ソーシャルアパートメントと大型のシェアハウスどっちがいいのかな?
よく、友人から相談される内容です。
※ソーシャルアパートメントについては下記の記事で紹介をしているので、チェックしてください。
どっちがいいのか?を考えるにはそもそも、ソーシャルアパートメントとは何か?から考える必要がありますよね。
実際に、ソーシャルアパートメントと大型のシェアハウスの両方に住んだ経験もある自分が解説していくので、是非参考にしてみてください。
〇ソーシャルアパートメントに住んでみて良かった点①:まったく接点のなかった業界や新しい働き方をしている人など刺激的な出会いが多くなる。
〇ソーシャルアパートメントに住んでみて良かった点②:映える。お洒落すぎる共有設備はテンションもアゲ
〇ソーシャルアパートメントに住んでみて良かった点③:友達ウケが抜群!
〇ソーシャルアパートメントに住んでみて気になった点①:個室環境はやはり賃貸物件に軍配。一番気になるのは防音と水回り
〇ソーシャルアパートメントに住んでみて気になった点②:話しやすい場であるが故の自分の時間の確保の仕方。数ある誘惑を断れるか?
ソーシャルアパートメントとは、従来のカギ付き個室に加えてラウンジなどの充実した共有設備があり、住民同士の交流を楽しむ、新しいコンセプトの一人暮らしの新しいライフスタイルです。
そのライフスタイルの魅力としては下記4つを特に打ち出しており、リアルSNSとして注目されています。
立地としては、都心へのアクセスが良く、騒がしすぎない地域での立地が目立ちます。近頃は都心の渋谷にできたことも話題となりましたが、多くは郊外にあることが多いです。
従来の賃貸アパート・マンションでの一人暮らしとは一線を画すスタイルのソーシャルアパートメント。 ここに住むきっかけとなったのは、新型コロナウィルスによるロックダウンによる影響が大きいです。お店も休業となり、イベントも開催自粛となったこともあり、外出を控えることが増えましたよね。元々、人との関わりが好きで人に囲まれて生きてきた自分にとっては経験したことがない困難でした。
そもそも、地方から上京してきたのも地方だけの閉鎖的なコミュニティを脱して、もっと色々な価値観を持つ人と関わりを持ちたかったから。なので、言葉を選ばずに言うと人との出会いだけを求めて探していました。
そんな時にふと見たソーシャルアパートメントの広告。皆さんもきっと当たったことがありますよね?綺麗な女性が二人で話し合っている・・・あれです。
そこからサイトの中で色々な取材記事も上がっていたので見てみると・・・
ということでどうやらよさそう・・・!
サイトから申し込みをして問い合わせをしたところ、すぐに内覧の日程が決定!
賃貸物件の内覧の場合、その物件のオーナー・管理会社が案内をしているわけではないので事務的な対応をされるのですが、ソーシャルアパートメントの場合案内する人が会社のスタッフの人。
なので、細かいこだわりまで話してもらっていて感じが良かったですね!初期費用が約40万円(敷金・礼金・初回保証料+月々の家賃や管理費を加えて)だったけれど、出会いのためと即決!審査を通して、(ここが結構時間かかるらしいのだが)晴れて翌月に入居できました。)
ソーシャルアパートメントに実際に住んでみて、ここは良かったなー!と思う面と少し気になったかも。と思う面もあったので紹介しますね。
まずは、人との出会いの面。
住む前に思っていた以上に住人と仲良くなれたなというところと、今の自分の環境の延長線上ではなかなか出会えなかった人もいたので満足!新型コロナウィルス感染リスクのため外での交流に縛りがあったこともあり、ソーシャルアパートメント内での交流は非常に盛んでした。特にラウンジに行けば必ず誰かしらが飲んでいて、すぐに仲良くなれるという安心感がありましたね。
また、出会う人も味のある人も多かったのも印象的。インフルエンサーマーケティング会社のコンサルティング業務を行いながら、クリエイティブ制作もできる。また、個人でも湘南の方にシェアハウスを運営するなどマルチにフリーランスとして活躍される人もいましたね。本当に濃い・・・!
