、こんなに安いのかというと、礼金とか仲介手数料をまったく払う必要がないからです。僕が選んだシェアハウスがたまたまキャンペーンか何かで礼金0だったんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、それは違います!私が選んだ物件じゃなくても、ほぼほぼ(僕が比較したシェアハウスは100%の確率で)仲介手数料も礼金もかかりません でした。

不動産屋さんに聞いたのですが、ワンルームとかの一般賃貸は、物件を管理している不動産会社と客付けをしている不動産会社は別々になっているケースがほとんどらしいのですが、シェアハウスの場合は、物件管理会社 = 客付け不動産会社と同じになっているので、仲介手数料ってのが不要らしいです。
※仲介手数料は、客付け不動産会社に払う費用



シェアハウスの賃料って、ワンルームと同じなの?


上記の比較表を見ると、ワンルームの賃料が60,000円、そしてシェアハウスの賃料も60,000円。これだけ見ると、シェアハウスの賃料ってそんなに安くないなぁ!と思うかもしれません。ただ、これには当然、理由があります。

シェアハウスは、個室はあるけど、リビングやキッチンやトレイやバスルームなどは、他の入居者と共有するのが普通です。ただ、僕は、プライベートの時間も充実させたかったので、シェアハウスなんだけど個室にトイレやバスルームなどの水回り付きの物件を選択しました。なので、他のシェアハウスに比べると個室設備が充実している分、シェアハウスの中では賃料が高めの部類でした。

参考:水周り付きの個室シェアハウス物件一覧

個室に水回りが付いてないシェアハウスであれば、ワンルームの7~8割程度の賃料に抑えることが出来ます!コスト重視の方は、そういった物件を選ぶといいかなぁと思います。中には、東京なのに3万円代で住めちゃう掘り出し物件もあったりします。

参考:3万円以下!東京都で格安・安い シェアハウス物件一覧




賃料60,000円で、こんな大型ラウンジを自由に使えるのは、シェアハウスならでは。賃料以上の価値がありそうじゃないですか?



シェアハウスの共益費って、15,000円もするの?


ワンルームだと3,000円だけの管理費・共益費が、シェアハウスだと15,000円?普通に高くないか?賃料を下げて、管理費を高くしている方式では?と思う方多いと思います。僕も最初はそう思いましたが、管理費・共益費の中身を知ると、全然違うことが理解できます。むしろかなりお得なんじゃないかと。

ワンルームマンションの管理費・共益費って、エレベーターの維持管理費とか廊下の蛍光灯の維持費に当てられるものであり、自分のお家(お部屋)の電気代・ガス代・水道代・インターネット代などは、すべて自分で契約して、それぞれ支払う必要がありますよね。でも、シェアハウスの電気代・ガス代・水道代・インターネット代は、すべて共益費に中に含まれているのです。これ、すごくないですか?他にも、共用部分(リビング・キッチン・トイレとか)の清掃費用とかも共益費に含まれているし、トイレットペーパーとかの備品も共益費に含まれています。

リビングとかキッチンの掃除を全くしなくていいってのは、ズボラな僕には地味にありがたかったですね。

参考:シェアハウスの共益費は一般賃貸の管理費とは別物?ハウスクリーニングやネット代まで含まれている?




シェアハウスには家具・家電が最初から備え付けられてる!


不動産会社に支払う初期費用が安いというのは理解してもらえたかと思います。 ですが、追加で購入する物が多ければ安いといわけにもいきません。
しかし僕の場合、シェアハウスに入居してから特に高額な買い物はしていません。 電子レンジや冷蔵庫や炊飯器、調理器具は運営会社が用意しており、その他のアイロンなどに関しても他の入居者の方が持ち込まれていて、それをシェアしています。

また、個室の中で必要なベッド、机、椅子なども家具も最初から備え付けられているので、こちらも購入していないです。

もしワンルームにて、新生活を始めると家具・家電の購入費用だけでも、20~30万円近く掛かってしまうようですね。



>> 必要家具一覧 <<

ベッド20,000円程度
寝具15,000円程度
10,000円程度
椅子5,000円程度
カーテン5,000円程度
ソファ30,000円程度
シェルフ10,000円程度
合計95,000円程度



>> 必要家電一覧 <<

洗濯機40,000円程度
冷蔵庫30,000円程度
電子ケトル5,000円程度
照明器具5,000円程度
ドライヤー5,000円程度
炊飯器10,000円程度
テレビ40,000円程度
合計135,000円程度


かなり高額な出費ですが、人によっては、テレビを購入しなかったり、一部の家具を中古品にしたりして、安く抑えることはできそうですね。




シェアハウスだと引越し費用が掛からない?


