上京に憧れの気持ちがある、でも地元に残ったほうがいいかもしれない…。田舎暮らしの方がこう考えてしまうのも、無理はありません。上京には大きなリスクがつきまとうようなイメージがあるからでしょう。「資金がかかる(引っ越し資金、生活費)、物価が高そう」「家族と離ればなれになるのが不安」などの点から、上京は危険だ!と考えている人もたくさんいます。
しかし、リスクの少ない生活を送るためには、地元で暮らし続けるほうがよいのでしょうか?
実は、そんなことはありません。上京して暮らすこともメリットもたくさんあります。
それでは、そのメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか?
たしかに、上京には初期費用がかかります。ですが、地方よりも都心のほうが仕事の選択肢が多く、刺激的であることはたしか。
地方のほうが家賃は安いですが、それだけ賃金は安いことも多いでしょう。地方ではできないような経験を積みたいのならば、一度は東京で働いてみるべきなのかもしれません。
ただし、都心で働く場合には、田舎よりも通勤時間が長くなりがちになり、残業が多い会社もあるということは覚悟しておきましょう。
両親と離れるのが寂しい、実家を出たくない…という理由で上京するのをやめた、という人もいるようです。
ですが、上京を「自立していくうえでの、ひとつのステップ」として考えてみましょう。たしかに、実家で過ごせばお金もたまりやすいですし、親が面倒を見てくれます。しかしながら、それではいつまでたっても自分自身のスキルが上がりません。いつまでも実家で自由気ままに暮らしていると、「パラサイト」と言われても文句は言えません。
ひとりで暮らしてみて、はじめて両親のありがたみがわかるという話もあります。
大人への第一歩として上京してみる、という考え方もあるのです。
上京する不安要素として、「生活を維持できるのか」という不安を挙げる人もいます。
上京生活を続けるためには、無理をしてはいけません。背伸びして高い家賃の物件に選んだり、生活費を使いこんだりしては元も子もありません。
オススメは、仕事は都心でしてもいいですが、生活拠点は都心から少し離れたスポットを選ぶこと。もちろん家と職場が離れすぎていては体に負担がかかりますが、都心にも安い物件はたくさんあります。また、シェアハウスなどを選んで入居することもオススメです。
物件探しは賢く行いましょう。
上京はリスクしかないと思っている人もいますが、地方にとどまり続けること、いつまでも実家で暮らすことにもリスクは存在します。とりあえずは上京生活を恐れることなく、自分のワークライフバランスを考えて、上京するかどうかを決めましょう。
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