職場にいるだけでは出会えないような働き方をしている人とも話せるようになったのは、自分の世界が広がることにもつながりプラスだったなと思います。
Webサイト上に掲載をされていたお洒落な共有設備の写真。
秘密の隠れ家のようなバーカウンターにビリヤード、高級なホテルのラウンジに設置されているようなソファなど。実態はそれほどでもないと高をくくっていましたが、完全に期待を超えてきました。自分の日常が品良く、彩られているのはやはり日々のテンションに直結します。
ソーシャルアパートメントに住んだことをきっかけとして、インテリアにも興味が出てきて部屋の内装をいじってみたり、家具のテイストもそろえるなど用途だけではなく、美学なんかも養われたなと思います。
友人にソーシャルアパートメントに住んでいるんだ。と伝えると、『自分も気になっていた!実際に住んでみてどう?』と返ってくることも多く、気になっている人が結構いるんだなと思います。ソーシャルアパートメントは友人訪問・宿泊はOKです。そのため、『気になるなら、来ちゃいなよ。』と連れて来ると、みんなめちゃめちゃ満足しています。
まず、そもそも広い空間があるというだけで非常にありがたい。東京でプライベート空間でスペースを確保することって難しいので、入ってきただけでもうテンションアゲです。また、住んでいる人は初対面の人とのハードルが低い人が多いので
『Kei君の友達?一緒に飲もうよ!』
結局はそのままラウンジで飲み明かし、ゲームをして朝飯を食べて帰っていく。みたいなことも多いですね。そこからソーシャルアパートメントに住んでいる人とも仲良くなって、あとから来ていた。と知ることも多かったですね。それだけ満足していたんだな、ということなんでよかったです。
ここからは住んでみて気になったことになります。
全ての側面で良い。ということはないので、一つの側面としてこんなこともあるよなー程度で見ていただければと思います。
ソーシャルアパートメントは共有スペースだけではなく、個室に対しても力を入れています。
いわゆる他のシェアハウスとは確実に違うよな。と思いますが、それでもやはり個室は賃貸物件の方が優れているかと思います。特に防音性と水回りの点で感じます。
防音性については、特にラウンジに近いと夜遅くも結構音が出ていることも多いので近くに住むことになる人は要注意ですね。また、電話の音やWeb会議の音も時折入ってきていますね。ある程度それを理解した上で入居をしているので特段トラブルになることはありませんが、過敏に気になってしまう人には要注意かもしれません。
水回りも注目したいポイントです。気になるのは、トイレと洗面。
部屋のタイプが複数あり、個室にトイレや洗面がある場合もありますが自分が入居した部屋にはトイレも洗面もない部屋。そのため、用があるときは共有のものを使用する必要があります。
反対に清掃を業者してくれるため自分で普段掃除をしなくていい!という素晴らしい側面はありますが、ただ人と顔を合わせたくないタイミングなんかは少し気になってしまいますかね。
上記のような厳しめの口コミをしている人もいるので、交流よりも静かに暮らしたい方には、ちょっと微妙かもしれません。コロナ禍は、とくに個室でテレワークしている方も多かったですが、隣のお部屋のWeb会議内容が自分の部屋まで聞こえてくるなんてこともありました。。。
ソーシャルアパートメントでの暮らしの時間は非常に楽しいです。過去の人生の時間を共有していたわけではないので友人や家族とは違うのですが、今の自分をよく知っている関係性の人。その人たちと日々の話をすることは楽しいですし、安心感もあります。
ただ、ずっと楽しいだけではいられないのが社会人。やはり集中をしたいタイミングであったり、勉強をしないといけないタイミングというのは避けられないでしょう。そういったタイミングで少し息抜きでラウンジに行ってしまった最後、結構引きずられてしまいます。もちろん、上京への理解が深いメンバーも多いのでそこは上手くバランスを取れるようになるかと思いますが、特に
は自律が求められます。
お風呂って最高ですよね。
サウナの効能も広まり、日本全国で大流行中ですが自分は断然お風呂にゆっくり浸かりたい派。日中慌ただしく過ごしたとしてもお風呂に浸かっている時間だけは、自分を唯一癒せるリラックスタイム。残念ながら、ソーシャルアパートメントの中ではその時間を家の中で感じることができないことが多いでしょう。
お風呂のあるソーシャルアパートメントシリーズもあると思うのですが、自分のところはシャワーしかなかったのでゆっくりすることができず。
大きい風呂に入りたいと思ったら外のお風呂屋さんに行かなくてはいけなかったです。ソーシャルアパートメントのメンバーと行くお風呂はそれはそれで楽しいのですが、毎日浸かれるわけではないと思うとちょっと気になっちゃいましたね。
結局、ソーシャルアパートメントに住んだのは2年間。キャンペーンで入ると安く抑えられる。ということで割と1、2年割で入っている人が多いイメージです。(自分は2年割で申し込みをしました。)なので、2年経過したタイミングで引越を検討して、延長しないことにしました。
> ソーシャルアパートメント退去の事由 <
もあり、タイミングとしてちょうどいいなということで移動しました。ただ、やっぱり色々な人と交流できるのは楽しかったので、都心の大型ソーシャルシェアハウスに移動しました。
実際に移動してみてどうだったのか?というと大型ソーシャルシェアハウスとソーシャルアパートメントはまあそんなに変わらないかな?という印象です。少し変わったのは料金の部分とコミュニティイベントの活発さです。料金の部分は、内装にお金もかかっていたこともあるし運営管理の充実していたこともあるので、地域に対して少し割高になっていたのかなと思いました。都心の大型シェアハウスの方が安くなったのは驚きました。この物価高の時代に、固定費を削減出来たことは大きかったですね。
また、ソーシャルアパートメントはコミュニティの力が強かったのですが、今の大型のソーシャルシェアハウスはフリーダムな感じ。肩の力が抜けた感じですかね。頻繁にイベントがあって少し疲れる。というところがあったので今の方が割とあっているかもなーと思ったりもしています。とはいえ、やはりラウンジに行けば住人と仲良く話しますし、外出も全然行きます。出社の時間も相当楽になったのでトータル的には移動してよかったなと思います。
自分の状態に合わせて住む場所を調整することができる選択肢があるのはやはりいいですよね。
以下、大型ラウンジがあって多くの人と交流ができて、水回り(洗面やトイレやキッチン等)がお部屋についているソーシャルシェアハウスの物件一覧です。ぜひ、いろんな物件を見てみてくださいね。
RECOMMEND