ソーシャルアパートメントを検索するとよく出てくる、『ソーシャルレジデンス』
直訳すると、、、以下になるかと思います。
ソーシャルレジデンス | 交流する、集合住宅 |
シェアハウス | 共有する、住宅 |
なので、シェアハウスよりも少し規模の大きな物なのかな?と思いますよね。
ソーシャルアパートメントを直訳すると、ソーシャルレジデンスとほぼ同じになります。では何が違うのでしょうか?
・・・正直わからない。
なので、今回は、ソーシャルレジデンスについて調査したので、成り立ちも踏まえて解説していきたいと思います!
ソーシャルレジデンスとは、株式会社オークハウスが従来型のシェアハウスを再定義したもので
公式サイトより引用
とされています。
シェアハウスは、住む場所を共有することで住宅費を安く済ませて生活することができるメリットがあります。
しかし、ソーシャルレジデンスでは生活コストを落とすために住む場所を共有するのではなく、住む住民同士のコミュニティを重視した生活スタイルを提供する住宅となります。
ただそれだと、ソーシャルアパートメントとは何が違うのか?と思いますよね。
ソーシャルアパートメントと異なるのは、ソーシャルレジデンスでは特に『学び』ができるコミュニティを重視していることにあります。それでは、ソーシャルレジデンスの特徴を見ていきましょう。
ソーシャルアプリとは、「おもしろい・たのしい・ためになる」イベントや勉強会、ワークショップを指し、ソーシャルレジデンス内では定期的に実施されています。
ソーシャルアプリのようなイベントを個人で実施したいと思っていても、場所や集客、管理などのハードルが大きく断念されがち。
ですが、ソーシャルレジデンスでは手軽に実施をすることができます。
設備を利用できる範囲であれば基本的に制限はないので勉強会、ワークショップにとどまらず、料理教室、語学講習、ダンスレッスン、フィットネス、ヨガなど多様なイベントを実施することができます。
> 語学教室 <
> 料理教室 <
住民によるイベントもソーシャルレジデンスの特徴の一つになっています。 コミュニティを重視をする各シェアハウスの運営会社やソーシャルアパートメントでも同様にイベントを実施をしています。しかし、ソーシャルレジデンスは更に規模が大きいイベントを実施しています。
260名が住むソーシャルレジデンス蒲田(現在はなくなっています。)にて実施されたカマフェス
各ソーシャルレジデンスの住民参加の合同運動会を実施。100名超の参加
学びにつなげるために各社との連携を強めていることも特徴の一つです。
世界最大級の私立教育機関イー・エフ・エデュケーション・ファースト(通称EF)とも連携しており、日本語と日本文化を学ぶために来日にする留学生の学生寮として、オークハウスのソーシャルレジデンスを提供しています。
また、キャリア転職の専門情報サイト『@type』の運営や人材紹介、派遣事業を手がける総合人材サービス企業「株式会社キャリアデザインセンター」とも連携し、地方の就活生の支援として就活キャンプを実施しています。
規模の大きなシェアハウスやソーシャルアパートメントにも、コミュニティ運営を充実させるために充実した共有設備が豊富にあります。
しかし、ソーシャルレジデンスでは上記で説明したようなセミナーやワークショップ、語学教室や料理教室、イベントに特化した設備が多くあります。
> ヨガやダンスなど多目的に使える「マルチスタジオ」 <
> WiFI、複合機を完備したオフィススペース「ソーシャルオフィス」 <
> 完全防音の防音室 <
> フットサル・テニス・バスケットボールが楽しめるコート <
各設備の利用料は無料である場合が多く、自分がセミナーなどを開催すれば収入を得ることも可能です。
ソーシャルレジデンスに関する口コミを幾つか集めてみました。
