シェアハウスでは、何かと頼まれごとをされることも多いもの。
もちろん、気持ちよく引き受けてあげたら喜ばれるはずです。
ですが、引き受けにくいこと、どうしてもやりたくないことを頼まれる機会もあります。こういう時に、断ったら相手との関係がギクシャクしちゃうんじゃ…と思ってしまう人もいるのでは?
ですが、いやいや引き受けて失敗してしまうよりは、きっぱり断ったほうがお互いのためです。
それでは、「上手な断り方」とはどんなものがあるのでしょうか?
相手がよかれと思って頼んでくれているのに、「その気持ちが、反対に迷惑なんだけど…」ということもあります。ですが、こういう時に相手の気持ちを否定してしまうと、やはり人間関係がうまくいかなくなってしまいます。
「ありがとう」を前置きで言う。このことは忘れないようにしましょう。
たとえ相手の気持ちが迷惑でも、その気持ちをむきだしにしてしまうと、攻撃的な人だと勘違いされてしまいます。
一旦は引き受けたけれど、やっぱりできない!と優柔不断な態度を見せる人は、一番嫌われるタイプです。
断ることは、悪いことではありません。それよりも、最初は「できる」と言ったのに、やっぱりできない!と、ころころと意見を変えるのが問題なのです。断りたい時には、はっきり断りましょう。
「もしかしたらできるかも」などという曖昧な表現は、トラブルのもとです。
「できるって言ったじゃん!」「いや、できるかもとしか言ってないよ!」なんて喧嘩は、やはり周囲から見ても困ってしまうものです。
どうしてもそういう返答しかできない時には、第三者がいるところで言いましょう。二人きりだと誤解が生まれそうな場合、「目撃者」を作っておけば、後々トラブルになっても話し合いやすくなります。
まず、相手に謝りながら、理由を説明します。そして、「代わりにこうしたらどう?」と提案も忘れずに。了承を得てから、「わざわざありがとう!」と感謝もしておくことも大切です。これが、相手に納得してもらいやすい断り方だそうです。
できれば、「私にはどうにもできないことなので、納得してください」というような理由を挙げたほうがいいでしょう。仕事や学校の都合、家庭の事情や体調などを理由にすると断りやすいようです。
「イヤ」「やりたくない」だけでなく、「私はできないけど、○○さんならできるかも。代わりに頼んでみる?」「その日は手伝えないけど、前日なら大丈夫だよ」と代案をすることが、相手にも嫌われにくいポイントです。
とにかく具体的に断ったほうが、相手も納得しやすいもの。
「その日は用事があるから」「仕事が忙しくて、そこまで関われない」など、ちゃんと理由を言うこと。そして、結論は早く出したほうがいいでしょう。ギリギリで「やっぱりダメだった!」と言われても、相手も困ってしまいます。
断る時に謝罪や感謝の気持ちも忘れず、相手と上手にコミュニケーションをとっていきましょう。
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