うまくいかないことがあると、ついイライラして怒鳴ったり、物に当たったりしてしまう。
怒ると口が悪くなり、人を傷付けるようなことをわざと言ってしまう。
こういうことにお悩みのあなたは、もしかしたら、自分で怒りをコントロールできていないのかもしれません。感情的になって怒っても、何もいい結果は生まれません。
それどころか、あなたのことをシェアメイトたちが遠巻きにし始める…なんてことが起こらないとも限りませんよね。
それでは、短気な性格の方は、どうしたら自分の「怒り」の感情と上手に付き合うことができるのでしょうか?
カーッとなった瞬間に、大きな声を出したり、周辺の物に当たったりしてしまう。
そういう時には、まずイラッとした瞬間に、「落ち着け、落ち着け」と自分をたしなめること。そして、一瞬だけでもいいので、冷静になることにしましょう。
できれば部屋を出て、自分ひとりになったほうがいいかもしれません。そして、イライラが落ち着くまではひとりで過ごすことをオススメします。
感情の赴くままに振る舞ってしまうと、もしかしたら取り返しのつかないことになってしまうかもしれませんよ。
イライラしている時、怒っている時に、相手と話し合わなければいけないシーンもあります。
そんな時には、まず深呼吸して、気持ちを静めましょう。怒りながら発した言葉は、どんなに正論でもいささか説得力に欠けるもの。相手を攻撃したいという気持ちをむき出しにしてしまうと、あなたもよく思われません。
どうしてもイライラしてしまいそうな話し合いには、頼れる友人に同席してもらうなど工夫してみましょう。そして、どういうところを話し合いたいのか、何が気に入らないのかを、まずは冷静にメモでまとめてみて、読み返してみましょう。
何回か見直してみても、やはり相手がおかしい!そのことを伝えたい!と思ったら、そのまま相手に伝えてみましょう。
物事には、さまざまな側面があります。あなただけが悪いというケースは少ないでしょうし、相手だけが悪いというケースも同様です。どちらにも、物事を悪化させただけの原因があります。
もしあなたが「マジメすぎる」ために怒りっぽくなっているのならば、自分の性格を少しゆるくする…ということでもいいのです。
「私も、ちょっと相手を優しく見てあげよう」と思うことで、相手からも「あの人変わったな。私も努力してみよう」と思われるかも。頑なに怒りをぶつけるままでは、相手の態度が硬化することもあります。
怒ると、やはり疲れます。体力的にもですが、精神的に疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。そういう時には、なんとも悲しい気持ちにもなりますよね。
「なんであんな言い方しちゃったんだろう」
「キツくやりすぎたな」
なんて反省して、ウジウジ…そのストレスからまた怒ってしまう。これでは負のスパイラルです。
まずはストレスを溜めないようにしてみましょう。
疲れすぎていたり、ストレスが溜まっていたりすると、特に相手にイライラをぶつけがちになります。心に余裕を持つためにも、自分の体調をまず整えることもまた、重要なことなのです。
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