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シェアハウス体験談

リアル住人登場。ぶっちゃけシェアライフ緊急座談会 ③シェアハウス、実は友達呼ぶときがけっこう難しい!?

リアル住人登場。ぶっちゃけシェアライフ緊急座談会 ③シェアハウス、実は友達呼ぶときがけっこう難しい!?

——じゃあ、次の質問。シェアハウスの魅力を3つ挙げてください。

しょうへい:淋しくないこと、情報とか技術をシェアできること、広い共有スペースを使えること。とかっすかね。

——うんうん。そうだね。

なみっきー:私は……最大の魅力は、「理由なく人と会えること」。友達でも、用事がないと電話掛けにくかったりするけど、ここだと偶然会った人と普通にご飯食べたり飲めたり、みたいな。もう1つは、一人暮らしだったら絶対持てない60人分の設備を使えること。あともう2つは、良い意味での裏切りを受けることがあること、かな。いつもだったら絶対しゃべらないような人としゃべってみたら、意外にめっちゃ仲良くなれたり。良い意味で私の価値観崩壊、みたいな。

——それ、実際誰だったの?(笑)

なみっきー:たとえば……Tちゃん。初めて会った瞬間から会社の愚痴しゃべってて「なんかやだな」って思ったんだけど。でもそのうち喜怒哀楽をオープンに言ってるのってめっちゃ魅力的だなって思ったし、実はすっごい優しいし。ここで一番ご飯とかスイーツとか太っ腹にシェアしてくれてるのもたぶんTちゃんで。ごめんなさい、最初の私、って感じ(笑)。

——なるほど、最初印象悪かった人って2回目もう会ったりしないけど、一緒に住んでるから印象が変わるチャンスを持てるっていうことだね。じゃあ、おうすけは?

おうすけ:なみっきーと答え被るけど、一番大きいのは自分の予想していない展開になること。

——それってどんなのがあった?

おうすけ:そうだなあ。部屋で寝てたら「今から飲もうよ」って言われて、「いいよ」って言ってパッと共有スペースに来たら、その友達とかもいて、しかも自分の興味あるジャンルの話をできたり、とか。そういう“いきなり感”って、一人暮らしだと意図してつくっていかないとないけど……こういう60人以上のプラットフォームがあるからこそ、全然違う世界にすぐ行けちゃう。2つ目は、月並みだけど、大人になると会社のことしか見えなくなったりしがちですごい視野が狭くなるじゃん。だけどここにいると、フリーランスの人とか学生とか、いろんな立場の人がいる。あと3つ目は、勉強になる。

——おお。何の?

おうすけ:お作法。

——どんな?

おうすけ:うーん、共同生活するためのお作法を勉強できる。

——たしかに! それあるね。

おうすけ:「こういうときはこれをしなきゃダメなんだ」とか「あっ、こういうとこ気になる人いるんだ」とかそういうのを肌で学べるのはめちゃくちゃ価値がある。

しょうへい:ああ、なるほど。

おうすけ:一人暮らしだったら誰にも何も言われないからさ。

——たとえば何を学んだ?

おうすけ:すごい初歩的なことだけど、お皿洗ったあと、結構水に濡れてるからシンク横の洗い物置き場にそのまま置いて、乾いたら棚に戻そう、くらいに思ってたら、「いや、そうやって置いてたらすぐ溜まっちゃうからちゃんと拭いて戻そうね」って当時27歳にして言われて。

——あ、おうすけがそう言われてる瞬間、私も見てたわ。

おうすけ:言われたことなかったし、よく考えたらそうだよな、とか思って。あんま怒られなくなるじゃん。こういう感覚になれるのはすごいいいな〜って。すごい勉強になった。

——へえ〜めっちゃ素直! えらいね。じゃあ、逆に、シェアハウスの煩わしいことは?

しょうへい:まあ、あんまりないんっすけど、ご飯つくるにしろ、洗濯するにしろ、部屋を出て違う階まで行かないといけないこと。一人暮らしだったら扉開けずに部屋の中で全部できるけど。

——たしかに。じゃあ、人に対する煩わしさとかは?

しょうへい:あー……たとえば、共有スペースで課題を集中してやってるときに話しかけられたくないな、とか。そんくらいっすね。

——そうなんだ、それくらいかあ。おうすけは?

おうすけ:友達連れてきたときとかかな。友達連れてきたときの方が気を遣う。

一同:あーーーーー。

おうすけ:自分ちだったらね。

しょうへい:好き放題。

おうすけ:住人の人が一番っていうのがあるから、そこは一線を保って気を遣わないといけないよね。飲んだあとそのまま寝る、とかできない。まあ、一人暮らしでもあんまりやんないんだけど。店で飲む方が逆に気を遣わずに騒げたりするかもね。

しょうへい:めっちゃ分かるな。大人数とかで絶対ここで飲めないですよね。

——そうだね〜。とくにしょうへいの世代はね~。

しょうへい:30歳くらいの人からしたら俺たちが騒いでたら小学生が騒いでるような感じだから。俺が逆に30歳になったときに、大学生ノリで騒がれたらやだなーとか思いますもん。それだけはできない。飲むとしても隅の方でしっぽりやるくらい。そこは俺もほんとに思うんす。

——えらいな(笑)。それで、そういうのが分かってる友達と、あまり気を遣えない友達がいたりして、こっちとしても連れてくる人を選ぶところがあるかもね。

おうすけ:そうだね。見えないルール、というか、秩序があるからね。

——なみっきーは煩わしいところってある?

なみっきー:前のシェアハウスだと、掃除を自分たちでしてたから、きれいさの基準に個人差があったりしたけど……ここは業者の人が掃除してくれてるからそういう問題はないな。このシェアハウスに限って言うなら、共有スペースに来るときに手抜きできないこと。完全に“家”じゃないというか、真の意味でリラックスできない。

——あー、なるほどね。メイクしてないと上がって来れないとか? ここ広いし、半分“外”みたいな雰囲気があるもんね。

なみっきー:うんうん、あまりにパジャマみたいな格好では来れない、とか。めっちゃお腹すいてても一回着替えてから、とか。

おうすけ:分かる。

——うんうん、じゃあ、対人面では?

なみっきー:人は……変な話、ここに来て“彼氏欲しい欲”がすごい増した。

——ほうほう。

なみっきー:前に、うちの女子たちが「ここにいると彼氏要らなくなるよね」みたいな話で盛り上がってたんだけど、私は真逆で。前のシェアハウスは人数が少ないせいか人間関係が密だったんだけど、こっちのシェアハウスはみんな大人っていうか……わりとそんなめっちゃ深い関係までいかなくて、意外とお互い知らないことが多かったり。それでも全然楽しいから関係が成り立ってるんだけど、でもそうなると逆に、めっちゃ深い関係の人が欲しくなった!

一同:あー、なるほどね。

<続く>

svgこの記事を書いた人
奥 麻里奈

1982年8月3日生まれ、獅子座、O型。大阪府出身。都内のオフィス複合型シェアハウスに住む、フリーランスの三十路ライター。美容専門誌編集者としてまだ出版社に勤めていた2012年1月からシェアハウス生活をスタート、1年後に独立。現在は、ファッション・ビューティからキャリアビジネスまで分野を問わず活動中。シェアハウス内のラウンジがおもな仕事場。趣味は服と読書。 『奥 麻里奈ドットコム connecting 個性美の解放』 http://okumarina.com

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