『英語を話せるようになりたい』
今年こそ、日本にいながら英語を話せるようになりたい!そう考える人は結構多いのではないでしょうか。
かくいう私もそんな一人です。もちろん英語を話せるようになりたい理由は人それぞれですよね。
などなど。
しかし、コロナ禍の昨今では気軽に海外へひとっとびというわけにもいきません。
隔離期間も各国で緩和され始めたとはいえ、飛行機のチケットを買えば翌日にはアメリカへ行けた数年前とは状況が異なります。
じゃあ海外へ行かなくても日常的に英語を学べる環境ということでよく、『シェアハウスに住むことで英語力が身につく』ということも聞きますが本当なのでしょうか?
そんな疑問について実際にシェアハウスに住んでいる私から解説します。
そもそも英語力とはなんでしょうか。
私たちが英語を習うというと、中学校が初めて(最近は小学校?)でその時の学習方法が基本となっているのではないでしょうか?
教科書を音読して、でてきた単語や熟語を覚える。文法や発音方法も都度覚えていくことで英文を読んで理解することができるようになる。
英語学習に費やす時間は、日本人平均では約1200時間といわれていますが、
この記事を読んでいる皆さんは恐らく、そんな風に英語を勉強してきたのにも関わらず、英語力がないと思っている方も多いかと思います。
私の考える英語力とは、ズバリ「英語でほかの人とコミュニケーションがとれること」です。
英単語をたくさん覚えて、文法をしっかりと学んでテストの点数が高い、というだけでは英語ができるとはいえないですよね。
それでは、英語でコミュニケーションを取れる機会をどこで作り出せるでしょう? 最近は英会話カフェやオンラインスクールといったさまざまな学習方法が定着化してきていますが、それぞれに一長一短があります。
> 英会話カフェメリット <
英会話カフェはグループレッスンで複数人で英語を通して一つの議題を話し合います。そのため、相手の意見を聞いたり自分の意見を話すことでコミュニケーションを鍛えることができます。
> 英会話カフェデメリット <
複数人での学習になるため、自分の番がなかなか回ってこない。また、その場のメンバーの英語力のボトムに全体があわせられてしまうので、物足りなくなることもあります。
> オンラインスクールメリット <
オンラインスクールは、Webを通して担当の講師と1on1で英会話を行います。専属の先生が選任で担当してくれることで自分が鍛えたいと思っている部分を集中的に効率的に鍛えることができます。
> オンラインスクールデメリット <
実際に会って話すわけではないのでどこか無機質な気持ちでコミュニケーションをとることになります。
よく在宅ワークが増えて、『雑談』ができなくなった、ということを聞きますが、Webでの対話はポイントポイントを伝えるのは適していますが、会話のような広がり必要な形態にはまだまだハードルがありそうです。
また、ネット環境が整えられていることが前提のため、インターネットの調子が悪いときにはテンポよく会話ができないこともあるでしょう。
英会話カフェやオンラインスクールといったことではなく、友人同士で英語を話す機会を作ればいいのでは?と思いつく方もいるかもしれません。ただ実際に学校の授業でやってみてうまくいった経験はありますか?やはり、既に英語を習熟している人と話す機会を作るといいでしょう。そういった意味では、留学にチャレンジするはありだと思います。英語しか話されていない環境に身を置くことで自然と英語が頭に入ってくるので、コミュニケーションを円滑にできるようになります。
ただ、先ほど挙げたように、時勢柄、容易に海外へ行ける状況ではなくなってしまいました。
そこで紹介したいのがシェアハウスになります。
それではシェアハウスは英語を日常的に話すことができるのか?
