持ち寄り文化!お正月、ハロウィン、サンクスギビングまで
こんにちは。今回はシェアハウスに住む外国人の方にインタビューを行ってきたさりです。
私は半年間カリフォルニアに留学し、現地で友人を作って英語での会話の機会を設けたことでTOEICを930点まで上げることができました。しかし、日本に帰ってきてからは英語を喋る機会がめっきり減り、自分の英語力がどんどん衰えていくのを感じていました。
そんなある時、友人が外国人とシェアハウスをしているということを耳にしました。外国人と一緒に住んで発話する機会が増えれば、もう一度英語力を磨くことができるのでは?!と思い、シェアハウスに住む外国人にインタビューを行って、実態を調査してきました。
これからさまざまな国から来た外国人の方10人にインタビューをしていきます!
留学はハードル高いけど海外の人とお友達になりたい!そんな方はこんなシェアハウスでならそれが叶うかもしれません。
今回、お話しを伺ったのはフランス出身のトリスタンさん。SHARE DESIGNERS COLLEGE たまプラーザという最大60人が住める大型シェアハウスに現在7ヶ月住んでいらっしゃいます。本日は笑顔が素敵な彼に日本に来たきっかけ、シェハウスの魅力、異文化コミュニケーションの楽しさなどを聞いてきました。
日本に住もうと思ったきっかけは何だったんですか?
「日本に来るのはこれで3回目なんだ。マンガや映画で日本に興味を持って、一度来たらハマっちゃったんだよ。フランスとは全く文化が違うからね。それでワーキングホリデービザを取って一年間日本に住むことにしたんだ。」
シェアハウスに住むことを決めた理由は何ですか?
「家賃が安いし、なにより一人で住むよりも絶対に楽しいと思ったからだね。実際に、リビングでみんなとコミュニケーションをとるのは本当に楽しいよ。それに衣食住を共にすることでより日本の文化を感じられるね。」
なぜこのハウスに決めたのですか?
「友達が住んでいて、ここを紹介してくれたんだ。場所も気に入っているし、個人の部屋も広くて素敵だよ。部屋の壁色を塗り替えたり絵を描いたりしていいからみんなとても個性的な部屋に住んでいて面白いんだよ!それに、60人が住んでいるからより多くの友達ができるしね。」
ハウスにはどんな人が住んでいるんですか?
「ミュージシャン、アーティスト、シェフ、いろんな職業の人がいるよ。出身国も様々なんだ。今は、日本人以外に韓国と南アフリカ出身の女の子が住んでいるよ。だからお互いの国の料理を作りあってディナーするんだ。」
ハウスメイトと仲はいいですか?
「みんなフレンドリーだからとても仲がいいよ。こないだは沖縄旅行に十数人のハウスメイトと一緒に行ったんだ。海が最高だったなあ…」
旅行も一緒にするんですか?すごい!
「そうだね。このハウスに住んでいる人でフェイスブックにグループがあって、そこで旅行を企画やパーティーをやるときに知らせるんだ。それで予定があった人が参加する感じだよ。他にも北海道、長野、山梨にも行ったよ。」
パーティーはよくあるんですか?
「本当にたくさんのイベントやパーティーが企画されるよ。これだけ大人数が住んでいると毎月誰かのバースデーパーティーがあるんだ。お正月、ハロウィン、サンクスギビングもみんなで祝ったよ。」
サンクスギビングは日本の文化じゃないけど…!?
「そうだね!笑 色々な国の人が住んでいるから文化が持ち寄られるんだよ。」
一番楽しかったイベントは何ですか?
「一番思い出に残っているのはこの間やったこのハウスの5周年記念パーティーかな。このリビングの机を全部どかしてここで音楽を流して踊って盛大なパーティーをしたんだ。一人一品料理を作ったからかなり豪華だったよ。」
ハウスメイトとのコミュニケーションは難しくないですか?
「英語が喋れないハウスメイトもいるけど、ジェスチャーを織り交ぜてコミュニケーションをはかれば大体なんとかなるよ。それに僕もみんなのおかげでだんだんと日本語がわかるようになってきたしね。」
文化の違いを大変だと感じることはないんですか?
「うーん…僕はまったくないね!笑 逆に面白いよ!日本食も大好きだから誰かが作っていると作り方を教えてもらうんだ。ここに住んでから、鍋、そば、ラーメンなんかを作れるようになったよ!」
トラブルが起こったこともないですか?
「大きいトラブルは一度もないね。話し合えば分かりあえるから大丈夫だよ。」
今年の9月に一度フランスに帰るというトリスタンさん。でもまたすぐ日本に戻ってきたいんだとか。
「できるものなら日本に一生住みたいよ!次は学校に通うんだ!」
こんなに日本を好きになってくれたなんて嬉しいですね。お話ししていても日本への愛が溢れでる素敵な方でした。こんな方と一緒に住んだり、旅行に行ったりできたら英語を使う機会も増えて、他国の文化も知れて楽しいんだろうな、と思わせてくれました。
今日インタビューに協力してくれたトリスタンが住んでいるのは『SHARE DESIGNERS COLLEGE たまプラーザ』というシェアハウス。
最大60人が住める大型シェアハウス。
自分たちで作り上げるシェアハウスをモットーにリビングや廊下は入居者が描いた絵でおしゃれに彩られています。もちろんお部屋の改装もオッケー。外国人入居者もいるインターナショナルなハウスです。