一般的なワンルームで家電や家具を実家から送る場合、引っ越し業者などに頼む必要があるので、その分のお金がかかってしまいます。 その点スーツケース一つで入居できるシェアハウスは、さらに経済的といえます。3月・4月など繁忙期の引越し代はとっても高額です。

以下に引越し費用の相場を載せておきますね。




>> 3月上旬 単身者引越相場 <<

~15Km未満33,000円前後
16~50Km未満45,000円前後
51~200Km未満55,000円前後
201~500Km未満75,000円前後
501~Km86,000円前後



>> 3月下旬 単身者引越相場 <<

~15Km未満55,000円前後
16~50Km未満65,000円前後
51~200Km未満100,000円前後
201~500Km未満155,000円前後
501~Km


タイミングによっては、かなり高額な引越費用がかかりそうですね。。。3月後半は、特に高くて、55,000円~。




上京して暮らすというのは、地方のワンルームで一人暮らしするよりもお金がかかるイメージですが、東京にはシェアハウスという選択肢があるので初期費用に関しては決して高額なものではありません




シェアハウスは安いだけが魅力じゃない?

では、ただ安いからシェアハウスに住むのか?
デメリットもあるはずなのにシェアハウスを勧めるのか?
そんなことはないです。
安いというのはあくまでシェアハウスの数ある魅力のひとつに過ぎません。

以前の記事【家賃も立地も設備も同じ。それならシェアハウス?ワンルーム?】でも書いたように、僕はシェアハウスがワンルームと同じコストがかかろうともシェアハウスに住みたいと思います。実際に住んでみて、感じた魅力をいくつか列挙してみますね。



寂しくないし、今まで出会うことのなかった人に出会える


上京して、シェアハウスに住んで最初に思ったのは、全然寂しさを感じなかったこと。僕の住んでいたシェアハウス、100平米を超えるようなメガサイズのラウンジのある物件だったこともあってか、常にラウンジに行けば人がいて、お茶を片手に誰かと話すことができました。他愛もない話も多かったですが、社会人の方の悩みとか今後の進むべき道の話なんかは、学生の僕にはとても新鮮でした。自分では考えもしないような考えを日常的に感じられるのは(いい意味での刺激がもらえるのは)、シェアハウスならではなんだろうなぁと。



サークルみたいな部活がある


僕が住んでいたシェアハウスには、フットサルチームがあって、月3~4回くらいコートを借りてワイワイと試合をやってたりしました。ハウスチーム専用のユニフォームを作ったりもしていて、楽しかったですね。ちょっとした連帯感みたいなものがあって。普段、リビングとかで会わない方もスポーツだと参加してくれたりして、そこをきっかけにちょっと仲良くなれたり。中学校の部活みたいな体験ができるのも、シェアハウスならではの魅力。

参考:シェアハウスメンバーでフットサル!~距離を縮め絆を深めるスポーツのチカラを実感~



自炊派には嬉しい大型キッチンで料理がらくらく


僕は大学生で上京したので、あまりお金がなくて。なので、ご飯は結構自炊をしていました。皆さんもご存知かと思いますが、ワンルームマンションのキッチンってめっちゃコンパクトですよね。料理する気が失せるくらいに。コンロも1つしかないとか。でもシェアハウスのキッチンはファミリータイプのものが多いので、ちゃんとコンロも3口あるし、同時にいろいろご飯が作れたりします。自炊派には、時短する意味でも大型キッチンは必須かと思います!

