このシーズンになると心配なのが、「冬太り」です。
美味しいものが増えてついつい食べすぎてしまうのに、外は寒いので運動する気になれない……そんな気持ちになっている人も多いのではないでしょうか。
そこで候補にしたいのが、屋内の温水プールです。
スポーツジムへ月額契約しなくても、東京には1回数百円程度から利用できる公共・都立の温水プールがあります。
しかも、
本気で50mを泳ぎたい人。
水中ウォーキングをしたい人。
子どもと遊びたい人。
仕事帰りに軽く運動したい人。
それぞれに合う施設があります。
この記事では、以前から紹介してきた施設を2026年時点の情報へ更新し、東京体育館・すみだスポーツ健康センター・東京アクアティクスセンターの3施設を比較します。
先に結論|3施設はこんなふうに選ぶと分かりやすい
| 施設 | 一般料金 | 主な特徴 | 最寄駅 |
|---|---|---|---|
| 東京体育館 | 700円/2時間30分 | 25m・50mプール、トレーニングルーム併用可 | 千駄ケ谷駅・国立競技場駅 |
| すみだスポーツ健康センター | 平日440円/2時間 土日祝550円/2時間 |
25m、流水、スライダー、子ども・幼児プール | 小村井駅・京成曳舟駅 |
| 東京アクアティクスセンター | 700円/2時間30分 | 国際基準プール、メイン・サブ・ダイビングプール | 辰巳駅 |
>> 目次 <<
| 施設名 | 東京体育館 |
|---|---|
| アクセス |
JR総武線「千駄ケ谷」駅 すぐ 都営大江戸線「国立競技場」駅 すぐ |
| 営業時間 |
平日 9:00~23:00 土曜 9:00~22:00 日曜・祝日 9:00~21:00 |
| 一般料金 |
700円/2時間30分 超過350円/1時間 |
| 主な設備 | 50mプール・25mプール・採暖室・シャワー・採暖用浴槽など |
千駄ケ谷駅のほぼ目の前にある、東京都の大型スポーツ施設です。
この記事を最初に公開したころから東京体育館の魅力は変わらず、「しっかり泳ぎたい人」にかなり使いやすいプールです。
屋内には、
があります。
冬のプールで地味にうれしいのが、やはり採暖室。
25m・50mプールのそれぞれに設置されていて、泳いだ後や休憩中に冷えた体を温められます。
そして東京体育館の大きな特徴が、一般700円の利用券でプールだけでなくトレーニングルームも併用できることです。
「今日は泳ぐ」
「今日は筋トレ」
「少し泳いでからトレーニング」
という使い分けもできます。
さらに平日は23時まで開いているため、仕事帰りでも比較的利用しやすい施設です。
こんな人におすすめ
「仕事帰りに東京体育館へ寄れる場所」に住みたいなら
千駄ケ谷は渋谷区。総武線沿線や渋谷区内からなら、平日の運動を生活に組み込みやすくなります。
| 施設名 | すみだスポーツ健康センター |
|---|---|
| アクセス |
東武亀戸線「小村井」駅 徒歩13分 京成押上線「京成曳舟」駅 徒歩15分 |
| プール営業時間 |
通常 10:00~19:30 最終入場 18:50 |
| 休館日 | 原則毎週水曜日、年末年始、点検・清掃日など |
| 一般料金 |
平日 440円/2時間 土日祝 550円/2時間 |
| 主な設備 | 25mプール、流水プール、ウォータースライダー、子どもプール、幼児プール、ジャグジー |
こちらは「ひたすら泳ぐ」というより、泳ぐ・歩く・遊ぶを全部楽しみたい人に向いている温水プールです。
屋内はガラス面が大きく、外から光が入る開放的なつくり。
現在の施設には、
があります。
昔の記事ではウォータースライダーを「全長50m」と紹介していましたが、現在の公式情報では全長30mです。
また以前は「毎月25日は無料」と紹介していましたが、現在は月に1日の無料開放日という運用になっています。8月は対象外で、実施日は年度ごとの案内を確認する必要があります。
こうした施設情報は長く記事を残していると結構変わりますね。
料金は現在でもかなりリーズナブルで、一般なら平日2時間440円、土日祝でも550円。
家族で休日に行く場所としても、普通のスポーツジムへ月額会費を払いたくない人の運動場所としても使いやすいです。
東京体育館との違い
東京体育館は「泳ぐ・トレーニング」が中心ですが、すみだスポーツ健康センターは流水プールやスライダー、子ども用プールもあります。
そのため、本気の水泳だけでなく家族で遊びながら体を動かしたい人はこちらの方が合いそうです。
墨田区に住めば、休日のプールを「わざわざ行く場所」から生活圏へ
錦糸町・両国・押上・曳舟周辺にはシェアハウスも複数あります。東京東側で暮らしたい人なら一緒に比較できます。
3つ目は、江東区辰巳にある東京アクアティクスセンターです。
東京2020大会で競泳・アーティスティックスイミングの競技会場として使われた、国際基準の水泳場。
「オリンピックで使われたプールなんて、一般人が泳げるの?」
と思いますが、一般開放日には個人でも利用できます。
| 施設名 | 東京アクアティクスセンター |
|---|---|
| アクセス |
東京メトロ有楽町線「辰巳」駅 徒歩約10分 JR京葉線「潮見」駅 徒歩約15分 |
| 開館時間 | 9:00~21:00 |
| 一般料金 |
700円/2時間30分 延長350円/1時間 |
| 主な設備 | メインプール、サブプール、ダイビングプール |
メインプールは50m×25m、10レーン。
最大約5,000席の観客席を持つ、本当に大会会場そのものです。
一般利用も可能ですが、通常のメインプールは水深2m程度で、利用には100mを楽に泳ぎ切れることなどの条件があります。
つまり、
「久しぶりにプールへ行って軽く水遊び」
