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シェアハウスに入居する時には、どれくらいの初期費用が必要になるの?

一人暮らしを始めるにあたり、普通の物件を選ぶと気になるのがやはり費用。
「お金がないけれど、一刻も早く独立したい!」
「就職したら一人暮らしをしなきゃいけないけど、貯金をまったくしていなかった。親にも頼れない…」
という人の味方になってくれるのが、シェアハウスです。 シェアハウスは通常の一人暮らし物件と比べると、安く入居できるイメージがあります。 ただ、その実態についてなかなか知られていないのも事実ではあります。

実のところ、シェアハウスに入居した場合、どのくらいお金がかかるのでしょうか?



全てのシェアハウスが「激安」家賃ではない

シェアハウスでの暮らしは、たしかに家賃や光熱費などを抑えて入居することができるので魅力的です。
ただし、気をつけておきたいのが、シェアハウスによっては一般の物件と変わらない家賃をとるところもあるということです。都内の一等地にあるシェアハウスや、高級感を売りにしているデザイナーズ物件のようなシェアハウスがそれに当たります。 「シェアハウスならば、どの物件も家賃は安いはず」というわけではありませんので、その点は注意しましょう。

しかし、シェアハウスをしっかり選べば、駅近で便利な立地のシェアハウスに、一人暮らしでは到底ありえないような安い家賃で入居することが可能なのです!



入居時にお金がかかりにくい

普通ならば、一人暮らしの物件に入居する時には「敷金・礼金」や「仲介手数料」などを支払わなければいけません。ですが、シェアハウスならばその費用が抑えられるのです。
まず、敷金や礼金を支払う必要はほぼありません。 その代わりに「デポジット」と呼ばれる保証金を支払うこともあるようですが、1ヵ月分の家賃と同額か、もしくはそれ以下の金額が多いよう。なかには、このデポジットが数万円で済んだという声もあります。
また、仲介手数料の代わりに事務手数料がかかることはありますが、比べればその安さは歴然です。

それに加え、初めて一人暮らしをする人にとって魅力的なのが、家電や家具を揃える必要がないこと。キッチンには生活家電が、リビングにはテレビが備え付けられているところがほとんどですし、個室にはベッドや机、ちょっとした収納タンスなどが設置されていることもあります。 もちろん、シェアメイト全員で共有する家電も多いですから、独占はできません。それでも、費用を抑えられるのならば安いもの!と思う人も多いのではないでしょうか。

ついでに、光熱費が安いのもシェアハウスに住むメリットのひとつです。
ただし、光熱費の支払い方や家賃設定は、シェアハウスによって異なります。 値段が固定されている物件もあれば、そうでない物件もあります。値段が毎月同じで、水道や電気が使い放題!という物件もあるそうです。とはいえ、水を流しっぱなし・電気をつけっぱなしという行動は注意される対象となりますので、注意しましょう。
消耗品についての支払いも同様です。毎月共通の金額を回収するスタイルのところが多いようですが、シェアハウスによって在り様はそれぞれ。自分に合った支払いスタイルを選びましょう。



より安いタイプを選びたいなら、ドミトリー形式の部屋を選ぼう

家賃をできるだけ安くしたい!と言う人は、思い切ってドミトリースタイルの部屋があるシェアハウスを選んでみましょう。
ドミトリーとは、いわゆる「相部屋」です。1つの部屋に2人、もしくはそれ以上で住むことになります。なかには、部屋の中にいくつもの二段ベッドを置き、そのベッドの上だけが個人のスペース…という、ちょっぴり窮屈な部屋もあります。しかしながら、人と一緒にいるのが苦にならない人、シェアハウスには寝に帰るだけなので気にしないという人には、非常に安上がりな部屋になるでしょう。

シェアハウスに入居する時にかかる費用について、まとめてみましょう。
・デポジット(保証金) 数万円
・事務手数料 1万~数万円 (※かからないところもあります)
・初月の日割り家賃、光熱費

シェアハウスによってその費用は異なりますが、こういった初期費用がかかるところが多いようです。シェアハウスを一度は体験してみたいという人は、参考にしてみてください。


参考記事:シェアハウスの初期費用は安いのか?費用項目をピックアップし実際の金額を算出してみました。
この記事を書いた人

東京一人暮らしアドバイザー。 学生時代は下北沢や吉祥寺で過ごし、現在は高円寺在住。 趣味は一人暮らしでもカンタンに作れる、料理・お菓子・パン作り、カフェ巡り、便利でカワイイ雑貨集め。 経験に基づいた一人暮らしの物件探し、防犯情報、お得な節約法・料理術などを提案していきます。最近、シェアハウスへの取材も多く実施しています。 Tokyo Solo Living Advisor. Lately, I have been conducting many interviews about share houses and Japanese language schools.

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