上京する際に、まずは東京に来てから部屋を探すという行き当たりばったりの行動をとる人もいるようです。ですが、ほとんどの方がまず東京を訪れて、住む部屋を探してから上京することでしょう。 この時に気を付けたいのが「物件をじっくり見る時間がないあまり、不動産屋さんにせかされて勧められるままに部屋を決めてしまい、上京してから後悔する」というケースです。 物件には、チェックしておくべきポイントがいろいろあります。 そこをしっかり確認しておけば、回避すべき物件が自然とわかってくるでしょう。 それでは、上京する方はどんな点に気を付けて部屋を内見すればいいのでしょうか?
昼と夜の時間帯の両方に内見をさせてもらうことは、もはや常識だそう。
まずは昼に内見します。日当たりがいい部屋が望ましいですが、直射日光が照りつける部屋は部屋の中に熱気がこもりすぎてしまう可能性も。このような物件は、夏にはエアコン必須になります。できれば窓を開けて、風が通るかどうかもチェックしておきましょう。
そして、昼だけでなく夜に内見をすることも大事です。
「昼は静かなのに、夜は楽器を演奏する音や、別室で飲み会をしている声がしてうるさい」といった物件は、入居すると寝ることもままならないかもしれません。周囲の環境も良くチェックしておきましょう。
新築ならばこういったチェックは無用ですが、築浅物件でも床に傷が残っていたり、壁紙が剥がれかけていたりすることがあります。修理を希望する場合には、その場で担当者に確認してみるべきでしょう。
また、内見の段階で浴室周りや台所のシンクにカビが発生していることもあります。湿気がこもりやすい物件ですと、掃除してもカビが生えやすくなります。そういった部屋に住むと、除湿対策や掃除が大変です。あまりにもジメジメした物件は、避けたほうが賢明かもしれません。
収納についてもきちんと確認しておきましょう。賃料が安い物件は、クローゼットはもちろん、収納場所がまったくないところもあるそうです。このような欠点に「別にいいか、なんとかなるよね」と目をつぶってしまう人もいるようですが、住んでから大変苦労したという話もたびたび耳にします。
さほど広くない部屋に収納家具を置くと、圧迫感があって狭苦しい印象になってしまうことがありますから、要注意。
キッチンの収納についても確認しましょう。鍋やフライパン、食器をしまうスペースくらいは確保したいですね。
そして意外と軽視しがちなのが「窓」です。
窓の大きさもしっかり見ましょう。あまりに小さな窓だと、洗濯物を干すのが一苦労。窓が小さすぎると布団を干すこともできませんので、徐々に不満がたまりがちになるポイントです。また、立てつけが悪い窓だと、隙間からゴキブリや蚊などが侵入してくることもあります。ちゃんと開閉できるか動かして確認してみましょう。網戸が備え付けられているかも意外と大事。チェックポイントのひとつです。
多くの物件には、最近ではエアコンが常備されています。ですが、古い物件ではエアコンがついていないところもあります。また、ついていても、満足に動かない古い型のものが備え付けられていることもあるようです。
あまりに古いエアコンの場合には、取り替えてもらうことは可能なのか。もしくは入居した後に無料で交換してもらうことが可能なのかを確認しておきましょう。
キッチンでは「コンロは何口あるのか」「使いやすい導線か」、浴室は「浴槽が充分に広いか」「シャワーは使いやすいか」なども確認しておきましょう。
意外と忘れがちなのが、携帯電話の電波状況のチェックです。周辺に背の高いビルやマンションが建っている場合や、半地下のような物件だと、電波が入りにくいこともあります。よく携帯電話を使用するという方は、このような点に気を付けておいて損はないでしょう。
最後に、利便性ばかりに気をとられて防犯性も忘れてしまいがちな人もいるようです。2階に住む場合にはまだしも、1階に住む場合には、歩道との距離やその角度を確認しておきましょう。人がよく通るような大通りに隣接した物件ならば、家の中が丸見えにならないかをしっかり見ておくべきです。
女性は、洗濯物が通行人の目に触れないかどうかをよく調べておきましょう。
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