シェアハウス下着論!?

シェアハウス下着論!?

うわあ〜…こんなテーマ、書いちゃっていいのかな〜…?

完全に女子的話題ですが。(女性向けシェアハウスポータルサイトだから良いのか。)

なぜシェアハウスが下着と関係するのかと言うとですね。

以前の記事(第20回)で、私は家着でも外着でもない“シェアハウス着スタイル”を確立してきており、それは楽ちんながら外に着ていっても恥ずかしくない格好なのだ、という説明をしましたが、それに通じる問題なのですね。

つまり、シェアハウス内にいるときの「寛ぎたい」という欲求は下着にまで反映する、ということです。

お分かりですね?

つまり、ブラジャーはするのかしないのか? という話です(笑)。


一般的なところで言うと、共有スペースに出入りするとき、私が見聞きする限り、女子たちはどうやら大方しているようです。

個人の話をすると(かなり抵抗がありますが、あえてそこを押して言います……)、PC持ち込んで仕事したりするときの『シェアハウス着』を着ているときは基本、しています。なぜなら、私はそれをオフィシャルな場でするものだと思っているから。

が、正直、「煩わしいな」と内心思っています。

だから、仕事とかしない“休日気分”のようなときは人知れずカットすることも(笑)。


この間、ある子が「私、もうブラしたくないんだよね。締め付けられるのがもう耐えられない。これからブラトップに変えようと思ってるんだけど……どう思う?」とシェアメイトたちに相談を持ちかけていました。

その人は、会社に行くときもすべて、全面的にブラジャーをブラトップに差し替えようとしている、という話。

これを読んでいるご存知ない男子読者のために……ブラトップというのはですね、ユニクロのヒット商品であるカップつきのキャミソールのことです(ユニクロの商品名だが、その呼び名が浸透しているあまり、他メーカーの商品でも『ブラトップ』と呼んだりする)。

彼女の相談に対しては、女子たちはほぼ全員「それは女としてまずいんじゃないの?」「彼氏ができたら、彼は嫌がるんじゃない?」というような意見だったのですが。

そのやり取りの傍らで私は、「ブラトップ……買ったことないけど、それは新たな選択肢なのでは!」と内心ピコーンと彼女のナイスアイデアを一人密かに頂戴しておりました。

一人暮らし時代、家着にハマったことを第20回で書きましたが、実は下着にもハマったことがあり、その頃の思想からすると「ブラトップとか堕落以外の何者でもない! あり得ない!」というくらいの断罪具合だったのです。

が、時は移り変わり……シェアハウスという環境で大半の時間を過ごす生活に変わり……「もっと快適に過ごしたい〜!」という欲求が切実なものになってきました。

「ブラトップはシェアハウス生活の救世主なのでは……?」そんな希望を見いだし、この間初めて購入してみました。

結果は……オー・イッツ・コンフォータブル…!

ノーブラは解放感があるとはいえ、解放されすぎて心もとなさもあるのですが、こちらは楽なうえにちょうど良い守られ・支えられ感が。

どうやら、シェアハウスライフにジャストフィットする下着だったようです。

「初めてブラトップ買ってみたよ」とシェアメイトに報告したところ、「ああ。やめられなくなるよ」との返答……悪魔の囁きかと。

こうして、このとき私の人生に新アイテムが投入されたのでした(どうなるか、しばらくは様子見)。


ライフスタイルが変われば下着も変わる。

こんな現象まで起こるとは思ってもみませんでした。

シェアハウス生活、うーん、奥が深い……。

svgこの記事を書いた人
奥 麻里奈

1982年8月3日生まれ、獅子座、O型。大阪府出身。都内のオフィス複合型シェアハウスに住む、フリーランスの三十路ライター。美容専門誌編集者としてまだ出版社に勤めていた2012年1月からシェアハウス生活をスタート、1年後に独立。現在は、ファッション・ビューティからキャリアビジネスまで分野を問わず活動中。シェアハウス内のラウンジがおもな仕事場。趣味は服と読書。