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シェハウス内での婚活事情

シェアハウスの住人で多い年代は20~30代のお年頃の方々。さらに、基本的に住人が独身となりますので、自然と結婚の話などにもなりますよね。今回はシェアハウスと婚活について触れたいと思います。




婚活とは?

まずは婚活の定義から。婚活とは、結婚活動の略で結婚するために必要な行動のこと。就職活動(就活)に見立てて、社会学者の山田昌弘氏が考案した造語です(ウィキペディアより)。恋愛より一歩進んだ結婚を目標とした活動のことでしょうか。一般的には、婚活パーティへの参加や結婚相談所など、結婚を意識した人が多く集まる場所に積極的に出掛けることが挙げられます。



シェアハウス内の婚活

では、シェアハウス内での婚活とはどのようなものでしょうか? こちらの場合はそこまで積極的な感じがありません。日常で生活する仲間が、結婚したいアピールを出されていたら、家の中でリラックスできませんよね。婚活を詠ったシェアハウスではない限り、結婚相手をシェアメイトで探している人はいないと思います。

ただ、恋愛から始まったとしても、結婚に辿り着くまでは、通常の恋愛よりも早いかもしれません。それはシェアハウス内ではリラックスするので、“素の顔”が見られるからです。料理が上手だったり下手だったり、皆の分まで食器などを片付けたり、共有部のリビングのゴミを拾ったりなど・・・・。日常生活で取り繕って生活することは大変です。住居という隠しようのない場所での共同生活で、住人の良いところも悪いところも分かってしまうのです。

さらに、女子の中では、スッピンや顔パックをしながらリビングで過ごす人もいます。そういうことを知ったうえで、交際をスタートさせるからか、つき合う前とのギャップがあまりないのではないでしょうか? 自分の感覚での話ですが、シェアハウス内恋愛から結婚したカップルや、つき合ったことをきっかけに同棲するカップルもいましたので、比較的結婚に向けて進みやすいかもしれません。



外に向けた婚活としては?

こちらは大いに可能性はあるでしょう。それは力強いアドバイザーが周りにたくさんいることです。シェアメイトとは、男女の域を超えた、家族のような中までもあります。気になる女子のことやつき合っている彼女のことで悩んでいる場合、シェアメイトの女子が同性目線で的確なアドバイスをしてくれます。勇気をもらえることもしばしば。シェアハウスには男女関係なく相談できる仲間がいますので、シェアハウス外での婚活に関しても、うまく機能していると思います。ただ、人間誰でも色恋沙汰は好物ですので、ただただ話しを聞いて適当に返答する人もいます。そこは十分な見極めが必要ですが・・・



婚活目的でシェアハウスに住むのはアリではあるが

結論として、婚活としてシェアハウスに住むのはアリだと思います。ただ、シェアハウス内で結婚相手を見つけるというスタンスは難しいでしょう。合コンや婚活パーティーだって、一回でタイプの人を見つけることはまずありませんよね。合コンでしたら、「次に期待」とできますが、すぐに違うシェアハウスに引っ越すのは現実的ではありません。「誰かいい人いたらいいな」、「婚活のアドバイスに期待」くらいの心持ちがちょうど良いかと感じています。





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この記事を書いた人

新聞社での社会部記者を経て、現在はコンテンツマーケティングを企画制作する 会社でライターのディレクションなどを行っている。また、関東の大規 模シェ アハウスに拠点を置き、フリーで請け負うライター業務に関しては専らリビング で執筆している。双子座、B型、三人兄弟の三番目。

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