私は大学生の時に初めて一人暮らしをしましたが、契約の時に必ず保証人を立てるように言われた記憶があります。
統計によると、2010年には、連帯保証人のみ必要な割合が57%と半分強をしめておりましたが、2017年には22%となっており、最近では連帯保証人のみを求められるケースはどんどん減ってきているようです。逆に保証会社利用のみ必要な割合は17%から43%に激増しています。保証会社利用と連帯保証人の両方必要なケースも含めると、8割弱に達しているよう。今のご時世、保証人を立てるよりも保証会社の利用が一般的になってきているようです。
では、シェアハウスではどうかというと、保証人も保証会社利用もなしで契約・入居可能としているケースが大半を占めています。ホテル以上・一般賃貸未満のシェアハウスでは、“身軽さ・手軽さ・お手ごろさ”を強く求められ、初期費用のあがる保証会社はやや敬遠されがちなのかもしれません。
それでもやっぱ賃料回収が出来なくなるのは不安だ!というオーナー様・運営会社様もいらっしゃると思います。そこで、既にシェアハウス運営会社にて利用されている保証会社をピックアップ致しました。保証会社によっては、シェアハウスだと断られることもあるようですが、以下の会社ではそのような心配はございません。
保証会社紹介の前に、保証料と保証の範囲について。一般的に保証費用は、以下の3つのプランが多いようです。
保証の限度額や範囲も会社によってやや異なっております。
保証限度額が賃料6か月分のケースもあれば、12カ月分のケースもあります。賃料の滞納が1年以上続くケースは稀かと思いますが、、、
また範囲についても月額賃料のみならず、残置物の搬出費用・訴訟費用・原状回復費用などが含まれているところもあれば、対象外のところもあります。
料金プラン | 月額型4.25%/月 併用型50%/契約時 + 2.6%/月 |
HP | アイ・シンクレント株式会社 |
その他:賃料のクレジットカード払いに対応しています。ただ、その分月額費用は割高になっています。また、外国籍の方でも審査可能とシェアハウスの属性の方にはピッタリです。
料金プラン | 月額型1.2%/月 |
HP | 株式会社オリコフォレントインシュア |
その他:信販系保証会社なので審査はやや厳しめと言われています。また以前は外国籍の方はNGになることが多かったですが、最近はOKとなるケースも増えてきているようです。
料金プラン | 併用型50%~/契約時 + 1,000円~/月 |
HP | 株式会社グローバルトラストネットワークス |
その他:外国籍専用の保証会社。英語、中国語、韓国語、ベトナム語にも対応しています。前述した保証会社でも外国籍の方の審査が通ることがありますが、申し込み時は日本語となります。こちらであれば、日本語以外でもお申込が可能です。
料金プラン | 併用型10,000円/契約時 + 総賃料の2%/月 |
HP | ジェイリース株式会社 |
その他:東証一部上場企業ということもあり、安心感があります。
他にもここの保証会社がオススメだよ!といった情報がございましたら、ご連絡いただければ幸です。随時、追加してまいります。
保証会社まで利用する必要はないが、入金管理を自動化したいオーナー様・運営会社様もいらっしゃるかと思います。賃料が期日までに振り込まれないことはしばし発生しますが、その理由は単純に振込み忘れが大多数。この振込み忘れの防止に、自動引き落としサービスを利用すると便利です。1回あたり500円程度の手数料なので、ユーザーが負担する銀行の振込手数料とさほど変わりがありません。
HP:株式会社インサイト