という場所ではありません。
ある程度泳げる人が、しっかり泳ぎたい時に使う方が向いています。
一方、サブプールは一般開放時にウォーキングも可能です。
施設自体は50m×25mの大規模プールですが、一般開放時には25m設定・水深1.1~1.4m程度のレーンも使われています。
そのため、
「オリンピック施設には興味があるけど、50mを本気で泳ぐほどではない」
という人なら、一般開放スケジュールを確認してサブプールを利用する方がよさそうです。
東京アクアティクスセンターは競技施設でもあるため、大会・団体貸切・教室などによって一般開放されない時間帯があります。
これはかなり重要です。
「今日は泳ごう!」
と辰巳まで行ってから使えないと悲しいので、行く前に当日の一般開放予定を確認しておきましょう。
こんな人におすすめ
東京アクアティクスセンターを日常使いするなら江東区・有楽町線
辰巳・豊洲・新木場周辺や有楽町線沿線からなら、休日だけでなく平日の運動にも取り入れやすくなります。
※上の写真は、この記事を最初に公開した当時の「東京辰巳国際水泳場」です。現在は水泳場として営業していません。
日本選手権や国際大会も開催され、水泳好きには「聖地」として知られていた施設です。
しかし、東京辰巳国際水泳場は2023年3月31日に閉館しました。
その後、水泳場としての役割は東京アクアティクスセンターへ移り、旧施設は改修。
2025年9月には、通年型のアイスリンク「東京辰巳アイスアリーナ」として生まれ変わりました。
2026年8月からはネーミングライツによる愛称も導入されています。
つまり、
昔この記事を見て「辰巳国際水泳場へ泳ぎに行こう」と思っても、現在そこにプールはありません。
水泳をしたい場合は、近くの東京アクアティクスセンターを利用してください。
| 目的 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 仕事帰りに泳ぎたい | 東京体育館 | 平日は23時まで。千駄ケ谷駅すぐ |
| 50mをしっかり泳ぎたい | 東京体育館/東京アクアティクスセンター | 本格的な50mプールあり |
| 子どもと遊びたい | すみだスポーツ健康センター | 流水プール・スライダー・幼児プールあり |
| 水中ウォーキング | 東京体育館/東京アクアティクスセンター | ウォーキング可能な一般利用レーンあり |
| 筋トレもしたい | 東京体育館 | 700円の共通利用券でトレーニングルームも利用可 |
| 料金を抑えたい | すみだスポーツ健康センター | 平日440円/2時間 |
| 世界大会クラスの施設を体験したい | 東京アクアティクスセンター | 東京2020大会の競技会場 |
こうして比べると、「東京の温水プール」と言ってもかなり性格が違います。
運動のためだけに行くなら東京体育館。
家族で遊ぶなら、すみだスポーツ健康センター。
水泳そのものを楽しみたいなら東京アクアティクスセンター。
という分け方が分かりやすいでしょう。
東京で実際に生活してみると、
運動施設が家から遠いと、結局行かなくなる
という問題があります。
電車で40分かけてプールへ行く。
着替えて泳ぐ。
また40分かけて帰る。
となると、そのうち面倒になります。
逆に、
会社帰りに寄れる。
自転車で10分。
最寄駅から2駅。
くらいなら、かなり続けやすくなります。
これから引っ越す予定があり、
「運動を生活の一部にしたい」
と考えているなら、家賃や部屋の広さだけでなく、普段使いたい施設までの距離を家探しの条件に入れてみるのもありです。
東京で暮らす場所を、生活スタイルから探してみる
プールに限らず、仕事・運動・買い物をしやすいエリアを決めてから、周辺のシェアハウスを比較できます。
また、大型シェアハウスの中には、広い共用部やワークスペース、運動設備などを備えた物件もあります。
「外のスポーツジムへ毎日通うのは面倒」
という人なら、住まい自体の共用設備を重視する探し方もできます。
自宅の共用設備まで充実させたいなら
30名以上の大型シェアハウスには、大型ラウンジやワーキングスペースなど、一人暮らしでは持ちにくい設備を備えた物件があります。
Q. 東京体育館のプールはいくらですか?
A. 現在の一般利用料金は1回700円、2時間30分です。プールとトレーニングルームを共通利用できます。超過料金は1時間350円です。
Q. すみだスポーツ健康センターは子どもでも楽しめますか?
A. 25mプールだけでなく、流水プール、ウォータースライダー、子どもプール、幼児プールがあります。利用条件や身長制限などは事前に確認してください。
Q. 東京アクアティクスセンターは一般人でも泳げますか?
A. 一般開放日に個人利用できます。一般料金は700円/2時間30分です。ただしメインプールには泳力条件があるため、初心者や水中ウォーキング中心の方はサブプールの一般開放状況も確認してください。
Q. 東京辰巳国際水泳場は現在もありますか?
A. 水泳場としては2023年3月31日に閉館しました。旧施設は現在、東京辰巳アイスアリーナとして利用されています。水泳施設としての役割は東京アクアティクスセンターへ移っています。
Q. 水泳帽は必要ですか?
A. 東京体育館や東京アクアティクスセンターでは水泳帽の着用が必要です。施設によってルールが異なるため、水着・キャップ・ゴーグルなど必要な持ち物を訪問前に確認してください。
温水プールの記事から住まいを探すなら、「プール付きの家」という無理なつなぎ方よりも、よく使いたい施設へ行きやすいエリア・沿線から探す方が自然です。
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