シェアメイト全員と仲良く付き合いたい。職場や学校でも、みんなと仲良くしたい。
でも、どうしても苦手な人、嫌いな人って出てきてしまうもの。
あなたが「この人、苦手だな」「一緒に居たくないな」と思うこともあるでしょうし、反対に、あなたがよくわからないうちに相手から避けられたり、敵視されていることもあるかもしれません。
そんな、どうしても苦手な意識がぬぐえない人とは、どうお付き合いすればいいのでしょうか?
嫌いな人とも、それなりにうまくやることは大事です。お互いに目も合わせない、無視している状態では、他の人も気を遣います。それに、自分の精神状態にもよくありません。
まずは「なんで、その人が苦手なのか?」をよく考えましょう。
場合によっては、あなたの中にある何かに相手がコンプレックスや嫉妬の感情を持っているのかもしれません。でももしかしたら、あなたにも何か欠点があるのかも。
あなたにも良くないところがあるとしたら、それは今後成長していくためにも直すべきとも考えられます。
「これが自分だから、仕方ない」「あっちが悪い。私はちっとも悪くない」なんて思わずに、大人になることも大事です。
まずは、自分の欠点を見つめ直しましょう。
「短気」「口が悪い」「つい、余計なひと言を言ってしまう」という欠点などは、もしかしたら相手をカチンとさせるのに充分かも。もしくは「自分の意見を言わない」「つい、相手に甘えてしまう」という性格も、相手をいらだたせているかもしれません。そんな性格を見つめ直してみましょう。
そうすることで、「自分がここを直せば、相手と仲直りできるかも」と思えるようになります。
嫌いな人を無視したり、一緒にならないようにすることもあるでしょうが、シェアメイト同士の場合にはまったく無視することもできません。
むしろ、試しに、一緒に行動してみてもいいかもしれません。もしかしたら「意外とこの人、いいとこあるじゃん」なんて見直すきっかけになるかもしれないですよ。いいところを探すのも、人間関係を修復するためには大事です。
「あの子、ああいうところが性格悪い」「ダメなところばっかり」と思ってそれを口にしていると、あなたまで性格が悪く見られます。たしかに悪口は盛り上がりますが、あまり言いすぎてしまうとトラブルの原因になります。
なるべくポジティブに、「だらしないところはあるけれど、親切だよ」「口が悪いけど、後で反省しているみたい」と思うようにしたら、少しだけ気持ちも楽になります。それを周囲の人にも話すことで、だんだんと自分の気持ちも落ち着き、敵意が和らぐかもしれません。
相手が苦手だから話しかけないというのは、シェアハウスの雰囲気まで悪くなります。簡単な挨拶や、世間話くらいならしたほうがいいでしょう。
そして、時折肯定してあげたり、誉めたりするのもいいですね。もちろん、相手の悪いところをからかうように誉めるのはダメですが、「○○さんって、料理うまいね!」「オシャレだね」などと誉めてあげると、関係が良くなりやすいでしょう。
ただし、普段そういうことを言わないキャラの人がいきなり誉めだしたり、相手がお世辞を気にする性格の人だったとしたら、「バカにしているのか」と険悪なムードになる可能性もありますから、少しずつ溝を埋めている段階で誉めたほうが良さそうです。
趣味がお互いにかけ離れている人同士だと、喧嘩になることもあるようです。不良っぽいカルチャーが好きな人と、アキバ系の人だとなかなか噛み合わないこともあるのと同じです。それでも仲良くなる人もいますが、理解できる材料が自分の中にないが故に、「あんなバンド、ダサイのに」「あのアイドル、全然かわいくないじゃん」と意見が対立することもあるでしょう。
固定概念で「嫌い」「ダサイ」「幼稚」などと思わずに、まずはその人の趣味や好きなものについて興味を持ってみることも大事です。意外とハマって、仲良くなってしまうかも!?
嫌いな人、苦手な人には距離をとりたくなるものです。ですが、わかりあう努力をしてみたら、意外と仲良くなれることだって多いのです。
ただし、「お金を貸したのに、いつまで経っても返してくれない」「女遊び・男遊びが激しすぎる、トラブルメーカー」「犯罪行為をしていた」などという場合には、より大きなトラブルに巻き込まれる前に、別のシェアハウスに引っ越ししてしまったほうがいいかもしれません。
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