ここまで引っ張ってきてそれだと納得しない人もいると思いますので、もう少し詳しく。。。
確かにシェアハウスには、英語を母国語とする留学生のみならずワーキングホリデー経験者も多く、英語力が堪能な人がたくさんいます。感覚ではありますが、大型物件であれば、ネイティブが全体で2.5割。英語を話せる日本人も入れると全体の約半分ぐらいはいると思います。つまり、英語を話しあえる環境ができあがっているので、日常の中で自然とアウトプットできるというわけです。
また、うれしいことにシェアハウスの中には日常生活だけではなく、ユニークな試みをしているところがあります。たとえば英語圏の外国人入居者から英語を教えてもらうレッスンが無料で受けられる物件、日本語と英語のランゲージエクスチェンジパートナーを探してくれる物件などもあったりします。このようにシェアハウスの生活では、勉強したことを毎日積極的にアウトプットできる環境があります。
ただ、環境がある。という言葉が味噌で、その環境をどう使えるのか?というのはその人の意欲によるのです。日本語だけを話して生きていくことも全然できます。逆にその方が楽でしょう。また、入居当初は一緒に暮らす人は赤の他人です。(すぐに仲良くなれますが。)
仲良くするために共用部に勇気をもって踏み込んでいく必要があります。
一度仲良くなれば過ごしやすくなるし、もしその相手が海外の人なら海外の生活や文化、考え方を聞くことができて自分の視点はより外に向いていきます。実は、シェアハウスに住む人はその後の人生で海外で一定期間住もうとする人が多いそうです。それは、そこで触れた異文化を理解しようとしてモチベーションが高まっているのだと思います。そういった意味で英語を日常的に使える環境で学習意欲も高まるシェアハウスは、英語力を高めることには適しているといえるでしょう。
そんな英語力を身に着けるのにおススメなシェアハウスを4つ紹介します。
英会話レッスン付でラウンジでは英語で話すルール。そして外国人も住んでいる環境だからこそ暮らしながら自然と英語力を伸ばせるシェアハウスです。
★外国人講師が英会話レッスンをレベルごとに週2回ずつ開催
(上級、中級、初級を2回ずつ。グループレッスン形式)
物件名 | : | WILL府中 |
入居条件 | : | 男女OK |
賃料 | : | 30,000 ~ 54,000円 |
共益費 | : | 30,000円 |
部屋数 | : | 62部屋 |
アクセス | : | 京王線「武蔵野台」駅 徒歩5分 |
初心者の方でも気軽にご参加「英会話アクティビティ」を実施しています。難しい英語学習講座というよりも、初心者の方でも気軽にご参加頂けるよう皆で料理をつくったりゲームしたり楽しく英会話を行います。
物件名 | : | ARDEN小岩 |
入居条件 | : | 男女OK |
賃料 | : | 39,000 ~ 58,000円 |
共益費 | : | 15,000円 |
部屋数 | : | 13部屋 |
アクセス | : | JR総武線「小岩」駅 徒歩11分 |
コンセプトは「英語」。毎月2回、外国人による英語を使ったアクティビティを行います。
物件名 | : | ARDEN津田沼 |
入居条件 | : | 男女OK |
賃料 | : | 29,000 ~ 49,000円 |
共益費 | : | 15,000円 |
部屋数 | : | 25部屋 |
アクセス | : | JR各線「津田沼」駅 徒歩9分 |
コンセプトは「ランゲージエクスチェンジ」。日本語を覚えたい外国人と、英語を覚えたい日本人が入居し、新たな語学コミュニティが形成されます。
物件名 | : | ARDEN南行徳 |
入居条件 | : | 男女OK |
賃料 | : | 39,000 ~ 52,000円 |
共益費 | : | 12,000円 |
部屋数 | : | 50部屋 |
アクセス | : | 東西線「南行徳」駅 徒歩6分 |
以上、日本にいながらアウトプットもインプットも英語が学べる、シェアハウスのメリットについてご紹介しました。実際私もここで多くの海外の方とコミュニケーションを取る中でもっと英語を学びたいと思い、英会話に通うきっかけとなりました。
仕事や何かの案内などの特別なタイミングではなく、朝起きてご飯を食べている時、お酒を飲んで語り合っているなどの日常の中で、英語を使って会話してきたことがもっとうまくなりたいと思える動機となりました。
シェアハウスにいる海外の方はどんなに文法や単語の間違っても必死に日本語を使おうと積極的に話すその姿勢が刺激的。新しい言語を習得するためのマインドという意味でも環境が整っているので是非、恥ずかしがらずコミュニケーションをとり英語力を磨いていきましょう。
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