シェアハウスに入居して、ほとんどの人が初対面で新しい人間関係を築かなければならないという場合に、「皆と分け隔てなく付き合うか」、それとも「気の合う人とだけ付き合い、数人と何でも言えるような関係を築くか」という悩みに直面する人がほとんどではないでしょうか。
できるならば、全員と何でも話し合える関係になれればベストです。
しかしながら、それはかなり難しいことです。
広く浅く付き合うのか、狭く深く付き合うのか。どちらがいいのでしょうか?
シェアハウスのメンバー全員と、隔てなく付き合いたい。そう思っている人は「人間関係を狭めすぎてしまうとシェアハウスに住んだ意味がない」と思っているようです。
いろんな職業の、いろんな経験をしてきた人と話したり、生活を共にしたりして自分を高めていきたい。そう考えている人も、シェアハウスの入居者に少なくありません。せっかくシェアハウスに住むのですから、自分や相手のことを深く知りたい人、今はシャイだけれど自分のことをさらけ出す練習をしたいと思っている人もいます。
また、消極的な意味で「広く浅く付き合いたい」と考えているケースもあるでしょう。シェアハウスという環境で相手のことに踏み込みすぎると、トラブルが起こりかねないと考えているのかもしれません。
たくさんの人と付き合うのは、大変ですがいろんなことが吸収できます。その一方で、「八方美人に思われてしまうかも」と恐れる人もいるようです。
また、今までの人生において、数人の友人と濃く付き合うことをモットーとしてきた人は、シェアハウスでも同じように振る舞いたいと考えているようです。数人の気の合う仲間を見つけられれば…と考えている人は、一人ずつしっかり話をして、そのなかでも本音で付き合えると思った人とだけ仲を深めていきたいという人が多いみたいですね。
大勢の人と付き合うのはエネルギーがいりますから、まず仲良くできそうな人を見つけて、そこから信頼できる人と徐々に関係を作っていきたいという“スロースターター”も少なくありません。
信頼関係の作り方は、その人の性格のタイプによって異なってきます。
もしも余計なトラブルを回避したいという場合には、まずはいろんな人と、とりあえず付き合ってみることをオススメします。付き合っていくなかで、ルーズな人や性格の合わない人などを見抜いていきましょう。そして、そのようなタイプの人を上手に避け、うまく立ち回っていく術を身につけましょう。
より良い友達を見つけたいならば、まずは仲良くなれそうな人、気が合いそうな人とじっくり話してみて。親友の存在は、シェアハウスにおいてもかけがえのないものになってくれるでしょう。
あなたも自分の性格をよく振り返り、どうシェアメイトと付き合うのがベストなのか考えてみましょう。
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