大学生が5か月のシェアハウス生活で気付いた、実家の有難さ

シェアハウスに関する不安を払しょくしたく、もっとハウス内の情報を発信をして、もっとクリアにしていきたい!
そんな想いから始めた、実際にシェアハウスに住む住人にインタビューする企画を始めました。
今回は、第6弾!
小学校・中学校・高校とスポーツマンだった荒井さんは、大学生になるや否や実家を離れシェアハウスへ引っ越し。
普段は付き合うことのない社会人や夢を追いかけて取り組むアーティストの方と出会い、一緒に暮らすことで何を感じたのか?5カ月後、実家に戻った彼は今何を思うのか?
必見です。


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枠に決められるのではなく、新しい経験を貪欲に積みたい


工藤『大学1年生の時にシェアハウスに住まわれたということで非常に珍しい決断をされたと思いますが、大学に入る前からシェアハウスに住むことは考えていたのですか?』

荒井『いえ、全く考えていなかったですね。ただ、昔から決められた流れに沿うみたいなことが嫌いで。笑 小学校の頃は地元のサッカークラブに入っていたのですが、入学した中学のサッカー部の慣習が古臭くて。。。リフティングができないと試合に出られない、みたいな雰囲気があったんですよね。』

工藤『堅苦しい規則のある部活だったんですね。』

荒井『なので、その空気が嫌で卓球に入ってみたんです。卓球のイメージがユニークで面白そうだなーって。ただ、部活の顧問が変わった人で、「男たるもの走れ!」っていうスタンスで始終走らされていました。卓球よりも走っていた時間のほうが長いですね。笑 そのおかげか、走ることの楽しさに気付いて、高校では陸上部に入ってしまいました。』

工藤『競技よりも走る方が長かったって壮絶です。笑 でもその結果として、自分の好きなことが見つかってよかったですね。今でも陸上を続けているんですか?』

荒井『やめてしまいましたが、今でも習慣的に走っていますね。陸上は続けたかったのですが、1,2年生の時はキャンパスが遠くて実家から1時間30分ほどかかってしまうんです。それだと部活にも時間が使えないなーと諦めてしまいました。
部活もなくなったので、時間ができアルバイトを始めたのですが、またこれに熱が入ってしまって。笑 もっとコミットしたいなと思い、アルバイト先に近い場所で生活したいと思い、シェアハウスを選びました。』

工藤『一人暮らしの賃貸物件は選ばれなかったんですね。』

荒井『新しい経験をしたいなって思って。長く住むことも考えていなかったので、良い思いをしなかったらすぐに出られるし、ちょうどいいなと思いました。』

工藤『選ぶときに重要視したのはどこですか?』

荒井『多くの人と関わりたいな、と思いましたので大人数の物件を中心に見ていました。あとは、共同生活なので水回りや共有設備に清潔感があるかどうかは内見の時にチェックしていましたね。それでファーストハウス大森を選びました。』




現実的な友人と夢を追いかけるハウスメンバー


工藤『シェアハウスに住んでみてどんな人がいました?』

荒井『シェアハウスの中で学生は自分だけで、他は20代後半の社会人ばかりでした。ただ、その人たちは人間的に魅力を感じる人ばかり。演劇の事務所に所属、俳優の卵。自分の夢に向けて毎日を取り組んでいる人達でした。』

工藤『周りの学生とは大きく異なる感じですか?』

荒井『そうですね。僕の周りのキャンパスの友人は、現実感のある目の前の事ばかりを考えている。授業が面倒くさいとか、テストをどう乗り切るのかとか、次回の飲み会はどうするのかとか。シェアハウスのメンバーは目の前のことではなく、夢を追っていたので、将来に向けて頑張ることに対して、刺激をもらえていましたね。あと海外の人たちとも話せた事もいい刺激をもらえましたね。』

工藤『シェアハウスには海外の方がお住まいになっていることも多いですよね。どちらの方がいらっしゃいましたか?』

荒井『インドやタイなどのアジアだけでなく、フランスなどの欧米系の人もいましたね。皆さん仕事で日本に来ているようでしたので、英語だけではなく日本語も堪能。なので、コミュニケーションで不都合は感じなかったです。彼らから、海外で働く日本人の事も聞けましたし、そこで初めてワーキングホリデーという仕組みを知りました。漠然と考えていましたが、海外での生活の話を身近で聞けることでリアルに感じることができました。』

工藤『日本以外で住むことや働けることを考えることができるようになったのも、いい経験でしたね。ただ、それだけ多様に富んでいると、生活の中でもトラブルが起きそうですね。』

