シェアハウスに住もうかどうかを考えている人の中には
こんな不安を抱いているのではないでしょうか?
その不安を払しょくしたく、もっとハウス内の情報を発信をして、もっとクリアにしていきたい!
そんな想いから始めた、実際にシェアハウスの入居者にインタビューする企画を始めました。
沖縄の高校球児から一転、現在は臨床工学技士としてキャリアを積んでいる、山城さんにご協力をいただきました。
地元は居心地がよかったものの、まだまだ新しい世界を知りたいという想いから、沖縄から上京してきた山城さんが、なぜシェアハウスを選び、そしてどんなことを得たのかを聞いてみました!
工藤「初めまして。山城さんは普段何をされているのですか?」
山城「10年ほど臨床工学技士として、病院勤務をしています。」
工藤「臨床工学技士って国家資格ですよね?すごい!小さい頃からの目標だったんですか?」
山城「いえ、全くです。笑 ずっと野球少年で、甲子園を目指し、高校では寮生活をしていました。自分の代では、ベスト4で終わっちゃったんですけど県内では強豪校でしたね」
工藤「それは、野球漬けですね。笑 そこからどんなきっかけが?」
山城「引退をして、周りの友達もとりあえず大学に行くよね、ってなったんです。ただ、仕事人間な母が❝目標をなくして大学を行くのはあり得ない。目標を持たずに大学に行くならお金は出さない。❞といったんですよ。」
工藤「今まで野球しかしてこなかったのに、いきなりそんなことを言われても困っちゃいますね」
山城「はい。だから、まずは母親の働く病院に見学に行くことをしました。その中で臨床器具を使って人の役に立っている達がいて、もともと機械をいじるのが好きだったこともあり、これならできるかもしれない、と思いました。そこからすぐに専門に向けて、勉強開始をしました。」
工藤「それで進路を決めたんですね。思い切りが良くてすごいです!」
山城「結構、昔から思い立ったら行動をするほうで、そうじゃないともったいない気がしてしまうんですよね。」
山城「熊本の専門学校に受かり、そこの2年目の夏に職場見学として沖縄に戻りました。基本知識を入れた状態で、母の病院で働く臨床工学技士の方と交流をさせてもらいました。すごく優しくしてもらって。それがきっかけで卒業とともにその病院で働くことになりました。」
工藤「あの時の野球少年がちゃんと勉強をして戻ってきた。。。職場の方もうれしかったでしょうね。」
山城「はい。高校の時に案内をしてもらった人は覚えてくれていて、優しく受け入れてくださいました。本当にその職場は働きやすくて、4年間働きました。」
工藤「ただ、そこにはずっといなかったんですね。」
山城「ちょうど25歳になったときに、当時同期で入った仲間がふと東京に上京して、楽しそうにやっていることを聞きました。定年まであと40年。この閉鎖的な島国にいていいのか?そんな不安に駆られました。」
工藤「それでご自身も上京を?」
山城「はい。ただいきなり東京はビビってしまって。まずは埼玉県の春日部の賃貸で一人暮らしを始めました。」
工藤「夢の上京生活。楽しかったんじゃないですか?」
山城「全然、、、楽しくなかったです。」
工藤「というと??」
山城「友達は東京にはいたんですけど結構遠くて。沖縄にいると東京の路線図とか地理の感覚ってわからないじゃないですか?だから会うにも1.5時間くらいかけていく。みたいな形で会いにくくなっちゃいました。」
工藤「特に東京は路線が張り巡らされていて、わかりにくいですよね。」
山城「あと、仕事も自分に合わなくて。沖縄の仕事の感じと新しい職場の感じがあまり合わず。。。仕事もうまくいかず、身近に会って話す人もいない。そんな1年でした。」
工藤「手痛い上京デビューでしたね、そこからどうされたんですか?」
山城「その後、江戸川の病院に転職をすることになり、近くの物件を探した際に、シェアハウスの広告が目に留まりました。高校でも専門学校でも寮で生活をしていたから、集団生活は抵抗ない。これだったら、地方組でも話が気軽にできるようになるのではないか?と思いすぐに、シェアレジデンス南小岩(現:ソーシャルプレイス南小岩)に内覧を問い合わせをしました。」
工藤「シェアレジデンス南小岩(現:ソーシャルプレイス南小岩)は、シェア・デザイン(現:SOCIAL DESIGN)さんの最初に手掛けた物件だと聞いたことがありますね。」
山城「僕の部屋はちょうど、2つの部屋の間の壁をぶち抜いたような部屋で、デザインとしてもワイルドでかっこよく気に入りましたね。あと思った以上に皆さんと仲良くなりましたね。」
工藤「それはよかったですね!どんなことをされたんですか?」
山城「シェアハウスには、フランス・アメリカ・中国・ヴェトナム・台湾・フィリピン・インドなど多方面の出身の方がいました。そういった多様な方とレンタカーを借りて群馬のみなかみにいって、キャニオニングやバンジ、果物狩りをしたりしていました。後は、やっぱりハウス内の飲み会も多かったですね。」
工藤「がっつりシェアハウスを楽しんでいますね。」
山城「はい。実はこの物件毎月、ハウス内のメンバーの交流を目的にビール10~20ℓ、ワインも10~20本くらい支給をされるんです。あと、全物件の誕生月の人対象に招待状が届いて、青葉台の物件の中で誕生日パーティーに招待をされたりしていますね。」
工藤「住んでいるだけで、その人たちと仲良くなるような仕掛けがあっていいですね!」
山城「はい。運営の方とも話すことはあるんですが、運営側としても仲良くワイワイしてもらいたいような工夫は施しているようでしたね。」
工藤「今は、もう卒業してしまったと思いますが、メンバーとの関わりはまだあるんですか?」
山城「ありますね。仲良かったメンバーとはLINEグループを作ってZoomで話したりもしますし、今のマンションに来てもらってご飯を食べたりもします。」
工藤「卒業をしてからでも交流が続くのはいいですね。」
山城「はい。私が住んでいた時には、昔いたメンバーが仕事で出ていっちゃったんですけど、近くに来たということでハウス内で飲み会になったんです。そのときは25,6人くらい集まりましたね。笑」
工藤「それはすごい!」
山城「シェアハウスに住まなければ出会えなかった人達なので。本当にご縁が有難いですね。」
工藤「今まで、いろいろな話を伺ってきましたがどんな人がシェアハウスに合うと思いますか?」
山城「やっぱり…ワイワイしたい人じゃないですかね。笑 シェアハウスを選ぶ人は大なり小なりそういう気持ちあると思います。
なので、共用部にあまり来ない人も声かけたら、意外と来てくれたりするんです。そんな人が多いので、すぐに仲良くなることもできるし、特に地方の人にはおススメですね。」
以上、シェアハウスに住むことで上京生活を成功させた、シェアハウス入居者インタビューでした。
現状を変えたいとおもったら、行動をまずはしてみる。その行動をきっかけに色々なことを学び、自分の求めていることがわかってくる。
そんなような気がします。
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