SHARELIFE MAGAZINE

シェアライフマガジン

シェアハウスの出会いと別れ


シェアハウスの暮らしはイベントがいっぱい!

私の暮らすシェアハウスでは、週末になるとみんなで飲みに行ったり、どこかへ遊びに行ったりと、いろいろなイベントが開催されます。
今日はテラスでバーベキュー!!



出会いと別れがあるのがシェアハウス

シェアハウスには年齢も職業もバラバラでいろいろな人たちが集まっていて、普段の生活では出会えないような人たちと知り合うことができます。 そんな暮らしの中、新しい出会いがあれば別れも訪れます。
今日のバーベキューは、結婚を機に2年弱暮らしたこのハウスを退去するだいちゃんの送別会。このシェアハウスでの暮らしについて聞いてみました。

yuka「このシェアハウスでの暮らしはどうだった?」
だい「たった2年という感じがしないなぁ。みんなと過ごした時間が長く、濃い2年だったのでもっと長くいた感じがするよ!」

このハウスでの2年間の思い出を聞くと、シェアハウスオープニングから初期メンバーとしての経験を語ってくれました。今このハウスにはルールbookがありますが、オープニング当時には特にルールが決められていなかったため、1度シェアメイトと大きな喧嘩をしたことがあるそうです。それ以降住人同士の話し合いで、皆が気持ち良く暮らせるよう、共有スペースの使い方や掃除当番などルールが決まったとの事。そのおかげで今は大きな問題もなくみんな仲良く快適に暮らせています。



シェアメイトの存在

毎日のように顔を合わせ生活を共にしていると、友達というより家族のような存在になるシェアメイト。 だからこそ今日も送別会という感じはなく、別れの時でもいつもと変わらず、ワイワイ楽しくバーベキューをしながら、それぞれだいちゃんへの思いを語ります。


「だいちゃんがいなくなったら、僕がこの家を守ります!」「え!りょうくん家にいること少ないけど大丈夫?!」
「だいちゃんの新居に押し掛けて寝起きドッキリとかしようよ!」
「だいちゃんとの思い出は携帯事件かな!無くした携帯を一緒に探しに行ってくれたよね!」


皆それぞれ彼との思い出があり、私にとってもだいちゃんは、このハウスに来たばかりで馴染めない頃に、気を使って話しかけてくれたりなど、とてもお世話になった人。
いつもいるのが当たり前だった仲間との別れはやはり寂しいものです。 そして今一緒に暮らしている住人たちともいつか必ず別れが訪れ、その分また新しく入居した人との出会いがある。その繰り返し。

一人出て行けばまた新しい人が入って来て、ここに新しい風が吹く。
「次はどんな人が入ってくるのかな?楽しみだね。」
そう言って彼はこのハウスを去り、新しい生活をスタートさせました。

今までの友人、知人とはまた違ったタイプの人に出会え、素敵な出会いがあるのがシェアハウスの魅力です。そしてシェアハウスに住んで感じたことは、皆ここで新たな人生を見つけ笑顔で新天地へと旅立って行くということ。いろいろな人に出会うことがいい刺激となり新たな人生を見つける。自分探しの旅に出かけるように、少し人生に迷った時にここに立ち寄って自分自身を見つめ直してみる、シェアハウスで暮らすメリットはそんなところにもあるのかもしれません。

この記事を書いた人

グラフィックやwebサイトのデザイン制作会社で働く会社員。昨年から都内のシェアハウスで暮らし始め、快適なシェアライフを満喫中。シェアハウス内で発足された写真部やゴルフ部などに加え、新たな部を作ろうと計画中。

最近書いたコラム