荒井『大きなトラブルはなかったのですが、生活音が気になることは多かったです。 洗濯機は共用で使っているのですが、音の問題もありハウスルールとして8~21時でしか使ってはいけないんです。ただ、夜中に使っている人がいて音が聞こえたり、部屋の電話の音が入ってきたり。ゆっくり寝たいなと思うときに、少し困りました。あとは、水回りに関して、食事をした後に食器をなかなか洗ってくれない人がいることで、シンクがたまっちゃうことが多かったですね。』

工藤『ある人にとっては気にしていないことでも、ある人にとっては気になる。環境の違いですね。』

荒井『他人と一緒に住むことは大変なんだ、ということを身に染みて学ばせてもらいました。』




シェアハウスは、学生でありつつも社会人として生きていく事を、リアルに感じられる環境


工藤『学生の時に普段接しないタイプの人たちと暮らすことで色々学べましたね。』

荒井『何よりも大きく学べたと思うのは、社会人として生きていく事を、リアルに感じることができたのが大きいです。今までは、社会人と聞くと自分の父親のイメージがあって。ちゃんと真面目に働いて、ちゃんと家族を養う。色々なものに縛られていて、楽しむことができない。そんな印象でした。
ただ、シェアハウスに入って社会人になっても新しい出会いもあれば、交流関係を作ることができる。どう生きるのかは自分次第だなと思いました。』

工藤『学生のうちに、先取りで社会人の生活を身近に感じることができたのは、いい経験ですね。就職活動のようなタイミングにならないと、なかなかできないですし。』

荒井『はい。色々な人を見ている中で将来に関して考えるようになって、まずは早く一人前になるために今は長期インターンを行うことにしました。』

工藤『ちゃんとネクストアクションに結びついていいですね!』

荒井『あと、だからこそ実家の有難さを感じています。実際に働いてみると時間があっという間に無くなり、この後に家のことをやるとなると大変だなと。自分のやりたいことだけに時間が使えるし、お金の心配もいらないので精神的にも余裕ができて、本当にありがたい環境です。』




大学生がシェアハウスに住むことはおススメなのか?


工藤『今までの自分が関わりなかったような人と付き合うことで様々な刺激を受け、親元を離れたことで現状の有難さを感じられるようになり、多くを学べたんじゃないかと思います。正直、大学生にシェアハウスに住むことはおススメですか?』

荒井『難しい質問ですね。。。経済的に余裕があるのであればやってもいいかなと思います。結局自分が5か月終えたのは、自分のアルバイトだけでは工面し続けることができなかった経済的な理由が大きいので。あとはもし上京をするなどによりどうしても親元を出ないといけないのであれば賃貸でもいいかなと。』

工藤『それはどうしてですか?』

荒井『学生の期間って同学年の学生の友達と仲良くなることも大事だと思うんです。賃貸だと自分の友達を気軽に呼べるし楽しいと思います。また、シェアハウスにいると個室はあるとはいえ、やはりほかの人と話すことが多くなってしまうので、自分の時間が少なくなります。何かちゃんと勉強したいと思う人には自分の空間がしっかりとれる場所がいいかなと思いました。』

工藤『なるほど。』

荒井『ただ、社会人・外国人と交流するシェアハウス留学みたいな感覚で、一人暮らしをするにしてもまずはワンステップを挟みたいってことであれば全然アリだと思います。すぐには入れてすぐに出ることができるのもメリットですから。』




以上、大学生でありながら実家を離れシェアハウスライフに飛び込んできた荒井さんのインタビューでした。
他のインタビューの中でも口を揃えて、『多様性』に関して口にしますね。大学生で同質の人たちと出会い仲が深まる機会が多いからこそ、短期間だけでも少し人と異なるユニークな経験を積んでもいいかもしれませんね。

少しでもシェアハウスが気になっているよ、という方は是非こちらよりお探しください!




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この記事を書いた人

こんにちは、Kudoです! 筋トレ×サラリーマン生活をしていましたが、シェアハウスに入って、人生が変わりました。(笑) シェアハウスに入って、ランニング・サーフィン・テニス・韓流エンタメが趣味となりフリーランスとしても働くようになりました。 『人と繋がって広がる』シェアハウスライフを伝えていければと思います! 少しでも記事を見てシェアハウスに興味をもって飛び込んできてもらう人が増えればうれしいです。 宜しくお願いします! Hello, I'm Kudo! I used to live a life balancing work as a salaryman and working out, but joining a share house changed my life. (Haha) Since moving into a share house, I've taken up running, surfing, tennis, and enjoying Korean entertainment. I've also started working as a freelancer. I hope to share the joys of share house life, where connections with people lead to new opportunities and experiences. If this article inspires even a few people to take an interest in share houses and dive into this lifestyle, I'll be happy. Thank you!

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