EXperiences

シェアハウス体験談

『みんなのもの』を使うときのマナーを向上させる、小姑的存在

『みんなのもの』を使うときのマナーを向上させる、小姑的存在

場所で言えば、キッチン。

アイテムで言えば、食器、調理器具、冷蔵庫、乾燥機、掃除機、自転車。

これらは、使い方に関する問題が勃発しやすいものたちです(うちの場合ですが)。

うちのキッチンでは、食器や道具を使ったら、途中で放っておかず、その場で洗って拭いて元の場所に戻す、というのを最後までしないといけないルール。

だから、食器などが洗い物置き場にこんもりたまっていたりすることが続くと、「最近、みんな棚に食器を拭いて戻してないよ。最後までちゃんとやって」とFacebookのグループ内投稿で誰かからのお咎めがあったりします。

乾燥機も、フィルターにたまった埃がモリモリになっていることが続くと、「立体芸術作品みたいなものすごい量の埃がたまってるのでちゃんと各自掃除しよう」とFacebookで呼びかけがある。

注意があった直後は、「あっ、ちゃんとしないと」とみんな身が引き締まってしばらくうまくいくのですが、時間が経つにつれて徐々に中だるみが起き、そしたらまた注意が促されて……その繰り返しによって、全体のマナー意識がオープン当初に比べてかなり向上してきたように思います。


私自身は、そういう呼び掛けに「あ、はい!」と、できる限りルールを遵守している感じの(ところどころ抜けはあると思いますが……)、ゆるふわ系フォロワーです。

そんな受け身な感じなので、キッチン周りのことや乾燥機に関して、ルールがちゃんと守られていないのを見て「あーあ」とは思っても「けしからん」と思う感情はそこまで強くなかったりします(こう言うと怒られそうですが……ビクビク)。


だけど、そんな私がけっこう敏感になるもの……それは、自転車。

自転車に乗るときは、自転車置き場にあるシートに名前とそのときの時間を書き込み、戻ってきたらまたそのときの時間を書き込む、というルール。

自転車は5台あって1〜5まで号数がついているのですが、乗ろうと思ってシートを見ると、いない自転車の号数の書き込みがない、ということがよくあるのですね。

そういうとき私は「あ、誰か書き込まないで乗ってるな〜……」と心の中でその誰かにキッと睨みをきかせるような気持ちになります。

少し前、シートに書き込みのない自転車がなくなる、という事件が実際起こったりもし、「誰!? 自転車どこかに放置してくるなんてあり得ない!! カー!」と内心立腹。

そして、実は今日、ま〜た名前の記入なく自転車がないのを目撃したので、ついに自らFacebookのグループに「自転車乗るときは名前書き込もう!」という内容で小姑投稿デビューしました! ……よし!(?)


そういう心理って何だろう? と思うと……おそらく、思い入れが強い、つまり、「これは半分、自分のもの」と無意識に思っているような、愛着を持っているものに対してなんだろうな、と。

キッチン周りのことを注意してくれる人はやはり、キッチンによくいる印象が強い人。

そう言うと、まるで“キッチンの主”みたいですが(笑)、その分キッチン周りを自分事で考えているということ。

そういう人のおかげでうちのキッチンの秩序と美しさが保たれているわけだから、わざわざ注意喚起をしてくれる人というのは一見、小姑みたいな「うるさい人」のようで、その実、嫌な役を自ら買ってくれるすごく貴重な、なくてはならない存在だと常々思うのです。


それにしても、私は何でそこまで自転車に愛着を感じてるんだろう?

きっとどっか場所移動するのが好きなんでしょうね。

シェアハウス内のものの中でついつい何が気になるかで、人となりが表れそうですね。

シェアハウスと自転車

svgこの記事を書いた人
奥 麻里奈

1982年8月3日生まれ、獅子座、O型。大阪府出身。都内のオフィス複合型シェアハウスに住む、フリーランスの三十路ライター。美容専門誌編集者としてまだ出版社に勤めていた2012年1月からシェアハウス生活をスタート、1年後に独立。現在は、ファッション・ビューティからキャリアビジネスまで分野を問わず活動中。シェアハウス内のラウンジがおもな仕事場。趣味は服と読書。 『奥 麻里奈ドットコム connecting 個性美の解放』 http://okumarina.com

RECOMMEND

オススメ物件