実際に住んでみると、どういったところが良くて、どこが良くないのか、よく分かると思います。
外出中の宅配でも置き配OKな入居者が多いから、宅配業者にとってよい。
ソーシャルレジデンス新百合ヶ丘
安っぽいドア破損で62,000円の請求をされました。共用部分が本当に汚い。部屋も相当古く、写真のイメージと違いすぎる。
ソーシャルレジデンス新百合ヶ丘
唯一良かったのはお風呂だけです。引っ越した当日、引き出しや壁、ベッド、その他の場所にカビがありました。与えられた寝具にも血が付いていました。シャワーを掃除する女性以外に、スタッフは一人もいませんでした。基本的にそこに住んでいる人たちは皆親切でした。
ソーシャルレジデンス市ヶ尾NORTH
週5日清掃業者が入っているのに、常に台所では排水溝、ゴミ箱が溢れていて、いつ帰ってきても汚れています。シャワーを使うとかゆみが出てくるし、洗濯機を使用したら黒くなりました。また、コロナ疑惑が出たにもかかわらず、マスクしないで、毎日長時間集団で食事しています。1日中大声で電話して、深夜に謎の工事現場のような音を出している方がいようが何も管理会社は、対応しません。入居の際の契約書は、嘘ばかりです。不衛生でかゆみが生じるし、騒音で不眠になり、週に何度かドミトリーに泊まり、無駄な出費ばかり出ます。手指消毒剤もなかなか管理会社購入したかったので、自腹で2つ買いました。
ソーシャルレジデンス拝島
パリピ系や自己中系は楽しめてる感じ。管理人もコロコロ変わるし、本部の対応はかなり雑に感じます。連絡をしても返信もないし。 20代の間は国内も海外もシェアハウスに住んでたけど、ここの住人は1番面倒くさかった。会社自体もよくなさそうなので、この系列には2度と住みたくないですね。
ソーシャルレジデンス拝島
とても綺麗な共有スペースで、利用しやすいです。
グラン戸田
安い賃料は最初だけです。約15%もの家賃値上げを前月に言い渡されました。短期間以外での居住はおすすめしません。
グラン読売ランド前
片側の壁が薄いので、隣の人の音が全てが聞こえます。隣の人が騒がしい人だと、日常生活が本当に辛くなります。こんなことが続くと、部屋に帰りたくなくなりました。管理会社さんの対応もゆるいです。
ソーシャルレジデンスたまプラーザ
高い家賃と共益費の割にはプラスαとなる施設が少ない。(シアターとジムのみ)駅まで遠く、坂がとにかくきついです。。。 そして、マナーの悪い外国人が多い。トイレは便座までびちゃびちゃで最悪でした。 そして、インターネット回線は細く、日中でも通信が途切れる。ゲームも満足にできませんでした。 部屋は広いが6万強+共益費で2万払うなら他のシェアハウスの方が良さそう。 外人さんとの交流は既にグループや派閥が出来ているらしく中に入る事はできなかった。たま~に食事会がある程度。
ソーシャルレジデンスたまプラーザ
住むには良い場所です。シェアハウスの人たちはとてもフレンドリーです。
ソーシャルレジデンスたまプラーザ
施設も入居者の生活も動物の王国みたいです。
ソーシャルレジデンス成田
一部の部屋にはカビが発生しており、人々はキッチンの食器を部屋に持ち込んでいます。
ソーシャルレジデンス横浜
外国人もいて、英語が飛び交っているので、英語を勉強したい人にとっては最適な環境だと思います。ただ、虫は多いです。季節によっては、ときどき洗面所が一面虫だらけになっていたり、お風呂にムカデが出たり。Gはオールシーズンいつでも出てくるので、Gが苦手な方には難しいかもしれません。
ソーシャルレジデンス東戸塚
衛生面での指摘がやや多いですが、レビューを記載している方の大半が外国人の方でした。日本人だとまた、レビューの内容が変わる可能性があります。
従来の生活コストを抑えるためのシェアハウスから、コミュニティの中での学びを重視をしたソーシャルレジデンスが生まれたのはなぜでしょうか?
