上京する時には気を付けたい。東京と地元の、ちょっとした「ルール」の違い

上京してきてホームシックになったり、反対にのびのびと東京を満喫したり、それぞれが東京での一人暮らしを楽しんでいらっしゃるかと思います。 ただし、東京には、住むまではあまり知らなかった独自の“ルール”があることも事実。このルールを知らないまま「えっ、これってどうすればいいの?」「東京ってどうなっているの?」と困ってしまった経験をした人もいるようですね。
東京で一人暮らしをするうえで、知っておきたいルールやマナー。上京する前から知っておけば、恥をかいたり悩んだりすることはありません!




ここが違う!東京とそれ以外の地方のルール、マナーの違い


東京の路線バスの乗り方に注意!

路線バスは、地方によって乗り方が異なります。 地方だと後ろの扉から乗ったり、料金は後で支払ったり、行先によって金額が変わってきたりしますよね。ですが、東京23区のバスは、「前乗り」で「均一運賃」のところがほとんどです。
まずは、バス停に停車したバスの前の扉から乗り込み、運転席の横の料金ボックスにお金を入れます。そして降りる時には、後ろの扉から降りましょう。 ただし、最後の停留所の場合には、乗客がスムーズに降りられるように前の扉が開くこともあります。その時には、前から降りてしまってもマナー違反ではありません。




エスカレーターの立ち位置、邪魔になりたくない!

駅やビルのエスカレーターで、立ち位置に悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。 2列に並べるエスカレーターでは、片側に人が立ち止まり、もう片側は急いでいる人がエスカレーターを歩いてのぼっていく……というイメージがありますよね。
たとえば関西では、右側は立ち止まる人のためのスペース。左側は急いでいる人のために空けていることでしょう。 ですが、東京では反対です。左側に皆が立ち止まり、急いでいる人のために右側を空けているというルールがあります。ボーッと右側部分に立っていると、後ろに大行列ができてしまうかも!?
ただし、「エスカレーターを駆け上がること自体がマナー違反なので、両側とも歩かずに立ち止まる」ように声掛けしている駅やビルもあるようです。




コンビニでおにぎりは「温めない」

プチ情報ですが、北海道ではコンビニで購入したおにぎりを温めてくれるそうです。しかし、東京ではおにぎりを温めるか事前に確認することはありません。
ただし、「温めても美味しい」という点から開発されたおにぎりもありますから、そういった商品によっては確認されるかもしれませんので、その時には臨機応変に答えましょう。
また、温かいおにぎりが食べたい時には、店員さんに頼んでチンしてもらうこともできます。コンビニによっては、客が利用できる電子レンジが常設してあるところもありますから、そこで温めてもOKでしょう。


これ以外にも、東京で気を付けておきたいことは「街で声をかけてくる人を信用しない」こと。親切な人だな」「美人だな」と思って声をかけられたまま付いていくと、絵やアクセサリーの展示会や宗教系のセミナーに連れていかれてしまうかもしれません。 また、お店の客引きも、場合によっては「プチぼったくり」、もしくは「ぼったくり」そのものに遭ってしまう可能性があります。 女性の場合には、しつこい夜のお店のスカウトに気を付けましょう。言葉巧みに誘ってくる人の口車には乗らないようにしたいものです。

とはいえ、上京してきた人の誰しもが最初は大なり小なり、失敗しているもの。 東京とそれ以外の地域で異なることは他にもいろいろありますが、少しずつ覚えていきましょう。




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この記事を書いた人

東京一人暮らしアドバイザー。 学生時代は下北沢や吉祥寺で過ごし、現在は高円寺在住。 趣味は一人暮らしでもカンタンに作れる、料理・お菓子・パン作り、カフェ巡り、便利でカワイイ雑貨集め。 経験に基づいた一人暮らしの物件探し、防犯情報、お得な節約法・料理術などを提案していきます。最近、シェアハウスへの取材も多く実施しています。 Tokyo Solo Living Advisor. Lately, I have been conducting many interviews about share houses and Japanese language schools.

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