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シェアハウスの共益費に含まれるものは?

ユーザー様から頂く質問の中で多いのが、

「共益費には電気・水道・ガス代が含まれているのですか?それとも別なのですか?」

というもの。
これは、共益費という概念があまり浸透していないからなのかもしれません。一般賃貸のポータルサイトを見ても、管理費という項目はよく見かけても共益費という項目はあまり見ませんからね。

結論から言うと、上記は半分正解で半分誤りだったりします。では、共益費とは具体的に何なのか説明したいと思います。


共益費に含まれるものには何があるのか?

共益費の代表的なものは、電気・水道・ガス代になります。なので、さきほどの質問はあたっていたりします。では、なぜ半分なのか?それは、共益費に含まれるものが他にも多くあるからです。

代表的なところで行くと、
・インターネット代
・トイレットペーパーや食器用洗剤や掃除用品といった消耗品
・共用部の清掃業務
などが含まれています。

もちろん、ハウスによって細かい部分が異なりますので、気になる方は運営会社に確認されてみてくださいね。例えば、トイレットペーパーや食器用洗剤などは、入居者同士で毎月お金を集めて、入居者が購入する物件もあったりします。


共益費の相場は?

共益費の金額は、当然物件毎に異なっていますが、おおよそ10,000~15,000円のケースが多いようです。ドミトリーなどの相部屋形式のお部屋であれば、6,000円というところがある一方で、20,000円とちょっと高額な物件もあります。最近は、消費税の増税にともない、共益費も上昇傾向にあるかもしれません。

ただ、単純に金額が安ければいいというものではありません。例えば、リビング・キッチン、そしてバスルーム・トイレ・洗面所などの水回りの共用部の掃除を週1回しか実施しないところもあれば、週5回実施してくれるところもあります。入居者同士のコミュニケーションが取れる共用部がリビングしかないところもあれば、シアタールームやフィットネスルームまであるところもあります。また、ホームセキュリティサービスに加入している物件もあったりします。
要は物件毎にサービスレベルが異なりますので、金額だけの単純比較は難しいのです。


共益費に関する注意事項

共益費が固定だと、中にはエアコンをつけっぱなしで会社に行ってしまう方もいらっしゃいます。そうすると、電気代がグッとあがってしまいますね。運営会社から一人当たり1万円/月を超えた場合は、超過分を請求される場合もありますので、注意が必要です。
これから夏場!エアコンのピークシーズンなので、みんなでエコを目指しましょう♪


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