ソーシャルレジデンスの概念の先駆者であるオークハウスの歴史と密接しているので、創業の歴史から見ていきたいと思います。
1992年、オークハウス創業者の山中武志さんの経営していた会社は、バブル崩壊の影響により倒産。
その際に保有した6つの不動産物件を「外国人に貸したらどうか」というアイデアをもとに外人ハウスを考案されたそうです。(※当時、多くの来日外国人がいたものの、日本の家主が外国人に部屋を貸したがらない状況が続いていました。)
最初の物件であるオーキッドハウスは飯田橋の物件で、1993年につくりました。当時はゲストハウスではなく外人ハウスと呼ばれていましたが、約40人が定員の人気物件でした。入居者は8割が外国人、2割が日本人という構成で、ハウス内の標準語は英語でした。
当初は外国人をメインに賃貸をしていたオークハウスでしたが、日本では留学ブームが到来し、海外から帰国する日本人が急増しました。
留学後、国内でも海外の人との交流をもちたいと思う日本人が増えたこともあり、外国人の比率を1:1にしたゲストハウスへと幅を広げることにしました。
更に、人々の価値観が『モノ消費』→『コト消費』へ転換し、メディアの影響もあって、住居を共有するライフスタイルに脚光が浴びることになります。
その時流をとらえて、日本人を主体とするシェアハウスへと事業を転換させました。
しかし、市場の拡大は競合の創出にもつながり、多くのシェアハウス運営会社が出現することとなりました。
ただ、オークハウスはその中でも
に信念をもってシェアハウス事業を成長させ、数々の競合シェアハウス会社を退けます。
そして、その競合との争いの中から
を組み合わせ、アクティビティを通して学びを見つけ成長できるコミュニティとして、『ソーシャルレジデンス』を確立させました。
ソーシャルレジデンスは、アクティビティを通して学びを得るコミュニティを作ることを基軸としています。このように特定のコンセプトに基づいて運営されているシェアハウスは、コンセプトシェアハウスと呼ばれます。
オークハウスの歴史から紐解いていく中でも見られたように元々シェアハウスは、海外の人たちへのゲストハウスから始まりました。
しかし、集団で生活をすることの体験自体に重きが置かれるようになり、海外の人や帰国生以外の人たちの間にもシェアハウスへの注目が集まります。
そして、最大のシェアハウスのブームとなったのはテラスハウスではないでしょうか?テラスハウスでは、夢を追い求める男女6名が一つ屋根の下で生活を共にし相互の関わりによって成長をし夢に挑戦していく。その過程に多くのドラマが生まれ、人々の注目が集まることとなりましたが、あれもコンセプトシェアハウスの一種です。
ソーシャルレジデンスもシェアハウスの中の一つのコンセプトシェアハウスであり、その他にも多くのコンセプトシェアハウスが存在します。次の章では各コンセプトを重視したシェアハウスを紹介していきます。
ソーシャルレジデンスとよく比較されるコンセプトシェアハウスをご案内致します。
「働く・遊ぶ・学ぶ」をタワーシェアで
世田谷区にある人気エリア「駒沢」の新築タワー型シェアハウスです!様々なイベント開催や打合せにも使えるフリースペース「KOMAZAWA CROSSING」(通称:コマクロ。)をご用意。また、コマグロ以外にも、テーマの異なる4つの共用ラウンジ「think」「feel」「cook」「beauty」があり、100平米の共用スペースを設けています。イベントを愉しむもよし、料理を愉しむもよし、美容を愉しむのもよし、読書を楽しむのもよし。自分のスタイルでお気に入りの空間を見つけてくださいね。
どの選択肢も手放すことのない暮らし方=「ピボットライフ」
2021年9月に建てられたシェアプレイス下北沢は、京王井の頭線の池ノ上駅と京王井の頭線・小田急線の下北沢駅が最寄駅の全43戸のシェアハウスです。最上階には景色の良いシェアラウンジ、集中して働けるワークラウンジと2つの異なるラウンジを提供しています。シェアラウンジにはコーヒーマシンが備え付け。ワークラウンジには高級なワーキングチェアがさまざま用意されており、テレワークに最適な環境です。
仕事も交流も運動も。大型ハウスで人生を180°変えよう!
