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シェアハウスの掃除事情。入居者による当番制もある?


一人暮らしの場合、当たり前ですが掃除を自分で行いますよね。しかしシェアハウスでは、掃除を入居者同士で行ったり、清掃業者が行ったりします。

個人のスペースに関しては自分で行うことになっていますが、リビングやお風呂などの共有スペースはハウスごとに掃除の分担が違います。大きく分けると以下の3つになります。

・入居者同士で当番制にして実施
・運営会社にて実施
・専門清掃業者にて実施

ではそれぞれどのような違いがあるのか、またメリット・デメリットはあるのか詳しくお話します。 




掃除事情①当番制による清掃

曜日ごとまたは週ごとで決められた日に入居者が清掃を行う方法です。
基本的にはお部屋ごとにグループが組まれて清掃を行うことが多いようです。



<メリット>
・掃除を一緒に行うため、コミュニケーションの場になる。
・大型の物件になると、人数が多い分当番が回ってくることが少ない。



<デメリット>
・掃除の質が人によってばらばら。
・グループで行うためさぼり気味になる入居者がいる。
・清掃へかなりのクオリティを求めてくる人がいる。




掃除事情②運営会社による清掃

運営会社やオーナーさん、また運営会社と契約している清掃係の方が住み込みで清掃を行う方法です。



<メリット>
・個人の清掃の負担が軽減され、掃除に費やす時間を削減できる。
・ハウスの綺麗さが一定に保たれる。
・清掃に関する入居者同士のトラブルが起きにくい。



<デメリット>
・掃除に関わる人が一緒に住んでいるため、清掃の目が厳しい。
・清掃のプロではないため、清掃のクオリティの保証はない。
・清掃を担当する人は、清掃以外にも仕事をしていることが多く、あまり清掃に時間をかけられない。




掃除事情③専門清掃業者による清掃

運営会社が雇っている、清掃業者による清掃の方法です。 物件によっては頻度はバラバラで、少ないところで週1回、多いところでは週5回程度実施しています。



<メリット>
・個人の清掃の負担が軽減され、掃除に費やす時間を削減できる。
・清掃のプロによる掃除のため、質は保証される。
・汚れているところを清掃業者の人に直接伝えることができる。



<デメリット>
・清掃業者を雇っているため、管理費・共益費が少し高くなることがある。
・毎日実施しているわけではないため、汚れていても清掃業者が入るまでそのままのことがある。



いかがでしたでしょうか。どのタイプもそれぞれメリット・デメリットがあります。ただ一番大事なのことは、入居者一人一人が清潔に保とうと意識して生活することです。

各自で清潔に保つことができれば清掃への負担が減り、その分細かいところの清掃ができ、さらに清潔感のあるシェアハウスになります。

もちろん掃除時間を削減できるというのは、シェアハウスのメリットではありますが、清掃を完全に誰かに任せるのではなく、一人一人がハウスを清潔に保てるよう意識して生活することで快適な環境でシェアハウス生活を送ることがきるでしょう。