都内に実家がある人にとって、「一人暮らしを始める」タイミングはよくわからないもの。
「就職するタイミングで」「実家が転居する時に、独立することにした」と、上手にタイミングを見つけた人もいますが、踏み切れずにズルズルと実家で暮らしている人も少なくありません。
実家に住み続ける人からは「家賃がもったいない」「趣味に使うお金を確保したい」「まだ両親と離れたくない」という声を耳にしますが、では、実家暮らしにはデメリットはないのでしょうか?
首都圏にお住まいのアラサー・アラフォーの独身男女。
この半数近くが実家で暮らしているというデータもあるようです。
そもそもこのような首都圏に実家がある人が独立しない大きな理由としては、「無理やりに家を出る必要がない」からでしょう。家から職場も近いし、都内は家賃相場が高いもの。
わざわざお金を出して、広い実家から条件が悪いアパートに引っ越して一人暮らしするのも変だという意見です。
また、独立したくてもできないという方もいます。「収入が低くて、自立できない」「病気をしてしまって、一人で生活できない」「親や祖父母の介護があって…」というケースもあるでしょう。
しかしながら、実家暮らしの人にとって大きな問題となるのが「結婚」です。実は、「実家暮らしだと婚期が遅くなる」という説があるのです。
実家暮らしをしている人のほうが、一人暮らしをしている人に比べて婚期が遅れがちだというのは、有名な話です。
その理由は、「結婚することによって生活水準が下がる」ことが想定されるから。よほど条件のいい相手を見つけたのならば別ですが、結婚したら実家よりも狭い物件に住まなければならないこともありますし、必死にやりくりをしなければなりません。
今まで上げ膳据え膳で、お小遣いにも余裕があったのに、急に生活を引き締めなければならなくなるのです。そのため、男性は「共働きの女性じゃないと」、女性は「年収のいい男性でないと」と条件を釣り上げがちになるのです。
それに、年齢を重ねれば重ねるほど、相手に求める条件が下げにくくなる人も多いそうです。
今まで交際した人のデータが蓄積され、「これよりもいい条件の人とじゃないと、今まで独身を貫いてきた意味がない」と思ってしまうそう。
だからこそ、実家暮らしは危険と言われているのです。
もちろん、実家に住んでいても結婚している人もたくさんいます。料理も掃除も完璧で、自立した精神をお持ちの方も多いでしょう。
ですが、「実家暮らしは、一人暮らしの人に比べて甘えたところがありそう、自立していなさそう」「両親にべったり依存しているのではないか」「結婚したら、同居と介護を迫られるのでは?」というイメージを持たれることもあります。
無理に家を出る必要はありませんが、人生において一度くらいは一人暮らしを経験してみてもいいのかもしれませんね。体験だけでもしてみたいという人は、シェアハウスやマンスリーマンションなどを利用してみるのがお勧めです。
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