【在宅勤務の方必見。ワークスペースやライブラリー】
在宅ワークをサポートする快適なワークスペース完備! 24時間利用可能で共用のWiFiも利用できます。また、ライブラリーもあり、お気に入りの本を置くことができます。仕事や趣味を中心に、新しい生活スタイルを始める準備が整っています♪
【フィットネスルームやカーシェアでアクティブに】
運動好きな方には、フィットネスルームがおすすめです。バイク、ダンベル、全身鏡なども備えています。日常の運動やストレス解消に活用ください。また、バイクの駐車スペース完備・敷地内カーシェアも利用でき、ハウスメイトと一緒に外出して楽しむチャンスがあります!
【ワクワクするコミュニティ!専用アプリ、英会話、ワイン定期便、Netflix】
入居者専用のアプリを通じて、自己紹介やイベントへの参加を簡単に行えます。さらに、シェア180が運営する名古屋、金沢、札幌、関東などの地域の人々ともつながることができます。週1回の無料オンライン英会話、月1回のワイン定期便、Netflixなど、充実したコンテンツも提供しています。
物件名 | : | SHARE HOUSE 180° 上板橋 |
入居条件 | : | 男女OK 外国人OK |
賃料 | : | 19,800 ~ 55,900円 |
共益費 | : | 15,400円 |
部屋数 | : | 122部屋 |
アクセス | : | 都営三田線「志村三丁目」駅 徒歩15分 |
日常に遊びを!
【遊び心をくすぐるコンテンツ】
サバイバルゲームのできるエアガンや施設がついている大型シェアハウス。週末にシェアメイトとヘルメット被って、気軽に遊ぶことが出来ます。それ以外にもフライトシミュレーターや防音室、そして外にはバスケットゴールまであって、お家で遊ぶコンテンツがいっぱい!
【コーヒーマシーンにビールサーバー】
最高の生をシェアメイトとともに。お酒が苦手な方には、コーヒーで最高のひとときを。ついついリビングに行きたくなるような+αがありますね。
【キャンピングカーもご用意】
実際にキャンプにもいけるエアストリームをご用意。実は、このエアストリームに住むこともで来ちゃいます。キャンプ好きをめちゃくちゃ魅力してきますよ。
物件名 | : | ソーシャルコートたまプラーザ |
入居条件 | : | 男女OK 外国人OK |
賃料 | : | 24,800 ~ 59,800円 |
共益費 | : | 17,800円 |
部屋数 | : | 66部屋 |
アクセス | : | 東急田園都市線「たまプラーザ」駅 徒歩7分 |
働く、休む、遊ぶ、楽しむ、キレイになる
【ALL in HOUSE】
生活のすべてがこのシェアハウスの中で完結するすべてが詰まったおうち。友人とのおしゃべりが楽しめるラウンジ、最新の美容家電がそろったビューティールーム、みんなで楽しめるカラオケルームと生きるためのコンテンツがもりだくさんです。
【無人コンビニTukTukを完備】
ラウンジにTukTukを完備。キャッシュレスで、カップ麺やエナジードリンク、お米やゼリーなどちょっとしたものを購入することができます。コンビニに行く手間が省けそう。
【複数フロアにワーキングスペース】
ワーキングスペースがあるのですが、それが1箇所ではなく、複数箇所も。気分に応じて、働く場所を変えてみたり。もちろんラウンジでもお仕事可能です。
以下、大型ラウンジがあって多くの人と交流ができて、水回り(洗面やトイレやキッチン等)がお部屋についているソーシャルシェアハウスの物件一覧です。ぜひ、いろんな物件を見てみてくださいね。
RECOMMEND