なんだか、のどが痛くて熱があるような気がする。
この前会った友達が、新型コロナウィルスに感染していたと聞いた。
これは、やばいかもしれないと思ってPCR検査をしてみたら・・・陽性。
ニュースで感染拡大は聞いていて身近にも感染者が出ていたけれど、どことなく他人事だった。だからこそ急に当事者になると、焦りますよね。
そして、それがもしかしたら一人暮らしの家ではなくシェアハウス内だったら大変。
クラスターが発生してみんなに迷惑をかけてしまうかもしれない。
今すでに感染してしまっている人や、シェアハウス入居後の感染リスクを考えている人は是非読んでみてください。
今回は、実際にシェアハウスに住んでいる時に感染してしまった人に話を聞きました。
—感染が発覚した際の状況について教えてください。
男性①『朝起きて、寒気がして体調が悪かったのが最初です。風邪かなと思い、職場に向かったのですが、会社で体調がさらに悪くなってしまって、帰宅。
ちょっとやばいかなと思い、土日はずっと個室にこもっていたんです。皆さんに迷惑をかけてはいけないので。
そこから月曜になっても収まらなかったため、病院に行きPCR検査を受けました。明らかに症状がコロナウィルスのものと酷似していたので、airbnbで宿泊施設を決め、検査結果が出て保健所がホテルを確保してくれるまで待機をすることにしました。
結果的に、翌日に検査結果がでて陽性。その後、3日後にホテルに移動しましたね。』
—運営会社や住民に対して連絡はどうされましたか?
『検査結果が出たタイミングで運営会社には専門の連絡網で伝えました。検査が出た後にどう連絡していいのかが明確なのはよかったですね。
他の入居者には、LINEグループで伝えました。迷惑をかけてしまったのでばつが悪かったのですが、みなさんから温かいコメントもたくさん頂きました。』
—感染が発覚した際の状況について教えてください。
女性①『私は役者をやっているのですが、起きてのどにたんが絡むなーと思ってはいました。ただ、舞台もあるので稽古場に行かないといけなくて。その日は、みんなと話すとのどの不調を訴える人が多かったのを覚えています。
稽古を終えて、その中で数名発熱したんです。彼女らがその後PCR検査を受けることになって、陽性の結果が出たと聞きました。それを聞いてすぐに私もPCR検査を受けたんですが、そこで陽性が出てしまったんです。
稽古場ではもちろん最善の注意を払っていました。マスク着用の元、毎回アルコール消毒して、1時間に1回の換気。稽古をする人数と比較しても稽古場は広かったので、密ではなかった認識です。それでもやはり、感染は防げないんだなと感じました。』
—その後の生活はどうされました?
『検査が陽性だと分かった後、すぐに運営会社にアプリから連絡を入れました。すぐに連絡が返ってきて、個室に極力いるように言われましたので基本閉じこもっていましたね。
私のシェアハウスでは過去にも感染した人が出ており、感染した人専用にトイレやシャワーを一枠ずつ空けてくれるんです。なので、そういった衛生周りでは特段困ることはなかったです。
食事は、元々部屋の冷蔵庫に冷凍のものなどを蓄えていたのと、感染すると区役所から大量に部屋まで食材を配送されるんですよね。なので、食事面では困りませんでした。』
—シェアハウスの住民からの反応はどうでした?
『申し訳ない気持ちでグループチャットに連絡を入れましたが、皆さん気遣ってくださいましたね。
中には、お菓子の差し入れを持ってきてくれたり料理を作ってくれたり。インスタントばかりだったので特に料理はうれしかったですね。
一緒に暮らす人の優しさを改めて感じました。』
最近だと、特に感染者が増えていることもあり、保健所がホテルの手配対応ができないことも出てきているみたいです。
なので、ホテルに入れず、シェアハウスの個室で隔離期間を過ごすこともあるようです。
個室にトイレやシャワーがない部屋でも、みんなで助け合って対応をしているようなのでその部分は安心だという印象を受けました。
新型コロナウィルス感染を予防すべく、在宅ワークなどで家で仕事をしている人も多くなってきましたが、その住環境で感染者が出た時、皆さんの反応はどうなのでしょうか?
住民①『シェアハウスに住む事を決めている時点で覚悟していることなので、特段気にしていないです。なんで感染してしまったか、よりも感染した人がいる状態で何をしたらいいのかを考えますね。
今のウィルスは、重症率が下がった分無症状の人も多く感染拡大は防げないですよ。』
住民②『一緒の家に住むことで家族だとも思っています。家族で感染者が出たとして何か思う人っていないですよね?それと同じで何かできることがあればしてあげたいと思っています。その人もかかりたくてかかっているわけでもないですからね。』
住民③『特にデルタ株が流行している時は、感染した人に対してネガティブな感情がありました。手洗い・うがいはもちろんのこと、マスクも着用し基本的に共有部にもいきませんでしたね。
ただ、オミクロン株になってからはもう仕方ないかなと思うようになりました。
あとは、感染しても大丈夫だと思えたことも大きいですね。感染しても国が給与を保証する給付金をしていたり、個人的にコロナミニ保険に加入をしました。感染してしばらく仕事が出来なくてもとりあえずの生活はできる備えはしました。
なので今は、家の中から感染者が出たとしても何かあれば手伝いたいと思います。いつ自分がかかるかわかりませんから。』
コロナに関する情報を共有する住民も
感染者に対して、同じ家に住んでいるので助け合って生活をしたいという意見が多いですね。特に最近色々な方面での感染情報が出ていることを受けて❝防ぎようがない❞と思っている人が多い印象を受けました。
シェアハウスに住む選択をしていることで、一定数の感染リスクは伴っているのは事実です。
ただ、感染したとしてもその後の対応を考えていきたいです。
もちろん、自分だけ大変な思いをするだけではなく、周囲の人に対しても迷惑をかけしまうことになりますので、最大限感染予防を行うことは、必要になってきます。
シェアハウスの運営会社として集団感染が発生しないように対応に力を入れています。
コロナ対策に力を入れているシェアハウスをお探しの方はこちらよりお探しください。
またLINEでお友達登録すれば、定期的におすすめ物件やあなたの希望条件にあった物件を受け取ることができます。 是非ご登録ください!
RECOMMEND