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大学4年生が新社会人になる前にシェアハウスに入ることを勧める3つの理由

私がシェアハウスに暮らし始めたのは30歳を過ぎてから。大学生の頃は、「やっと家族から離れられたのに、他人と共同生活なんて耐えられない」と思い、一人暮らしを始めました。帰る時間も朝起きる時間も自分で決められるのは自由で楽しかったです。しかし、今思うと、シェアハウスのような共同生活もよかったかも(10年以上も前なので、シェアハウスという概念はありませんでしたが)と考えるようになりました。特に、今回は大学4年生に対象を絞って、シェアハウスをおすすめする理由を紹介します。



新社会人になる前にシェアハウスに入ることを勧める3つの理由



年上の社会人と交流ができる

一番大きな理由は年上の社会人と交流できることではないでしょうか? 大学生の頃の人脈や交流の輪といったら、学校の友達かバイト先の仲間くらいのもの。全く知らない世界の先輩と知り合う機会なんてありません。

私の住んでいるシェアハウスでも、一部上場企業の会社員やミュージシャン、映像作家、書道家、ベンチャー企業の社長ら幅広い職種の社会人がいます。私にとっては年下となるシェアメイトも多いですが、皆の話は興味深くエキサイティングです。ベンチャー企業の社長は、起業の最初は徹夜続きでとても大変だったと語り、「起業するなら35歳までにした方が良い」などのアドバイスをしてくれました。私は起業する気は全くありませんでしたが・・・。




短期間でも生活することができる

普通の賃貸だと契約期間は2年であることが多いですが、シェアハウスですと半年契約でOKな場合も。学生生活の最後の1年だけをシェアハウスで暮らすこともできるというのも魅力です。うちのシェハウスには大学生も住んでいますが、入居して一ヶ月もすると、「楽しくて仕方ない」と嬉しそうに話しています。先ほど指摘したように、いろんな人と交流できるのが良いのでしょう。例え、半年などの短い期間でもシェアハウスで暮らすことは、社会人生活にとって大きな財産となるはずです。




費用が安く済む

新社会人は何かとお金がかかるもの。スーツや鞄、革靴など、新生活に必要な物はたくさんあります。大学4年生は、就活や卒論などで忙しく、アルバイトをする時間もないと思うので、節約する必要があるでしょう。卒業旅行でも、結構な金額を使いますよね。そうでないと、最初の給料日までが大変です。また、最初のお給料で両親にプレゼントを贈るつもりならば、5月後半まで暮らせるお金は確保したいです。

他人と一緒に住むという経験は、結婚したときくらいしかないでしょう。自分と生活スタイルが異なる人と過ごすは、ストレスも多いですが、良い経験になるはずです。また、社会人になると仕事が忙しく、会社と自宅の往復だけになってしまいます。その前の学生生活の最後をシェアハウスで過ごすのもよいのではないでしょうか?




>>>上京してシェアハウス!一人暮らしするまでに実際にかかった費用とワンルーム・学生寮との初期コスト比較

この記事を書いた人

新聞社での社会部記者を経て、現在はコンテンツマーケティングを企画制作する 会社でライターのディレクションなどを行っている。また、関東の大規 模シェ アハウスに拠点を置き、フリーで請け負うライター業務に関しては専らリビング で執筆している。双子座、B型、三人兄弟の三番目。

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