これ、シェアハウスに入って初めて気づいたのですが、入居者同士にてご飯のおすそ分けがあったりします。おかず作りすぎちゃって、余ったからどうですか?みたいなことが時々ありました。これとか、普通の一人暮らしじゃ絶対ないですよね。



リビング・キッチンなどの共用部の掃除を管理会社がやってくれる


これ、共益費のところでも書きましたが、シェアハウスの共用部って管理会社がクリーニングしてくれるんです。僕が住んでいた物件は、大型だったこともあってか、週5回も実施してくれていました。週5回もですよ!なので、常に清潔感のある暮らしが出来ていました。ここまでやってくれるとちょっとホテル暮らしっぽさを感じますよね。

ただ、全部のシェアハウスがクリーニングを実施してくれるわけではないので、それは個別に確認が必要です。

参考:シェアハウスの掃除事情。入居者による当番制もある?




それでも、シェアハウスに住むのは抵抗がある方へ。

正直なところ「シェアハウスに住む」というのはまだそれほど一般的ではありません。 住もうと思っている当人は魅力を感じていても、周りの方が反対するケースが多いようです。
たしかに、ぼくらの親世代の方たちはそもそもシェアハウスなるものがなかったので、そんなところを住居として選択することに反対するのは無理もないです。

僕の場合は特に反対もなかったので、周りの方にきいてみました。
するとこんな結果が...




おっ!実に30%以上の方が反対されているという結果が。
社会人として独立されている方ばかりですが、やはりご家族を中心に「シェアハウス」には抵抗がある方が多いようです。



他人と暮らすということ


確かにリスクのある暮らしであることは否定できません。 やはり他人と生活をともにするので、少なからずトラブルはつきものです。入居者の中に苦手な人がいるとか、シャワーを使用したい時に利用中だったことがあるとか、キッチンのシンクに食器が置きっぱなしだったなどなど。

「自分の家に他人がいることなんて考えられない」といわれれば勧めることは難しくなります。 しかし「他人と暮らす」というのはデメリットばかりでしょうか?
もちろん他者と過ごすのは楽しいこともあれば、悩むことも多くなります。 ですが社会にいる限り他者と接することを避けることは困難です。
それなら「いかに他人との接触を避けるか?」を考えるのではなく「どのように他人とうまく付き合えるようにするか?」と考える方がより有意義な人生を過ごせるという考えもあると思います。

ずっとシェアハウスに住み続けるのでなくても、人生の中で一度経験として住んでみるのもきっと大きな価値があります。 それにシェアハウスというとドミトリータイプ(主に寝室が相部屋)を想像される方が多いようですが、個室でプライバシーが守られる物件がほとんどです。 共有スペースがしっかり区切られていて玄関から個室に直行できる物件もあるので “シェアハウス=人と交流しなければならない”という敷居の高いものでもありません。

なので、みんながみんなフレンドリーすぎるというわけでもないです。
万人受けするように作ってあるワンルーム物件と違って、様々なコンセプトがあるのがシェアハウスなので、あなたにとって魅力的なシェアハウスが存在しないことのほうが考えにくいです。



若い女性がシェアハウスに住むということ


また若い女性の家族が反対される理由としてよくあるのが「セキュリティーが不安」ということです。
ですが、同じ若い女性へのアンケートで家族がシェアハウスに住むことに賛成だった方は、他に誰かいるからセキュリティー面が心強いといった方も多数いらっしゃいました。
これは性善説で考えるか、性悪説で考えるか、でどちらが正しいとは一概にいえません。 あくまでこういった考えもあるということだけご紹介しておきます。





僕と同じように上京する方、それはシェアハウスに住む立派なキッカケです!
学生の方にも、コスト面でも学生寮に負けない魅力があるのはわかっていただけたと思います。 ワンルームでたくさん家具を買って一人暮らしをしてからシェアハウスに引っ越すよりも、まずシェアハウスに住んでから色んな住み方を考えてみるのもよい方法です!

東京に上京するならシェアハウス!
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この記事を書いた人

2014年4月に地方から都内の大型シェアハウスに住む大学生。 本名 佐々木英彦。 趣味はスポーツ。特にサッカーをしたり野球観戦をすること。 シェアハウスに住んでみてその生活の魅力に可能性を感じもっと多くの人に広めたいと思いSHARE PARADEでお仕事をさせていただいてます。 記事について感想、質問などありましたらぜひお気軽にFacebookでご連絡ください。

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